MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



ビッグアーチでいくつか見たセールス・マーケティング事例。

1.予約制弁当販売

中身は見ていないので分からないが、事前予約をするようだ。調べてみるとどうやら業者が販売しているだけのようだが、これをターゲットセグメントを綿密に分けて販売してけば、意外と収益率はそこそこ以上で満足度が上がる気がする。当然サッカークラブは弁当屋ではないから自ら作ることはないが、販売主体を勇気を持ってクラブが名乗り出るか、委託販売させるか、に付いては検討の余地ありかな。実際、食中毒やらなんやらで現地で作る飲食と違って、持ち込んできた弁当と言うのは結構リスク高い気がするが、サッカースタジアムできっちりしたご飯が食べられるなら、というニーズはあるんではないかな。



2.ファンクラブ

バラ券の割引が20%とかグッズ割引10%とか随分と羽振りが良いが、ここまでの割引は経営的に見て、何でリクープするのか、が正直よく分からなかった。ARPUがこれで伸びるとは思えない。逆に依然として裾野拡大の意味をメインにしているのであれば分かるが、サンフレッチェのように20年目を迎えるクラブとしても入場させるための仕組みとしてこう言うことをしているんだな。僕ならこれをOTPと連動してあることを定量的に測るけど…。



3.クラブサロン

サンフレッチェクラブの会員の方が試合開始までに涼んだり温まったり出来る場所のようだ。趣旨として素晴らしいと思う。中に入っていないのでどうなっているのか分からないけども、コーヒーが飲めたり前の試合の解説が聞けたりすると言うのはありだよねぇ。サッカー業界にいるとスタジアムに来る人はサッカー分かっている、と言うような錯覚に陥ったりする人多いと思うけど、多くの方は意外とサッカーの見方を知らなかったりすると思う。それで誰にも聞けなくて、サッカーってそういう視点で観るんだ、となると理解促進が深まるのでよりサッカーが楽しくなると思う。

問題は、多くのサポが集まれるようなキャパの部屋が必ずしもどこのクラブでも用意できる訳ではないと思う。場合によっては非常に小さな、利便性の悪いスタジアムって依然として多数を占めているように感じる。100人が快適に試合前に過ごせる場所を備えているスタジアムってそうそうないと思うけどなぁ。。。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 『原爆ドーム... 『ちんちん電... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。