
CLセミファイナル1stレグのPSVアイントホーフェン戦に我がMilanは先勝した。
今回はLondonにいたために、彼女の家の近くのPubにて観戦。周りには何故かPSVファンがチラホラ…おいらは先週彼女に買ってあげた新しいマフラーを首に巻き、Milanistaであることを廻りに主張。。(笑)
スタメンは、下記の通りだった。
GK ジーダ
DF カフー
スタム
マルディーニ
カラーゼ
MF ガットゥーゾ
ピルロ
カカ
セードルフ
FW シェフチェンコ
クレスポ
ほぼベストメンバーと言えるでしょう。ネスタがいないくらいですからね。一時期、スタムの怪我が伝えられ、コスタクルタと言う話もありましたが、それは回避。いくらなんでもちょっと今のコスタクルタにCLはしんどいですから。。
前半は、もうMilanの攻めまくりだった。San Siroで負けてなるものかと言う気合が入っていたと思う。シェフチェンコなど、明らかにSerie AのCampionatoの影響で疲れが出ていて、当たられた時の踏ん張りが全然利いてない。これ程コロコロ転がるシェヴァは初めて観た。ある意味前節のCampionatoでピッポと交代したのは当たりだ。試合が決した後は、エースなのですからお疲れ休みもありでしょう。ヤンキースの松井だって途中で代打を送られるくらいですから…(苦笑)今日のカカは34分にドリブルの後、中に切り込んで良いシュートを打ったり、シェヴァとの連携でDFの裏に抜け出したり、その後良いセンタリングを上げるなど良い動きをしていた。PSVのGKゴメスが当たっていたのはMilanにとってアンラッキーだった。そうでなければ前半だけで3点は入っていたと思う。
ゴールシーンは最早Milanの真骨頂だった。
一度シェヴァが中央付近でパスをもらい、それをカカに折り返しのパス。その後、緩々とDFとの距離をはかりながらフリーランをしたと思ったら一気に加速。この加速にはアレックスだったか、ボウマだったかは全く付いていけず、キーパーを冷静に見ていたシェヴァはゴール左隅に転がした。見事な得点だった。
PUBでは、おいらだけが椅子に立って雄叫びを上げていた。
ちょっと不安だったのはカフーですな。ファルファンやパクチソンにサクっと抜かれるシーンがここかしこにあった。第2戦のアウェーではネスタが戻ってきて、スタムが右サイドをやることになるように思う。ただ、スタムは典型的なストッパーなので、右サイド的な働きがまだできていないのが心配。。どちらも完全ではないところが惜しい。。
後半は打って変わってPSVペースだった。前半からパクチソンはよい飛び出しをしていたが、明らかに決定力不足だった。これは後半もそうで、ゴールに迫るものの、シュートが力なかったかキーパー正面だった。その他、ファンボモーのシュートが何本もあったが、ジーダの正面ばかり。後半のMilanはカカのドリブルミスや、カラーゼの不用意なディフェンス、またピルロのミスパスなどで中々主導権が握れなかったが、70分から75分くらいになってやっと落ち着いてボールが廻せるようになった。それまでにも59分頃にシェヴァの抜け出しからループシュートなどがあったが、これはGKゴメスのファインセーブにより得点には結び付かなかった。
最後の最後で守りに守ったMilanに追加点。右サイドからカカが攻め込み放ったシュートをクレスポと途中交代したトマソンがジャンピングハーフボレーでゴールマウスに突き刺した。このシュート、今シーズンのベストゴールの一つに数えられると思う。
次戦、アウェーとなるが、2対0のアドバンテージを持ちつつ、特に後半の反省点を活かして気を引き締めてイスタンブールへのチケットを手に入れてもらいたい。
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僕もブログに書きましたが、本当にPSVの出来は良かったと思います。ハッキリ言ってシェバの先制点がないまま後半入ってたらどうなってたかわかりません。
でも、ミランの強さは、それでもキッチリ勝つところだと思うんですよね。
PSVは賞賛に値したけれど、個人的に勝つのはミランだと思ってます。
イタリアのチームに勝って欲しいし(やっぱりエセインテリスタなんでしょうか・・)!