MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



大学の卒業のRequirementの一つにNegotiation Processと言う授業があった。

正直退屈な授業で、殆ど役に立つような内容もなかったが唯一Easy Gradeと言うことだけだと思っていた。しかしながら、いつぞやから経営と言うものを頭に入れながら勉強したり仕事をしたりしていた時から自分なりにどのように会議を進めていくべきか、とかビジネストークを進めるべきか、と言うことを考えるようになった。同じ土俵上で話をするべき相手か否か、などコンサル時代も含めて、MBAでも色々と考えるようになった。

今の民主党政府は選挙時、選挙前の期待に沿っているとはとても言えない。国民は恐らく裏切られたと思っているし、今更ながら自民党と何が違うんだ、と忸怩たる思いが募っていることだろう。沖縄の在日米軍の基地移転問題での沖縄県、米国との交渉の進め方に関しては、歴代首相の中で一、二を争うくらい暗愚であることを示した鳩山。日米安保は今年で50年だが、何だかんだ言ってアメリカ政権の元でぬくぬくとやってきた訳だ。それが良いか悪いかは後世の政治史の先生に任せれば良いとして、少なくとも戦争は起きていないし経済的な発展も遂げてきた。それを鳩山はぶち壊した。そしてあっという間に逃げ出した。自民党時代の安倍や福田よりもある意味逃げ出し方は無様だった。

その後の管政権になっても、外交音痴ぶりはもう見るも無残。

尖閣諸島問題に端を発して中国に良いように嘲け笑われ、その腰抜けぶりにロシアも便乗してメドベージェフは北方領土をロシア首脳として初めて訪問した。北海道とかこのまま取られちゃうんじゃないの?そう思ってしまう程日本は経済的にも、外交的にも最早最低ランクだ。横浜のAPECでの二国間首脳会議で、中国、ロシアと相見えた。しかしながら、あのレベルの首相では政治主導と言って自ら交渉を重ねるような器ではないように思えたのは自分を含めて一人や二人ではないだろう。本来的な意味での役不足と言う意味ではなく通例的な意味での役不足以外何者でもなく、コキントウと首脳会談をするとしても今更尖閣諸島は日本の領土であると伝えるその方法やその伝わり方とかを考えて話したのだろうか。いや考えてないんだろうな…。同じ土俵で戦うには、こと外国への交渉事に関しては横綱対平幕以上の差がある訳だ。普通にぶつかり稽古もせずにいきなり土俵上でガチンコで戦いを挑むなど愚の骨頂。無能、無策ぶりが完全に露呈された。

恥ずかしいと思ったら反省。恥ずかしいと思えないなら新聞くらい読め。マスゴミが全て正しいことを書いているとは思えないけど、政治家ならちっとは世論くらい気にした方が良い。そんなことにまでKYでいる必要はない。青いファイル持ったまま韓国大統領との写真に写りに行ってしまうようなおバカな首相に対して与党民主党か内閣府関係者は誰も注意をしないのだろうか。。。


悲しいくらいダメだな、現日本政府の外交は…。






コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 『鍵が…』 11月14日(日)... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。