MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



先日、AmericaのAmazonに発注したAC Milanのスマホケースが自宅に届いていた。

何より。8日から11日の間に届くでしょう、という物凄く曖昧な表現でトラッキングサイトでステータスが表示されていたので、全くいつ届くのか分からなかったと言うね。そもそも、ちゃんと届くのかすら、怪しかったと言う不安感を、一瞬のうちに払拭してくれましたな。


届いてみて分かりましたが、どうもオフィシャルグッズのようである。でも、Italiaの本家のAC Milanのサイトにはこのプロダクトは販売されていない…。いわゆるライセンス契約を結んで、販売許可を出しているのだとは思うが、自社のECサイトで扱わない理由がよく分からない。自クラブのMDのセクションが商品開発から販売管理、棚卸しなどの在庫管理、廃棄、入れ替え、など全ての業務と執り行えるなんて幻想で、少なくとも商品開発自体は、いわゆる持ち込み企画を採用して、あとは売上の按分両立を決めればそれで良い話である。どうしても、Milanが自社倉庫(委託先と言う意味で)から、SKU管理をして、そこからの発注する分しか自社のECサイトで売れないと言うのであれば、機会損失は甚だしい。


実際、おいらはAmericaのどことも分からぬサイトで購入し、このトランザクションのうち一部が仮にMilanに流れたしても、直接販売する方が確実に利益は上がる筈である。


MDの機能を外部に委託する、もしくはライセンス契約販売の方が儲かる、と言う経済条件が結ばれているのであれば良いのであるが、そうでないのなら勿体無いことこの上ない。特に前者の場合、利幅が薄いままだとか、商品開発のApprovalをクラブがしないとか、そんななにもしていないような状況が続いているとしたら、そのサッカークラブ、スポーツクラブは売上も利益も上げたくないと言っているだけの単なるおバカに近い。Milanはそうでないことを祈るけどね。Italiaは、コピー商品を取り締まる法律が少なくともおいらがMilanoに住んでいた頃にはなかったので、MDに関しての熱意が低いのはある程度仕方ないとは思うが…。


日本のJリーグのクラブのMD担当者の中で、何らかのグッズ制作やアパレル会社で商品開発などを経験して転職してきている人など、ごく僅か。この分野に関しては、ホームゲームが年に20回ちょっとしかなく、販売機会の限られているチケットで頑張るよりも、ECサイトは黙って24時間365日可動して受注してくれることを考えるともっと傾注すべき分野だと常々思っている。その点、非常に脆弱なのが実情ですわな。我がMilanも、商品ラインナップに関しては、やっぱりItaliaっぽくて、正直、物が少なくてとても残念である。AmericaのAmazonでのみ販売している理由は探りようもないのだが、何にせよ届いて安心しましわ。



ところで、この商品の話に戻るが、装着感はよし。
ただ、ちょっと印刷のせいか、それとも素材のせいかは分からぬが、石油臭いな…。
滑りにくい仕様になっているようで、表面が少しザラツイているが、まぁ、気にならない程度かな。



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