MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



正直、安易だとは思いますが、風邪気味の時はやはり一風堂ではないかと言う結論に至りまして。

 

今朝は8時半過ぎには丸の内に集合して、とある案件の役員説明をしてきた。概ね良好ではあったが、こちら側のリハが足りないな、と感じた。三連休は資料作成したものの、やはり事前に流れや論点確認をした上で臨むべきかと。一つ一つ反省しながら前に進まないとね。

 

とは言え、無事に終えられた。

 

それ以上資料修正も、今のところないし、ラップアップのMTGを一時間だけして、解散に。お昼ご飯には少し早い時間だったので、ひとまず移動してしまうことにした。移動と言っても自宅作業の予定なので駒沢通り沿いの一風堂を目指して、である。

 

自宅からもバイクなら数分程度のこのお店は昔ながらの一風堂の系譜を持っているお店の一つ。

 

昔ながら、と言うのはとても重要で、おいらの様に彼これ20年一風堂食べてる人間からすると、変えない事が重要だと思うのである。見限ってから一度も再訪していないが、恵比寿の一風堂なんて赤丸や白丸を出さないとか言われたので、サヨナラ。。。そんな一風堂あるものか?と。ただでさえ、チェーン店なのに味が異なると言う残念さがある訳で...。それでも一風堂が好きなのは昔ながらの味が出せるお店があるから。恵比寿店で、何をいきがっているのか?と席に付いてメニューの説明されて腹が立って何もオーダーをせずに立ち去ったのが、数年前...。『当店は赤丸や白丸から脱却して、、、』云チャラと説明を始めたから馬鹿にするな、と心の中で言い残して帰りましたからね。

 

最初に一風堂を食べたのは恵比寿だったので、残念な話であった。

 

その残念な恵比寿店は兎も角、個人的には六本木店や吉祥寺店など、昔ながらの一風堂を守っているお店は数少ないと思っていて、駒沢公園のお店はそのうちの一つである。クライアント先から帰路に付く際にこの風邪気味の状況を打破するのは一風堂か、世田谷通りの一心しかない、と思ったのだが、一心は夜しか営業していない。故に一択に。

 

『赤硬で』

 

ダウンジャケットを脱ぐ前にオーダーを完了。替玉前提だったのでランチセットには目もくれず。辛味モヤシを準備し、最近テーブルにデフォルトで置かれないニンニクを当たり前の様にオーダー。1杯目にはニンニク片を4つのみ。後述の替玉の際には更に4つのニンニク片を投入した。力強くクラッシュ。ガーリッククラッシャーから弾き出される磨り潰されたニンニクがスープに。一つ、二つ、三つ、そして四つ目を入れたら胡麻を磨り始める。

 

ゴリゴリ、ゴリゴリ、ゴリゴリ、、、

 

山盛りになった胡麻。そして、胡椒を擦る。黒胡椒をゴリゴリと、ね。テーブルに置かれてから2分程経っており、それを見越して硬めにしていた麺にスープが染み込む...。一通りの儀式を終えてトッピングしたニンニクなどをスープの中に溶け込ませる。硬めの麺に染み込むスープ。硬めの麺は程よい自分好みの柔らかさに。そして、最早原型を変えたスープ。。。

 

辛味モヤシ、ニンニク、擦り胡麻、黒胡椒。

 

これぞ一風堂の味と思っている。オリジナルがあってこそのスープ。branchとしての一風堂でここまでニンニク入れているお客はおいらだけだろうね。皆さん、オフィスに帰るだろうから。。おいらは誰にも迷惑掛けることないので心置き無く。ササッと、1杯目を平らげ、間髪入れずに替玉を発注。勿論、追加でニンニク片投入。

 

『玉硬、一つお願いします』

 

店員がそのまま復唱出来る用語で発注を掛けるのが親切と言うものでしょう。替玉硬め、ではなく玉硬、とね。

 

今年最後の一風堂でしょうか。前は月に一度以上は来ていた一風堂だが、世間の目を気にして、と言うか世間の鼻を気にして差し控えていたが、やはり、風邪気味の時こそ一風堂。これは避けられない選択肢である。冬の風物詩。

 

ご馳走様でした。

 



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