巨人戦に負けたあとにダグアウト裏で負けたことに喜ぶ中日球団社長との確執で退任することになった落合。
プロスポーツビジネスは収益性とチーム戦績の両立を図ることが非常に難しいビジネス形態をしている。赤字垂れ流しでも国税庁からの通達で親会社は広告宣伝費として資金投下することが法的に許されているため、比較的収益性よりもチーム戦績を優先する傾向はプロ野球に多いと思う。が、今年は白井オーナーから赤字解消を言明された球団社長。落合就任後は一度も黒字化されていないそうな。ドラゴンズの収支報告書や有価証券報告書(あるのかな?)等見たことないから何とも言えないけど、逆に落合が就任する前は黒字がずっと続いていたのでしょうか。過去75年の球団の歴史の中で落合が指揮を執っている8年間だけ赤字だ、と言うのならそれは会社的に問題ありと思うでしょう。しかしそうでないのなら、新しい風を、とか、殿堂入りしたので節目だから、とかは全くReasonableではないよなぁ。
但し、別にそのことについては兎や角はファンは言いません。
落合には落合の、高木には高木の野球の仕方がある筈だから。まぁ普通の野球人からするとこんな名将の後に指揮を執ることに相当逡巡すると思うんだが、思いっきりシーズン途中なのに来季の陣容はOB中心で、とか山崎を獲得したい、とか色々とお喋りなのは非常に気になるってものです…。良いんだけどね、勝ってくれれば。落合がどれだけ野球を判断する目を持っていてそれを実行して、選手とコミュニケーションしていたのか、は現場ですら分からないのかも知れないけど、高木には高木の野球感があるから。
今そう言うゴタゴタの時期に、ベンチから中々出てこなかった落合を谷繁が呼びに行き、選手の輪の中に落合が入っていったとき、現役時代のコンバットマーチが流れ、ドラゴンズファンが「三冠落合、、、」と大合唱。良いじゃない、選手が結束している感じがして。そしてそれをファンも分かっている。少なくとも名古屋からわざわざ横浜迄くるようなファンは殊更よーく野球を見ているだろうから。
| Trackback ( 0 )
|