MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



最近は積ん読は良くないと思い、買ったらすぐ本を読むようにしている。

ところがホントにこの本はリビングのテーブルの上に暫く放置していて、その間にうちの奥さんが読んでいた。結論、前半部分くらいで良いのでは?と。ほぉ、おいらが読んでいない間に読みきったか、と。しかもなんて斬新な感想。しかしうちの奥さんはおいらよりも遥かに読書の虫。そして大概こう言う話は的確でいつも大いに参考にする。ま、書評だけではなく奥さんを頼っていますけどねw。

で、読んでみて、これはMBAホルダーやその他何らか海外で大学院を卒業した人、そしてコンサルファームにいるような人にとっては確かにうちの奥さんの言うとおり。

後段部分(ざっくり言うと残り3分の2かな?)に付いては正直読み飛ばしました。方法論ではなく、有り様をお書きになっているが、正直諄い感じはしました。ただ、前段部分に付いては極めて共感出来るところが実態としてあり、そうだよなぁ、こういう仕事の仕方Deloitteの時も言われていたなぁ、と思った次第。敢えて何か、とは書きませんが、上司と仕事の進め方、受動性と言うかオリジナリティーのあるロジック構築の辺りのくだりはご尤も、と思ったな、一番。

多分学生が読んでも分からんと思う。社会人でも3-4年目くらいじゃ分からんのじゃないかなぁ。思いっきり主観的なことを言うと、偏差値が高く、大学卒業するまでひたすら教師が教えることについて愚直に勉強された日本人には理解出来るか…。たとえ5年目以降でも、こんなシーン、日本の、もっと言えばコテコテの日本企業の中でやれと言われてももっと具体的に方法論を、、、となると思う。実際、殆どの日本人には無理だろうな。否が応でもPoliticalに動かなければならない日本人にとって、この本はある意味、反駁する以外のリアクションは出来ないかも知れない。いや、Feasibleなものとして見られないと言うのが正しいかな。流石に社会人10年も仕事をしていれば、言っている、やれと言われている意味は分かるけど、指示に従い履行することが努めと言われてきた人にはBehaviorを変えることは今までの社会人人生を恰も否定しかねないと言う危惧を潜在心理的に浮かべることと思われる。

それでも尚、読むべき本だとは思うけど。


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コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



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コメント
 
 
 
Unknown (かりやん)
2013-03-02 12:44:20
貴重な情報ありがとうございます。
さっそく買いに行きます。
 
 
 
感想が同じでしたね・・・。 (KEN)
2013-03-03 22:17:21
先程はMTGありがとうございました。

感想が同じでしたねw。
 
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