うちの奥さんは住んだことないのだが、ご両親は二人とも神戸出身である。
奥さんの実家に行ってもそれ程キツイ関西弁を聞いたことがないので、一瞬関西の出身なのかな?と思うくらいではあるが、列記とした関西人である。二人とも祖父は亡くなっているが、二人とも祖母は健在である。ただ、高齢でもあり、離れていると心配は募るもの。中々関西に行く機会のない奥さんのたっての希望でおいらが大阪の大学で教える日程に合わせて奥さんも関西に来ておばあちゃんのお見舞いに行くことに。
最初、御影駅でお母さんの妹に当たる叔母さんに車で迎えに来てもらいおばあちゃんのお見舞い。残念ながらあまり調子が良くないと聞いていたが、晴れた日に行ったためか?笑顔でおばあちゃんは迎えてくれた。その前に叔母さんが行ったときは中々大変だったようではあるが、孫娘が来たことは望外の喜びになってくれたようである。こちらも嬉しくなる程。
その後もう1人のおばあちゃんが実はとても近くに住んでおり、車で送っていただいた。
しかし、残念な事にいくら呼び鈴を鳴らしても出てこない。事前に電話でアポを取るととても人に会いたくないと言う事で実は去年の冬もアポ無しで訪問した。その時は在宅でお土産も渡せたし、奥さんも泣いて喜んでいたのだが、やはり居ないこともあるんだね、と言う事で已む無く車で御影駅まで送ってもらった。
でも、おいら的に諦めないでと奥さんと御影駅で待つことを提案。暫く待てば帰宅もするだろう、と。そこで飲んだのがクリームソーダ。
こう言うの大好きで。風月堂のカフェで一休みしたら奥さんのお母さんから電話が。すると、おばあちゃんはたまたまお風呂に入っていたようで、おいらたちは再びバスに乗ってマンションへ。すると、今回はちゃんと会えた。とは言ってもやはり人には会いたくない的な感情は依然としてある様子だったので上がらずに玄関先でお暇。でも粘って会えたのが良い事。
帰りは阪神電車の石屋川駅迄歩きました。小さい頃の奥さんや弟と妹が遊んだ公園を通り過ぎるとき、ここで遊んだんだよ、って話してくれた。良いよね、故郷って。おいらはもう生まれ育った名古屋には誰も居ないからね。
良いんです。
会える人がいるのだから。
いつまでも元気でいて欲しいね。
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