MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



UPSの様な輸送会社は世界中に自社、他社の航空ネットワークを持ち、かなり早く輸送をする事が今回ミランのグッズを買って分かった。

我がMilanが何処の輸送会社を使用していてもこちらは一向に構わないのだが、トラッキング出来る仕組みありなのは最低限の要件であろう。

 

最早、オンラインショップの必須要件である。

 

物凄く前の話だが、大学4年の夏、1人で5週間ヨーロッパを廻った時、好きな美術作品を観てまわっているうちにどんどん美術書が溜まっていった。貧乏旅行の最中に、結果的に40cm×30cm×30cmくらいのダンボールにいっぱいになった美術書を抱えて旅をするのはほぼ無理で、恐らく10kg以上は本があったのではないかと。Franceにおいてのみで、Louvreだけで数冊、マルモッタンやダリ、オルセー等でも数冊ずつ買い、気付けば20冊近くあった。それもかなりしっかりとした装丁でハードカバーの美術書がたんまりと。。

 

それを日本に船便で送った。

 

何故なら航空便で送るのと雲泥の差があったから。当時、恐らくまだフランが通貨だったから幾らか正確には覚えてないが、船便だと確か数十フランだった気がする。40、50フランくらいだったかな?それが航空便だと100フランを軽く越えていたような。1フランが確か200円くらいだったような。。。?いずれにせよ、1晩1,500円くらいの安宿に泊まり続けて居た時に、美術書だけにはお金を惜しまないと思って買いまくり。然りとて持ち帰れず配送した。送り代はそれでも9,000円近く払ったなんとなくの記憶。でも航空便だと20,000円以上掛かると言われた記憶もあり。。、

 

その夏に出した船便がクリスマス前に突然届いたのである。

 

どの辺を通っているかなど、確かめようもない時代。大学4年の冬のその時期は卒論のみで、年末迄には書き上げるつもりで実際書き上げたのだが、突然届いてびっくりした。そりゃあ20年近く前の話で、インターネットはあるものの、企業サイトがチョロンとある程度の時代だったからね。トラッキングなぞ、出来る筈もない。そもそもオンラインショップとかすら無かったのだから。自分の情報がWEB上で見られるなんて言うのは思いも寄らなかった時代。。今はマイページが至る所にあり、寧ろ無いとなると何故こんなに情弱なサイトなのか?と思ってしまう。

 

そんな時代に比べると物凄く変わったよなぁ。。。

 

楽しみが突然と届く様なサプライズ感はないが、その分安心していられる。今夜のうちに届く筈。とても楽しみです。ある意味徐々に近付いてきているのを確かめる事が出来、それが楽しい。



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