MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



ネットで調べた限りで言えば、「トンテキ」の発祥のお店の名付け親の意向として、ポークは高いイメージを持っている労働者の方々に、トンカツのトンであれば馴染むだろう、と言うものがあったらしい。


トンテキの発祥のお店は「三重県四日市市のまつもとの来来憲」と言うお店らしい。てっきり大阪人かと思いましたが、三重県と言うね。何ていうか、何かの食の発祥の地としては結構珍しいのではないかなぁ、と。知らないだけかも知れませんが。サイトでは、ドーンと元祖、と謳っていたが、まぁ、誰も異論が無いということはそのとおりトンテキの元祖なのでしょう。ただ、そうだとして、やっぱり気持ち悪いネーミングだなぁ、と個人的には思ってしまう。何ていうか、申し訳ないけど、和製英語でもないと言うね。。。豚がトン(日本語?)で、そのステーキだから、と言う時点で最早、前半日本語、後半英語の略語?ですからねw。


因みに、このご時世、誰も言わないと思うけど、ビーフステーキのことをビフテキ、と言う人もいる。


イタリア語では、Bistecca。bistecca alla fiorentinaで有名ですなぁ。Firenzeで一度死ぬ思いをして、食べきったことがありますw。途中で味が単調なままに耐えきれなさそう状態になり、奥さんがオーダーしたパスタのソースをもらって、お肉と絡めて食べた記憶があります。ま、そのItaliaでの個人的な体験は兎も角、フランス語でもbifteckと言う単語で言うらしく、これがビフテキの元であろうことは容易に想像できる。詰まるところ、英語ではないと言うことですな。別に、食べ物の語源、全てが英語が語源である必然性は全く無く、寧ろ、鎖国時代にはオランダ語、たまにポルトガル語と言う程度が日本に入ってくる外国語だった訳だから、その点、まだ国すら無かったAmericaからの言葉や、UKからの言葉と言うものが語源とは限らない訳ですなぁ。

そんなことを思いながら、トンテキ丼をbrunchで。


450円。若干、お肉が硬かったですが、こんな味付けの食べ物、絶対に海外にはないだろうなぁ、と思いを馳せながら、brunchを済ませたのでありました。
ご馳走様でございます。



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