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お世話になっております先生のゼミ生20人近くに対して、戦略論としての思考性とその留意点、的な形で話をしました(詳しい内容は避けます)。
タイトル的には「考える、について考える」と言う形。恐らく、社会人でも殆ど出てきていないような話ですが、学生時代からやろうと思えば出来るような話を中心に講義をしてきました。正直言って、『言うは易し行うは難し』、の典型パターンなのかなぁ、と。だからこそ、教え続けないと出来ないままになると思われます。。大体、おおよそ世の中の大学ではこう言うこと、教えないものですからね。残念ながら、大学の先生の中には大学はアカデミズムの場であり、プラクティカルな、社会の中でのスキルや必要とされる思考性については教えない、なんて言う人、たまに居ますが、恐らく後者は教えるように、と言われてもずっと大学に居る人には多分ムリなのだと推察されます。普通の社会人ですら、仕事しながらそう言うことを考えていってもそれでも出来ない訳ですから、社会人として働いたことがない、つまりアカデミックワールドのみで生きてきた人には、(大変申し訳無いが)教えられる訳がないと思われます。
社会に行っても、余程センスのある人でないとそう言う思考性についての研修やろうとは思わないと思うので、故に社会人になっても知らないままの人多いと思う。コンサルファームに居た時を除いては、そう言う思考性に基づいて考えながら仕事している人、見たことないのですよ。。。個人的には、ある意味徹底的にコンサルファームで叩き込まれたからこそ癖が付けられたようなものだし。
ある意味良い意味で学生はウブなので、吸収してくれたのではないかなぁ、と思っています。
変に理屈を掲げて、出来もしない話を大言壮語に話してしまうような、ゼロベースでの思考性を持ち得ない人に将来なってしまうのであれば、学生時分からそう言った思考性を身につけることがとても有意義だと思われる。偏差値が70でも60でも50でも、学生のレベルは殆ど変わらない。残念なことに大学時代に如何に社会人になってからマストとなる、若しくはクリティカルなスキルを身に着けているか、によってその後の人生結構変わると思われる。だから偏差値が高かろうと低かろうと20歳前後でやり始めたらそんな18歳時点で決められた数値など払い除けられると言うものです。
但し、あまり難しくしてしまうと寝られてしまうんだなぁ。。。
大体目を見ていると、何言ってんだ、こいつ、ってなる時は目が死んだ魚のようになって、そのうち寝るんですね。。。で、3割を超えたことはないけれども、10%前後、150人もいたりすると10人以上は眠くなる人がいるのが普通だからね。目をキラキラさせながら、講義の中で掴みとってやろう、なんて思っている学生、今までは殆どいなかったんだけど、今日は最後の最後になって、論理的な考え方を身に付けていかなければ!と、心が変わっていってるな、と顔を見てその変化が分かりました。大体そう言うことこちらから見ていると分かりますんでね。
いやぁ、そう言う時ってこちらも楽しいのよね。
今まで何年にもわたって講義をしてきましたけど、最も楽しい時間の一つになりましたよ。ちゃんとフィードバックをしてあげたいので、コメントシートを集めてから読まなければなりませんね。
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