MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



2015年11月のParisでのテロのあと、実行犯アブデスラムがBrusselsに戻ったとして先日逮捕されました。

テロ当時の報道では、Brussels市内にはモレンベークと言うイスラム過激派の巣窟があり、そこの出身者も含めて危険性が高いと言う話でした。Home grown terroristと言う単語を初めて聞きましたが、実際、元は中東出身者ではあるもののベルギーやFranceで生まれ育った人が自爆テロの実行犯になったのだとか。。おいらたちは、Londonでの2005年7月のテロの時、Londonに住んでいて実際にテロが起きた街と言うものの空虚さやその後の状況などを知っており、今、まさにBrusselsでの状況はかなり分かるつもり。その時はイスラム系と言うよりもインド・パキスタン系だったのではないかと言われていましたが、移民をしてきた人を含めていずれにしても国籍はUKの人たちだったかと思っています。自分の街が四方やテロに遭うなんてこと思ってもみなかった訳ですが、実際起きましたからね。それもつい当たり前のように隣に住んでいた人が実は、、、と言う構図で。

今回は、アブデスラム容疑者の逮捕への報復と言うことも言われているようで、つまり逆ギレの理屈が当たり前のように再びテロと言う形で無差別に関係ない人を爆弾で殺したことなります。

頭の悪さを論じても多分仕方ないのだと思う。妄信的に信じきっている事項に対して、自分たちに不都合なことが起きるとそれに逆上して輪をかけたようにエキサイトした行動をする。。。全く持ってそう言うヤカラのやる行動については理解できない。卑怯なことを平気でする心理など理解したくもないけど、こんなこといつまで続けるつもりなんだろう・・・。嫌ならEuropaに住まなきゃ良いと短絡的に思ってしまってはいけないのかも知れないが、移民受け入れなどの政策にも影響する。また思想信条の自由と言っても、弾圧を含めてRestrictionを掛けねばならないことが起きたりする。。。censorshipを当たり前のように受ける生活など絶対に嫌だと個人的には思っている。いわゆるビッグブラザー的なことを日常でやられるととても不愉快だし、末端の警察官などは何も考えなしに人権抑制をすることは歴史が物語っている。。。本来の目的が、方法論化して、検閲とかが検挙とかが排除対象以外にも広げられるのでね。

さりとて、ピンポイントでテロリストだけを排除するような仕組みなどは現実的に無理であろう。。。

今回テロが起きたBrussels国際空港とマルベーク駅、この両方共行ったことがある。前者は3回くらいFlightで飛んだかな。1995年の春に家族旅行でItaliaに行った時に、当時まだ飛んでいたサベナベルギー航空で降り立ったのがBrusselsだった。あと、Londonに住んでいた時に、G14と言うEuropaサッカーのトップクラブが集まっていたシンジケート的なところを訪問する時に訪問する時にAmsterdam経由で降り立ったしね。個人的にはこれだけ飛行機で飛び回ている中で恐れていては出張もできないのだけども、それでもやはりこう言うテロが起きてしまうのは本当に悲しいことだな。。。

実際、Facebookを見ているとMilanoのMBAの時代の友人夫婦がBrussels市内に住んでいるようで、家族で怖い思いをしている様子。正直、東京にいる我々では何もしてあげられないのだけども、友達家族を含めてBrusselsに住む方々の生活が少しでも早く 元に戻ればと思っている。

犠牲者の方々には謹んで弔慰を表します。 



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