大学1年の時、つまり1994年の夏、イギリスのYorkに語学留学に行った。
人生初の海外。そこでICUの同級生と二ヶ月過ごした。それ以後、同じキャンパスで、だだっ広いキャンパスではあるが、学内で会ったら勿論挨拶したり、少し話したり。それも1998年の3月に卒業してからそう言う機会は無くなった。
それから17年以上経ち、訃報をFacebook経由で知る。
良くも悪くもSNSと言うのは情報が入ってくる。出来れば誰かが亡くなった情報は知りたくない。しかし、あの時Yorkで同じ時を過ごした同級生は天に召された。これは絶対的な事実。その最後のお別れの会がICUのキャンパスであり、三鷹迄行ってきた。今まで、卒業してから何度もICUのキャンパスに足を運んだが、同級生のお別れの為に来たのは初めてだ。80歳越えて、とかであればまた悲しみの質が違うのかも知れない。少なくとも、故人の親は式に参列しないだろう。子や孫はその悲しみを乗り越えなければならないが、親御さんは悲しみの種別として味わいたくないものであろう。
心中如何ばかりか。。。
卒業以来会ったことのない同級生が彼女の為に最後のお別れに来た。そこでの集いは集まりたいものではないが、彼女が引き合わせてくれたのだろう。まるでプチ同窓会であった。決して楽しくないのだけどね。。。
彼女の両親が作成したスライドショーには笑顔ばかりの彼女がいた。僕らのイメージもその通りだった。その笑顔、にはもう会えないのですね、と同級生が弔辞を読み上げていた。悲しみ以外の感情はないことでしょう。亡くなった彼女のお子さんの写真等、見ていて自然と涙が出てきた。
僕は所用があり、途中でお別れの会を抜けてきましたが、MTGの後1人個人的に献盃をば。

御冥福をお祈り致します。
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