MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



多分前においらにも掛かって来たことあるんだろう。

オレオレ詐欺。。。しかし、声が若いと間違い電話であることアピールして切ったりするから気付かないのか。。。逆に相手が老人だと内心よしきた、って鴨に演技するのか?

うちの親が引っ掛かった手口を紹介する。

先ず風邪ひいて弱ったから病院に行くと。で、携帯の番号変えたからこの番号になった、と何故か番号通知で掛けてきたらしい。夜だったからそれ以上の事はなく、振込に行く愚行は冒さなかったがコールバックを何度もしたらしい。。。それは心配してのことだったらしいが、おいらは二つ携帯持っていてどっちの携帯番号?と聞かないあたりが考えていない証拠だと思う。うちの親はバカか?と思うが、世の中的に引っ掛かるのが多いと言うことで考えればうちの親だけがお馬鹿と言うことでもないのであろう。。。


しかし、変更したと言うことであれば元の番号は何?と聞くべきだ。


ま、その時点で騙された事に気づいてない事で既に愚かですが、オレオレ詐欺の相手にコールバックをすると言う前代未聞な愚か極まりない行為・・・。これで単に鴨がネギ背負ってるだけでは無く、割り下で煮込まれました。。。後はどう喰われるかだけ。しかしながらコールバックに出ない為、自宅に掛けて来た。


ここで詐欺被害に気付いた(らしい)。


って、おいらが瞬間的に気付いて説明したからだけど。その後、当然その番号は警察に届けさせた。その後の処理フローは知らんけど、警察からコールバックがあるらしい。おいらなら、その後警察から連絡があったとしても、それが本当に警察かどうかも疑うね。よくあるのはきちんと合言葉を言わせること。これ、変なシチュエーションだけども、公開捜査になった後に誘拐犯とNegotiatorの間で“信頼”を構築するためにも行う行為。公開捜査になると愉快犯とか、身代金をせしめてやろうと思う輩が電話してきたりするからそれを峻別するためには一時的に電話口で合言葉を交わすと言う行為をしたりする。


それくらいやらないとね。
実際、うちの親は引っ掛かったのだから…。


実はと言えば、うちの母親が引っ掛かったのだが、これで母親の携帯番号は変更です。当たり前でしょう。愚かな鴨の番号だぜ、って詐欺士の中で番号が回覧された事でしょう。おいらが仮に詐欺士の一味ならそうするもん。引っ掛かったバカがいる、って。当然、親戚、知人全員にオレオレ詐欺に引っ掛かったからと番号が変更された事を個別に知らせる訳ですが、この時恥の上塗りになるのはDoCoMo等のサービスの一つで、番号変更時のお知らせサービスを利用すること。この番号に変わりましたよと言うオートメッセージをするとしたら大馬鹿者です。


鴨認定した詐欺士にも知らせる事になる訳ですから。。。


この手のリテラシーが無く、起きている事象を理解出来ない輩はデフォルトの設定を変更し登録されてない番号からは着信しないようにすべきだ。また、思考停止状態に気付けない場合には本来楽になる為のデバイスを使うべきでは無い。つまり、携帯など止めてしまえ、と言うことだ。使い続けたいのなら、本当に身近に潜んでいる今回のようなリスクに対してきちんと身構える必要性がある。何故ならそのリスクによって被る被害の方が不便さより大きいからだ。これでもし何百万とか振りこんでしまったらどうする?病院に行くから、と言って弱々しい声で電話してそれに関連して治療費を、なんてことになったら払ってしまう馬鹿者はいっぱいいるだろう。そんな無駄に暴力団などへの資金源となるようなことに加担すべきではない。

だったら携帯なんぞ使わなくて良い。

携帯なんぞこの手の年齢層にとっては人生の大半がないままに生きてきたのだから今更要らない。詐欺に引っ掛かって何百万、何千万とふんだくられるなら携帯が無い事の機会損失の方が遥かに小さい。ほんの数年前迄家電にかけるのが当たり前だったのだから。

リスクを考えない、考えられない安易な状態、心理で生きていける程世の中甘くできていない、と言う事だな。


猛省すべし。



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