化けの皮が剥がれつつあるアベノミクスの破綻の影響はまだ円為替相場まで至っていないようで、依然として円安傾向に変わりはないようである。
2015年10月19日現在、1ドルは120円弱で、1ポンドが185円くらいで、1Euroが136円とのこと。正直、1年ぶり以上にLondonに行くが、Oyster CardがなければTubeの初乗りは8ポンド?とか?本当ですかね?地下鉄に乗るのにそんなにお金が掛かるのでしょうか。あんなに時間通り来ず、古めかしい設備のメトロに乗るに際して8Poundとか言うのは俄には信じがたい。。。Poundの実力と言うよりもイギリスのサービスレベルであのPoundの価値は正直全く無いと思う。
実際、ランチタイムに一番辟易するんだよね。
2005年春先にLondonで働いていた時、オフィス近くのDeliに行って弁当パックを買うと7.5ポンドとかする訳です。SOUPやDrinkとあわせて買うと8ポンド以上。下手すると9ポンドくらいする訳です。当時のレートは1ポンド200円。ランチ1回が1800円とか有り得なく無いですか?それも全然美味しくない。。。当時のサービスレベルで言えば、1ポンド100円レベル。つまり、上述の弁当は800円くらいがせいぜい。あれが1600円するとか有り得なかった。
数年前、一時期1Euroが100円を切った。あの時確かPoundも120円くらいまで下がったのだが、それでも少々割高だなぁ、と思った記憶がある。
ちょうど今朝方、S&P キャピタルIQのスコットケスラーの記者会見をTXで見ていたんだが、ドル高の影響で景気は好調なものの輸出企業は5%~10%の減収予定だとのこと。これでアメリカ政府為替介入などがあり、ドル安傾向に市場が向かえば少なくとも円高にはなる。アメリカにホイホイと尻尾を振る首相はハシゴを外されることになる訳だが、必ずしもそうなるとは限らない。また、円高基調になったところで、必ずしもEuroやPoundもあわせて円高に触れるとは限らない。いわゆる円の独歩高になる可能性もあるが、今の日本にそこまでの期待感はないだろうから、むしろドルの独歩安になる可能性は充分にあり、Europa経済、為替は円に対して安く触れない可能性も充分ある。
まぁ、おいらたちのようなしがない一般市民にしてみれば特にマクロ経済云々等と言うことは日常生活にあまり関係なく、単に旅行者として円高なら良いのに、と思うだけの話。
ある意味さもしい話かも知れぬが、それでも日本の製品・サービスを売るのなら良いが、日本の価値を売り払ってしまって下げる方向へしかもっていけないような非知性主義のボンクラ宰相の権力に居座る姿は最早見苦しい。日本人一般にとって、正直プラスのことは無いにも等しいので。そんなことを思いつつ、成田へ向かう今日。奥さんがまだ寝ているので依然としてまだスーツケースは空のままw。唯一、Milanの90年のユニはちゃんと用意した。あとはマフラーを用意していおかないとね。あ、それとクッシオーネ。San Siroのベンチは死ぬほど汚くて硬いのでね。これ必須。
さて、燃えないゴミを捨ててくるとするか。。。
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