MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



実家にいるときは余り気にしなかったけど、食材調達の方法・頻度が随分以前と変わってきた。

最早、ネットショッピングはセキュリティが怖い、なんて言うウブな話、現代社会では何を今更と言われるのがオチであろう。インターネットってなんですか?と言う人は未だに日本国内にも相当程度いることは知っている。いわゆるデジタルデバイドがいることを前提としないサービス設定をすること自体、流通形態の過度な簡素化にしかならず、結果的に販路を狭めることで、固定費削減やその他の経費削減の効果よりも売上減少のインパクトの方が大きいと思う。

が、確実に我が家でもネットスーパーの利用率が高くなってきている。

食材の調達はやはり自宅近隣のスーパーへ行くものと思っている人が大多数だとは思うけど、現実には選択肢としてネットスーパーやら、昔から郵便局にある産地直送のサービス等は意外と浸透してきているのではないかと思う。全くの新規のサービスではないが、古くて新しいと言うのが雑感なのだが。加えて、ここ最近のスーパーではカニバっているチャネルを自社内のチャネルの中に存在している事の補充案として、店舗での宅配手続きとかもしている。我が家は車でしかスーパーに買い物に行かないので、そのようなサービスを利用する事は皆無だけども、近くとは言えお年寄りにとってはネットも使えない人が多いだろうから、全方位のサービス拡充として必要なんだろうね。


実際うちでも黒ウーロン茶はネットの方が安いし、重たいものを駐車した車から運ばなくて良いだけでも楽になったしね。


あとは、我が家はやっぱり西日本系の産地直送の方が安全と言う事でお米を取り寄せたりしているし、宅配も(基本書かれていることを信じるとして)九州やらが産地のものだったり、北東北や北海道産のものを調達したりね。誰になんと言われようと、僕は個人的に福島産のお米を積極的に買おうとは思いません。大塚さんが電通の煽りに自ら頑張ってコミットした結果、急性白血病とかになったのを見ると、当然忌避するでしょう。千葉、栃木の農産物とかも買いませんよ。その地域の農家の方には個人的な恨みは何も一切ありませんが、東京で暮らさざるを得ない現状において自分を守るために必要なことは絶対にやり切る。ましてや嘘に塗り固められた情報だって分かっているのであれば尚の事。福島の第一原発の4号機の爆発とかは最近あったらしいのだけど?そう言う情報が全くメディアに出てこないと言うこと自体、日本のマスメディアはホントにマスゴミにしかなっていないんだなぁ、と本気で思うしさ。


リスクアバースな態度をまさかの日常食材の調達に迄援用するとは去年までは思いも寄らなかったけどね。


以前だと鳥インフルの影響とかでタイ産の冷凍チキンとかですら回避していたのだけど、実際にタイに旅行に行ってあれだけ食べていたのに、タイ産と言うことで冷凍から揚げを食べないと言うのはナンセンスじゃない?と言うことで最近はスーパーでも買うようになったけど、産地を意識しながら食材調達をする、と言うことそのものを見つめ直したのはやっぱり地震による原発爆発と放射性物質の撒き散らしと言うことがきっかけだよなぁ。

確実に地震の前からネットスーパーはあったのだけど、地震を機に調達方法迄変えてしまったと言う意味で結構大きな事件だったんだなぁ、と思う次第。単に重いものをネットスーパーで、とか安いからネットスーパーで、と言うだけではない論理が働いてしまっているのよねぇ、今…。

移住すっか?

なんてね。。



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