MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



今回の京都旅行は奥さんがセカンドハウスに作るお茶室の為のstudy tour。

 

故に、奥さんがリストアップした場所に行くと言うのが基本。夫として、奥さんの望む物を都内の家には作ってあげられなさそうだったが、結婚して16年経ちましたがセカンドハウスに実現してあげられそうで。

 

それが茶室。

 

まぁまぁ掛かりますよ、コスト…。だからフルスペックのお茶室は勘弁してくださいと。グレードダウンしたとて、それなりに掛かることが工務店との見積もりでよーーーく分かりました。が、やると言った以上はやる。だから本気でお茶室を見て回る事にしたんです。

 

今回、ウェスティン京都に泊まった理由は、金地院の八窓席を見る為。

 

朝ご飯食べている時に、金地院に電話して予約したら空いていたので申し込み。2022年4月の価格で拝観料に特別拝観料が加わって1,200円。これで、方丈なども見られる。その中に、長谷川等伯の猿猴捉月図も含まれている。冒頭の写真は隠し撮りとかではなく、旅行サイトから拝借。持ち物をロッカーに全て入れてから説明を受けましたから持ち込み禁止です。

 

残念ながら小堀遠州の作ったこの茶室も撮影禁止。だからない、なにも。でもね、当時どう言うコンセプトで作ったかなど、とても勉強になりました。貴人の為ににじり口ではなく立って入れる茶室なんかもそもそも茶室に興味のないおいらからしてもとても勉強になった。家光崇拝の金地院、からの依頼で小堀遠州。凄いわ。

 

その後、通常ルートで園内を歩いた。鶴亀の庭石とかね。これらは和歌山の紀州徳川家からの物らしい。石は北白川の白砂。もう採れないらしい。

そして、家康崇拝の典型でか、東照宮も。

徹底してますよ。ここら辺は撮影いくらでも、のエリアです。

一周廻った最後に出てくる景色にやられました。ここからの風景の方が、方丈から見る景色より良いと個人的には思います。

何しろ、長谷川等伯の猿猴捉月図をあんな間近に見られるなんて、感動を超えて何も言えない感じでしたね。素晴らしいの一言。ここはね、追加での特別拝観料払ってでも行くべき場所。そしてまたいつか行きたい場所。

 

金地院、また来ます。



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