MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



ここ最近結構大学院のアサインメントとか忙しい日々を送っている...

そんな中の親父の件。かの件ではBlogにコメントをもらった人だけではなく、直接メールを何人もの人から頂きました。いやもう、こう言うときホントに友達ってありがたいと思います。先だってのエントリーで日本とイタリアは離れているからコミュニケーションが難しいと書きました。基本的にその通りなのですが、今考えてみると、ダイレクトに会って何か言葉を掛けてもらうだけがコミュニケーションではないなぁ、と思っています。つまり、今回のことで言えば、きっと僕が会った人に、どこの病院がよいかな?などと個別に相談したところで時間効率も悪かったことでしょう。

それが一方で、Blogと言うコミュニケーションを利用することでこれ程までに色々と励ましを得られるとは思いも寄らず。。。(感涙)勿論Blogだけじゃなくてメールもね。Blogに関して言えば、ここ最近のアクセスが通常の4割り増しになってましてね、一日のアクセス数の最高記録を3日連続して記録しました。非常に嬉しいことです。いやホント感謝の気持ちをどう現してよいものか分からないくらいです。それだけ皆さまにご心配頂いたと言う事、この留学をしている今、自分で大変だ大変だって言うのはとても嫌いなのですが、実際大変な時期に励まされたことは絶対忘れませんよ。

何かしらの形で恩返ししたいですものね。

親父の件、若干の進捗をお話しますと基本的に母親からの勧めにより手術による根治を目指す方向性だとのこと。こう言うことを書くのは非常に憚られますが、部位が部位だけに男性機能障害に陥る可能性もあるとかで、手術にはきっと抵抗もあることだと思いますが、漸く本人の治療をすると言う意識が(今更ながら)高まってきたのだと思います。未だにゴルフをしていると言うことも先日書いた通りなのですが、そう言うのははっきり言って未だに納得できません。正直本人の意識が希薄なのであれば、先日予備校時代の友達から変に病人扱いするな、と言われたのですが、逆にもっと病気を治すと言う意識を持たせることも必要かなと思いました。これまた別の友達からのアドバイスで、家族が支えることは勿論なのだけれども、それによって本人が絶対治す、と言う意識を持つこと、また家族はその意識を持たせることが必要だ、と。いやもうご尤も。色々とケアしないとね。

うちの親は結構昔からアクティブな方で、二人して土曜の朝はここ30年くらい僕が生まれてから多分ずっとテニスを会社の人たちとしています。僕が小さいころは会社の野球部にもいたし、名古屋にいる頃は日曜の朝はソフトボールを毎週していたしね。後、学生時代からラグビーが好きで今は地元のラグビースクールのコーチとかもしている。何年か前には相当数の人数でニュージーランドのラグビースクールと試合するためにわざわざニュージーランドに遠征に行ったくらいでしてね。それと二人揃ってここ15-6年ほど社交ダンスをしているし、いつからか覚えてないけど二人でゴルフに行ってる。退職した4年前からはもうほぼ毎週ゴルフに行ってるみたい。いや、良いんです。僕ら家族のために40年も働いたのだから好きなことすれば。どうやら好きなゴルフして、ゴルフ番組見て余生を過ごすのが夢だったみたいだから。

けどねぇ、気持ちの切り替えは必要だと思うんだよね。

そう言う意味で、僕も親が癌になるとは予期していなかったのでどう対応してよいものか若干戸惑いはありましたが、色々なコミュニケーションを友達と取れたことにより、どうして行けば良いか、色々と知識を得られました。

あ、それと、僕自身が参ってしまわないように、きちんと3食食べて寝るように、と言うことをホント何人の人から言われております。ありがとうございます。元々大して体が強くなく(いやホントに…)小さいころはアトピー、喘息で超虚弱体質でして…それが故に、1歳半くらいから中学くらいまで毎週スイミングプールに通わされましたよ。。。おかげでえらく泳ぐのは得意になりましたけどね…(笑)今は喘息とかアトピーの兆候はほぼゼロなんですが、一昨年の冬はストレス性喘息で倒れたりしましたから、ミラノでそうならないように気を付けないと、と思い直しました。自分では無理してないつもりでも、友達からの言葉で気付かされること多いですね。

気分転換を、メンタルにもフィジカルにもしないとね。
ちょと体動かさないと・・・・

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ファイト! (目指せ博多っ子)
2004-10-25 23:06:25
こんにちは。実は自分の母親が昨年、癌の手術を行いました。実家が東京であり、何度か見舞いに東京に行きました。

胃癌であった為、転移の可能性を取り除くため、胃を取らざるおえませんでした。手術後は随分と痩せ細って心配したものですが、今では随分と元気になりました。幸運にも、山登りなどが出来るまで回復していますよ。

当時、実感したのは、何よりも顔を出してあげるのが、一番の親へのプレゼントなのかなーと個人的には思ったものです。ファイトです!
 
 
 
そうですね (KEN@Milano)
2004-10-25 23:59:19
顔出せない分、色々とメール書いたり、珍しく電話したりしています。



後からみて、何がホントにその時必要だったのか分かるかも知れませんが、今は何が最適で必要なのか分かりません。けど、今やれることをやっておいてあげようと思っています。



 
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