MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



元はと言えば、2010年前後にICUサッカー部の後輩の就職活動の面倒を見たのがきっかけでインターンを始めた後輩と先輩から紹介されて受けたインターンをしていた2人と久々に会食。

前者の彼は、ICUサッカー部の納会で別の後輩と話をしていたら、妙に食いつき良く話をしてきたのがきっかけ。残念ながら最初に話をしていた男は全く覚えていないのであるが、途中から話に参加してきたその彼は今もってこうやって付き合いがあるということだ。縁は異なもの味なもの、と言うのを地で行っている。この写真に写っているのがその彼である。思えば、その時即座においらの話を理解し、最初に話をしてきたその彼を途中から諌めると言うか、「お前の理解、違うぞ。こう言う意味で仰っているじゃないか?」、と言うように会話に参加してきた。またその解釈がこちらの意図通りだったので若干ビックリしたのを記憶している。それくらいはっきりと意見の言える男だった。途中からコンサルファームに行きたいんです、これが僕のゴールです、と皆と二次会にも行かず、吉祥寺の伊勢丹の隣のスタバで三人で話した。駅に行く道すがらも色々と時間が足りないと言うような感じで話をしてきたので、吉祥寺の駅前で名刺をあげた。二人共ね。そしたらその彼からすぐに連絡があって個別に会いたい、と言うことで確か三茶まで読んでお茶しながら相談に乗っていた。それからはもうひたすら赤ペン先生状態で、ずっと彼のエントリーシートを見た。


これがまぁ酷い日本語で…w。


今だから言えるが、こいつは実は日本人ではないのではないか?と思うくらい日本語が酷かった。その時迄70人近く新卒学生の面倒を見てきたが、多分ワースト3に入るくらい日本語が下手だったw。実は卒論も構成から内容迄見てあげたのだが、僕が指導教官なら落とすようなレベルだったからね。それがリライトを重ねたことでゼミ賞をもらって卒業したというから困ったものだった…笑。その彼、就活に関しては途中逃げ出すような感じで一時期離れたが、去る者追わずのおいらは暫く放置していた。が、そこはやはり体育会系のガッツなのか、やっぱりまた話したいということで戻ってきた。程無くして、いくつも内定を勝ち取ったが、相当本人は努力したんだと思う。最終的に絞った会社の二つに両方共在籍している先輩や元そこにいた人を紹介して、自分が将来的に本当にどこの会社に行きたいのか、最終決断を出来るよう、色々とバックアップしたけども、傍から観ていて相当自助努力したと思う。やるとなったらやり切るところはやはり体育会系の性なんだろうね。


勿論、ロジカルに。


世の中の体育会系は、世間的には頭も筋肉なのでは?と揶揄されることも多々あるが、逆にトップを取るような奴は体育会系であったりすることが多い。事程左様に、「頑張りのスイッチ」が入ると根性+体力と言うところで最後までやり切るところはやはり体育会系の良いところだと思う。変な話、純粋さ度合いで言ったら体育会系はピカイチな奴が多く、ロジックなんて言う後付で誰だって素直に繰り返して勉強しようとすると今まで勉強したことがない日本的な典型的に野球やサッカー、バスケばっかりしていた奴らの方が実はバイアスが掛かっておらず賢くなる確率は高いのではないかと思うくらいだ。


実際面倒見て頑張った彼もこちらはスパイスを振り掛けただけ。


あとは彼の素直さが効いたと思う。結構この体育会系の素直さと言うのは重要な要素なのではないかな。その彼が内定もらったあとに、就職してからはおいらと仕事をすると言うような機会はないだろうから、是非おいらの会社でインターンをさせてください、と言うことだった。最初は戸惑ったが、今の二倍くらい忙しい時期だったから、育てる手間を考えてもインターンはこちらにとっても好都合だった。尤も、議事録とかのレベルは中学生レベルで日本語書けなさ度合いは想定以下だったのだが、これまた卒業する頃にはそこいらのコンサルファームの2年目くらいまでのレベルになるほどのバッファーが出てきたからね。やっぱり叩けば磨かれると言うこと。物理的にはぶっ叩いたりしはしないけどw。一度自分の出来なさ度合いで「僕は来年以降もさめざめと泣いたりするんですかね・・・」と泣きが入ったが、そう言う時には全く優しくないおいらは、「泣き終わったか?」とあっさり蹴散らした覚えがあるw。


それでもこの男は頑張ります、と言うことで付いてきたからね。


いやぁ、ガッツのある男でしたね。それが今とあるコンサルファームで二年目を迎え、二年目の途中にプロモートして部下が2人いると言うのだから驚きだ。社会人になってから困らないようにインターンの期間中は目標を立たせ、こちらとしても出来るだけ仕事をし始めてから、何かしら初めてのことがないよう鍛えたつもりだけども、いきなり部下を二年目で持つ程になっていたとはねぇ。感慨深い。



一方で、もう一人の男は今社会人一年目が終わろうとしている。この彼は「スポーツ業界に就職したいと言う将来的な夢があるらしいんだけど、おいらの会社でインターンとして雇ってくれない?」と言う申し出が大学のサークルの先輩からあり会うことに。その先輩には最初の転職の際にもお世話になったし、MilanoのMBAから帰ってきた後に仕事どうしようかな、と思っていた時にも斡旋をしてくれた人であり、断る理由は何もなかった。何気に飲みに連れて行ってもらっているが、実は世の中的には相当有名人だったりするのだが、そう言うことを尾首にも出さない人だし、何より人を見る目に関しては信用出来る人だからね。その先輩とその彼と、東京タワーの真下にあるイタリアンでランチをしたのが最初だった。聞けば慶應のM1で、学部は関西の大学卒業をしている男だった。これが前者とは異なり、議事録書かせるとどこぞの社会人かと思うくらい立派に書いてきて殆ど添削なしの状態だった。因みに前者の彼が泣きを入れて、議事録をおいらに見せる前に2人の間で相互にと言うか過不足がないか確認してもらっていたのをおいらは知っているw。色々な案件に連れて行ったが、非常に優秀で、就活も自分がやりたいことに繋がるだろうと言うことで、とある有名代理店に就職があっさり決まった。PPTを作らせてみても、粗方そのまま使えるレベルまで自助努力した結果が見られたしね。自分なりのポリシー持って資料を作ってくると言うのは中々社会人でも出来ないことだからね。


二人共ガッツがあって、しっかり結果を残して卒業をしていった。


こうやって三人でご飯を食べるのは実に2年ぶり。前者の彼が卒業をして以来となる。最後にどこで夕飯を食べたのか覚えていないが、嬉しい限りである。願わくば、前者の彼はこの2年で8kg、後者の彼はこの1年で8kg肥えたそうな…。君たち、いくらなんでも太りすぎだぞ、急激に。。。美味しいもの食べているんだろうけど、いくらなんでも太りすぎだ。お互い顔を見て、開口一番、「成長したねぇ、、、」なんて言うのは止めてくれw。


昨日の店の締めで、やっぱり炭水化物を食べたが、結構ホルモン、食べまくった後だったんだよなぁ…。ここのお店の牛テールスープは単独で出てきても抜群に美味いスープだし、おじやもこのスープがベースの筈だ。そこに温麺として入れて食べたがやっぱり美味かったな。こう言う積み重ねをして肥太っていくんだよなぁ…w。




ま、体重のことは兎も角、また三人で飯に行こう。いつでも良い。フラッと飲みに連れて行ってくれと言われればいつでも連れて行く。君等2人はおいらには特別な男だ。成長した姿を見せてくれるだけで本当に嬉しいものだ。

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コメント
 
 
 
ありがとうございました! (もう一人の男)
2013-03-12 14:57:13
昨日はありがとうございました!
記事内後者にてご紹介いただいた男です!w

こんな風に考えていただいたことを知れて嬉しい限りです!保存しておきます!

少しでも恩返し出来るような社会人になれるように、これからも精進します。

丸々と成長することも怠らぬように、また美味しいお店教えてくださいねw

今後ともよろしくお願いいたします!!


 
 
 
おぉ、また行こう (KEN)
2013-04-17 13:04:45
まずは仕事頑張りな。

飲みになど何時でも行ける。
 
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