この時期、所謂、修行僧と呼ばれる、ただ乗ることだけが目的で飛行機✈️に乗る人たちがいる。
JAL Global Clubへの加入条件は、FOP, Fly On Pointが年間で5万ポイント超えることでInvitationが来て、且つ有料クレジットカードに入ること。その2つをクリアすることでそのステータスを得られる。いや、言ってもね、飛行機にあまり✈︎乗らない人にはほぼ関係ない世界の話よ。。。ステータスって言ってもさ、AMEXのセンチュリオンとかとはちょいレベルが違うステータスに思えますわ。まぁ、それでもJGCのステータスを欲しがる人は一定程度居るし、その事に躍起になると言う修行僧は即ちJALにとっては客になる。
が、JALにとって、修行僧をどうやら歓迎しない雰囲気に見える。
表向きは生涯を通じてと言うLTVの概念を顧客志向で謳っているように見えるが、今回導入されるJAL Life Statusプログラムとはどんなもの?とすこし深堀してみた。
まず、前提は有料クレジットカード会員のようである。JALカード本会員とあるのでこれは有料クレジットカード会員のことである。詰まり、先ずは年会費を払えと。JGCになる前提でクレジットカードに加入するところから、その前段階での加入を求めている。
いや、それでBenefitが良ければ良いが、見た感じ大したものには見えない…。たまに乗る人にとって、JALカードを使わせることで合わせてポイントを稼がせると言う、陸マイラー(おかまいらー)との抱き合わせプランとなっていた。複合的にJAL経済圏を形成しようとしているが、ニッチと言うか、限られた世界観の中でのステータス訴求が果たして効果が出るのか、今ひとつ、顧客インサイトを炙り出し切れてないのではないか、と少し感じられる。少なくともBenefitは薄く感じたのでね。
で、肝心のそのステータスの達成と言うか、発足時点でのポイントの計算法も載っていた。下記は、例えばの話でJALのサイトに掲載されていた情報である。
相変わらずよく分からない話なんだが、国際線は乗ったマイル数で、国内線は乗った回数。これ、昔からですな。亀タグ時代の計算方法。実際にはマイルで交換して乗った回数やマイル数は換算されない。なので搭乗回数は必ずしも残っている回数とは実態は合わないものとなるが、それは言っても仕方なし。
で、例えばの話でおいらの自分の発足時点でのランクを計算してみた。現時点でのカウントされているフライト記録は下記の通り。
国内線の搭乗回数は583回。なので、これに1搭乗回数毎に5ポイントとの事なので、
583×5=2,915ポイント。
これに、国際線搭乗マイル数からの計算を加える。194,782マイルらしいが、1,000マイル毎に5ポイントとの事なので、
194,782÷1,000×5=973ポイント(小数点以下切り捨て)
詰まり、合計3,888ポイント。
ランク表に寄るとおいらはFour starとなる。
これ、亀タグのランクとほぼ同じ概念だがよりハードルが高いね。緑亀タグの次の閾値は750回の国内線搭乗回数だったが、中々のハードルだったのよね。おいらはこの緑亀タグ。国内線だけではFive starに行かないと言う…。
茶タグでもFive starにはまだまだ遠い。。。
その次は赤タグで国内線搭乗回数は1,000回となっていたが、5ポイント掛けてもFive starに到底届かない。
これ、亀タグ制度の改悪に見えてきた。。。
で、やっぱりと思ったのはFive starからでないと意味無いBenefitばかりで。。亀タグの茶タグ、赤タグとほぼ現行通り…。気になったのはモバイル通信データの無料提供。これ、国際線での話ならJGC Premierにあったクーポンと同じレベル。でも、まさかの国内線で今でも非会員であろうと全員無料でネットアクセスできる話をここに掲載せんよねぇ?!
因みに、5 starはこんな感じでスクロールの量が多くなる。サクララウンジの同行家族人数無制限って凄いね。。。Hawaiiの結婚式に一族で100人で行きますとかなったらどうするんだろ…w。あとはマイル有効期限無期限は凄い。これが一番嬉しいかもね。
最上級はこちら。
パッと見は分かりませんでしたが、掛け率とかが違うのかも知れませんね。
クレジットカード決済でもポイントは貯めることが出来るらしいが、航空会社のプログラムで乗らずにステータスが上がり続けるのって葛藤はないのかしらね?中にはめちゃくちゃクレジットカード使う人いるでしょうに。。ウン億円とね。まぁ、そんな人少ないんで有意な範囲としたんでしょうな。
来年からのクレジットカード毎の使い方を考えるタスクが増えましたなぁ。