MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



22年前はまだ社会人ではなく浪人していた。

逸る気持ちを抑えきれず、浪人していたけれどもやっぱりテレビは観た。ワクワクしたのは、やっぱりJリーグが始まる!と言うメディアの取り上げ方があったと思う。カウントダウンがあり、ヴェルディとマリノスの試合には全ての国民が注視していた。実際そうだった。マイヤーがゴールを決めた瞬間、あ、これが第一号ゴールなんだな、と思ったのを鮮烈に覚えている。

あの時は10クラブしかなかった。

残念ながらOriginal 10の一つは無くなってしまったけれどもそれでも今51クラブある。数で言えば47都道府県の数よりも多い。地域密着と言う理念の基に全都道府県ではないものの、多くの地域に存するようになった。22年前より5倍以上になったクラブ数に耐えうるコンテンツなのかどうか、また、League Governanceについてはどうなのか、等については言及を避けるがEnglandのPremier Leagueのような動きもひょっとしたら今後あるかも知れない時期なのかな、なんてことも思ったり…。

何にせよ変わったのは、開幕から3シーズン目くらいまではチケットがホントにプラチナ化されていたと言うことで、今は残念ながらそうではないと言う事実である。ちょうど大学生の頃、J leagueのチケットを持っているなんて言うとホントに羨望の眼差しで見られた。スタジアムで観戦すると言うこと、観戦できると言うことが本当に羨ましがられた時代だった。今では余りにも当たり前で語られてしまうようになったのはある意味メジャースポーツの過渡期のReputationなのかも知れないが、それでもいつでもスタジアムに行くことが「いいなぁ」と言われるようになって欲しいと思う。


今後、全てのスタジアムが全試合満員になることはないかも知れない。それでもメディアもJリーグの開幕を来期以降は連日取り上げ、前売り券を購買し、シーズンチケットを売り出しと同時に殺到するくらいの状況になるよう、心の底から望んでいる。

さぁ、明日からまたワクワクしよう。
明日各地でサッカーの試合があるんだから。



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