三軒茶屋とは、田園都市線の渋谷から2つ目の駅に広がる街である。
大学が多いため、学生街とも言える感じであり、凡そリーズナブルな値段で食料品など生活に必要な物品が買える。そんな三軒茶屋の上空には首都高4号線が走っており、真上を見上げても空だけが広がると言うことはない。最早、見慣れてしまった風景ではあるのだが、昔からお住まいの方にとっては246の上り車線と更にその上に広がる高速と言うのは余り良い景色ではないかも知れない。しかし個人的には、ここはとてもよく使う高速道路のICである。駒沢方面から246を走って世田谷郵便局の所の陸橋を登り、右なりのカーブを降り切ると、三軒茶屋のICはある。都心方面や埼玉、千葉等に行く時はここから高速に乗る。
一方、池尻大橋と言うのは、渋谷から1つ目に位置する駅で、Londonからの帰国時にはこの街に1年だけ住んでいた。池尻大橋の駅から徒歩数分ではあったが、住んでいたマンションが246と高速道路に面していた為に、排気ガスと騒音が酷かった。個人的には大学時代から遊んでいた三宿も程近く、とても好きな街であるがベランダに洗濯物を干せない程空気は汚い場所であった。そして住んでいたマンションの真下には、首都高4号線の池尻の出口があった。
通常、高速道路と言うのはある一定以上の距離の場所へのドライブや、どうしても急いでいる時に使用するものだとは思う。勿論、どんな使い方をしても構わないのであるが、つい最近とても不可解な行動をする車に遭遇した。
クライアント先へ向かうために車で三軒茶屋ICから乗ったのだが、右はETCと現金併用のゲート。左はETC専用である(現在は逆になっている)。うちの子はETCが付いているので左側を通ることが多いのであるが、前に誰も居ない時には右側を通る。何故なら左から右に一度合流した上で、右から左へと本線へ入らなければならないからである。先日利用した時は左側のETC専用ゲートから入ったのであるが、おいらの前にも1台車がいた。ETCなので停まらずに徐行で抜けていった。おいらもそれに続いて高速に入ったが、その1台前にいた車は左側の高速の本線に合流せず、そのまま池尻の出口から出て行ったのである。。。
これで510円である。。。
何故その車はそんな行為をしたのか、全く分からない。ETCだから?しかしものの数百メートルである。下手するとICまでのアプローチを除けば、ICに入ってから池尻の出口まで100mから200mくらいである。たったこれだけのために510円を払うのは余程のお金持ちなのか、246が混んでいたためか?二度と会わないし、理由は聞けないので何故だったのか、一生分からないのであるが、やはり不思議なことのまま、なんとも気持ち悪さが残っている…。
マツコと有吉の番組で言っていたよね、一度三軒茶屋インターから乗って池尻大橋で降りたい、と。それをまさに目の当たりにしてしまったのであった。
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