都内には、富士見通りやら富士見ヶ丘やら、と多くの富士と付く地名が多い。
空気の澄んでいた昭和初期などはちょっと高台に行けば富士山が見えたのではないかと推察される。高いピルもなく、遮るものが明らかに少なかったはずである。ただ、やたらと富士付いた地名がある訳でもないところからすれば、意外と希少だったのかも知れぬ。所謂、多摩丘陵と呼ばれる台地の上で、そのへりに当たる場所には多いのやも知れぬ。それ以上東よりになると、流石に見えにくくなるような気がする。
先日、テレビを見ていたら、300km離れた福島で富士山をテレビカメラが捉えた、と言うことが報じられていた。
地球は丸く、故に理屈上は200kmちょっとくらいまでしか見えないのだそうだが、それは地上の話。高いところに登れば当然距離が離れても見える場所は遠くても広がる。それが福島と言うのだから驚きである。300kmって、東京から名古屋くらい。高さがあるとは言え、そこから富士山が見えるんですなぁ。
そんなことを思っていた時から一日も経たず、富士山の見える場所でMTGをしていた。なんとなく、みんなのモノなのに、富士山が見えると自分が大きくなったような変な感覚が個人的には出てきてしまう。。身長が伸びた訳でもなし…。ただ、嬉しいのは間違いない。これは関東の人特有かなぁ。普段、見えそうで見えないものが見えると言う意味でね。関西だと絶対見えないからね。MTGの場所から見えるってなんか得した寄付だなw。