MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



先日から、SPGアメックスがなくなるんじゃないか説、がネットの世界で語られているのを散見していた。

年会費の発生するクレジットカードは、トランザクションで使うのとは別に、言うなれば、単にカードを持つことだけにお金を払うと言うことになり。そうなると、誰だってその分、元は取れるんでしょうね、と少なからず思うのではないかなと。年収1億円あります、と言うような証券会社のフロントのような高給取りであれば、AMEXのセンチュリオンのカード年会費がウン十万円であろうとも、気にしないよ、となるんだろうけど、ほぼ大多数はそういう人ではないですからね。年収1,000万円越えは表立った統計上はビジネスパーソンの5%いるかいないかくらい。2,000万円を超える人なんてのは更に一桁少なくなってコンマ数%に下がる。いわゆる金融資産1億円越えの富裕層ってのは、そのコンマ数%の話よりも更に小さな世界で留まってしまう訳だから、もう別世界の話に思えるよね。


と、それはさておき、クレジットカードの話。

結果論、SPGはそのブランドではもう世の中動いておらず、Starwoodはとうの昔にMarriottに買収されていて、カード名称だけが残っていた。しかも日本だけがどうも取り残されていたようで、諸外国ではとっくにMarriott AMEXとして生まれ変わっていた。


正直、2003年からずっとAMEXを使っていて、最初はGoldでしたがあっと言う間にPLATINUMになり、そうなってから早18年くらい?途中で年会費の改悪があったりしても、独立したあと年商が下がってヤバかったときにも、AMEX PLATINUMは止めずにいたのよね。そこかしこで発揮されるAMEX PLATINUMのパワーに魅了されたまま、高い年会費を払い続けています…。


ところで、、、Marriottの話。

2016年11月にMarriott Vacation Clubの会員権を購入したのでMarriottの経済圏で旅行を統一的に考えるようになったのだが、AMEX PLATINUMがあるし、Marriott Vacation Clubの権利に付随するのがGold statusだからまぁSPG AMEXは要らんよなぁと思っていた。


ところが、、、


いつぞやからMarriott Bonvoyが出来て、その流れの中で、Gold statusの価値が相対的にも絶対的にも下がって…。つまり改悪。


この結果、朝食が無料でなくなったりとか、Late check outの時間が16時ではなく14時になったりとか、ラウンジにアクセスできなくなったりとか、色々と不具合が発生し。折角Marriott Vacation Clubの付随ステータスがGoldだったのに、物凄く中途半端になったので、一瞬Marriott経済圏への気分的な意味でのloyaltyが下がった。が、どこにでもある話で、いわゆるPLATINUMチャレンジ、と言うやつで、一昨年の年末から去年の春先にかけてGo Toキャンペーンに乗じてMarriott系列に泊まりまくってあっさりとPLATINUMになった結果(チャレンジ中もPLATINUMステータスでもてなしてくれたのは大きかった!)どうせ泊まるのなら、PLATINUMのステータスで居ることは最早必須な程、扱われ方が違うことに気付いてしまったのですね…。

でも、毎年50泊のノルマ、、、

ボーナスの宿泊数が加算されたり、宿泊数カウントが倍になるキャンペーンがあったりするので、実際には50泊も必要ないんだが、それでも50泊と言うハードルは実際泊まりに行くことを考えて、単純に楽しかっただけではなく、まぁまぁ以上の体力とコストが掛かったなぁと実感したPLATINUM初年度でした。旅行代理店にいる奥さんの会社ベネフィットを利用させてもらって、伊良部島のSUIに泊まったり、虎ノ門のEDITIONに泊まったりしたのは、Marriottのマイページ上ではカウントされていなかったけど、結果的に去年はMarriott系列に40泊以上した訳です。こんなご時世なのに、やっぱりヨーロッパに居た頃からおいらたち夫婦は旅があってこそ、の人生だと思っていて。


話変わって、、、今年の夏からはセカンドハウスが出来る。


結果として、旅行に行かなくなると言うことはないと思うが、こんな50泊もするか?、と。そうなると宿泊実績ベースで上がり下がりするこのMarriott BonvoyのステータスがPLATINUMからGoldに下がると、連動してMarriott系列へのloyaltyは下がるだろうなぁと思っていて。ってなると、なんだか旅好きのおいらたちの気分はどうなるんだろうと勝手に懸念していたんですよねぇ。


そんなときに出てきたのが、このMarriott Bonvoy AMEX。



色々とポイントだの諸々のベネフィットがある中で唯一着目したのは、年間トランザクションで400万円を超えるとMarriott BonvoyのステータスがPLATINUMになる、と言うところ。これはね、PLATINUMの醍醐味を知ってしまった以上は、強烈に魅力的なんですよねぇ。でも、それなりの年会費…。49,500円は充分に?高い方の部類になる。地方ならば一ヶ月の家賃なみに高い。都内だって23区で1Kとかを借りられるような価格である。。。AMEX PLATINUMを既に年会費を支払っているのだから、更に追加となる訳だ。いやぁ、またMarriottについては二度目のPLATINUMチャレンジをすることも出来ないし、トランザクション金額で50泊しなくてもPLATINUMステータスになるって言うこの魅力…。

このカードを持たずにPLATINUMステータスになるには、50泊で1泊平均3万円で合計150万円。。。
このカードを持ってPLATINUMステータスになるには、ホテル宿泊代金に限らずなんであれ年間で400万円のトランザクション。。。

うーん、マジで悩ましい…。
一応奥さんにはこの悩みの帰結は伝えたが、やっぱりどうしようか、悩み中。。。そしてAMEX PLATINUMのコンシェルジュに電話して確認したが、AMEX PLATINUMとは全く別人格のカードなので、Marriott AMEXはそれはそれ。年会費は別にお支払いください、と。そしてポイント体系も別で、Marriott AMEXはMarriott Bonvoyにしかポイントは貯まらない。AMEXのポイント体系とは完全に別です、と。スマホアプリでAMEX PLATINUMのトランザクションを細かく見ているが、Marriott AMEXに入ったあとでもアプリの上で切り替えして、2つのカードのトランザクションをちゃんと見られますよ、とのことでした。ま、最後の話は特段加入するかに対してプラスマイナス関係ないんだが、、、


因みに、Deloitteの時の同僚に、SPG AMEXの紹介を頂いたので、いつでも加入できる状態。

どうする?



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