前半の時点で懸念したところが図らずも当たり、ほぼ崩壊状態だったのは極めて残念でした…。
左サイドについては前半終了時点で山岸が松本に代わり、と思ったら松本は代わったあと暫くして右に。でも、また戻る、と言うような自由度。。。そう言う指示だったんだと思いますが…。そして、三平が伊佐に代わったのはまぁ、なんとなく意図は分かったし、前後、左右のコネクティビティは上がったから、そこから28分の後藤の1点が生まれたよね。でも、後半30分に竹内の交代は正直懲罰か?と思う程。勿論、怪我とかの可能性もあるでしょうけども。DFラインを変えると言うのは、通常怪我とか、足が攣って動けないとかではない限り、あまりやりませんよね。。。
前半はaway ゴール裏に居たんですけど、後半開始でゲートを閉めると書いてあったので、本来の席に戻ったんですな。このクラブのサポーターは、Awayでも全然負けていない。人数比は完全に負けているけど、声量は五分五分以上。まとまり方は半端ないですね。かと言って、どこぞのクラブのように毎試合暴れたりしないと言う意味で、とても素晴らしいビヘイビア。移動するのは正直悩んだのですが、上述のとおり、ゲートを閉めると書いてあったので、帰りのことを考えて、泣く泣く移動…。ハッキリ言ってジェフサポド真ん中w。そしたらたまたまですが、物凄く口の悪いサポーターが、まぁまぁいる所で。。。。あんまりサッカー分かってないっぽいけど、
『その4番下手やぞー!狙えよー!』
って...。そう言うヤジはね…。あれ、結構静かなタイミングで、選手に聞こえてたんではないかと......。失礼極まりないけど、実際交代になった時、
『えー、代えちゃうの?』
ってもっと失礼なこと言い放っておった。確かに穴だったけどさ。。。そう言うヤジはねぇ…。藤井寺球場のライトスタンドみたいなヤジは、ご遠慮していただきたく。。。。。あんまり、あぁ言う酔っ払った人の、感情に任せたヤジは、敵味方関係無く聞きたくないわね。
さて試合内容。
3失点目だけではないけど、GKからのフィードは後半になってからほぼ全部ダメでしたね。風下でもないからボールが押し戻される訳でもなく、単純に質が悪かった。フワッとした、相手と味方の間くらいになんの意図?と思う様なボールがキックでフィードされ続け、それ狙われまくってた。事実だけで言えば、競ることもなく、いきなりジェフの選手にボールが渡ることが数回...。無理して蹴らなければ良いのに。スローの方が余程正確でしたからね。ただ、3失点目だけではなく、何回も何回もGKからのフィードミスでシュートに結び付いたものが片手くらいはあったんではないかと。。。途中で数えるのを止めましたが、フィードミスが多すぎでした。これは紛れもない事実。。自陣バイタルであの取られ方はないよなぁ。。。物凄く、リズムが悪い。と言うか、リズムを悪くしていた。GKがリズムを悪くすると、ビルドアップしようとしているそれ以外の選手が、前へのスピードを一瞬で殺して、ターンして戻らなければならない。それが余りにも続くと、上がれなくなるし、段々下がってくる。。。ここ数試合見ててあの調子だと、レギュラー、代わるのでは?と思う程、相当酷かった。
逆に良かった点を探すと、5番の鈴木と32番の鈴木。
この2人居なかったら多分完全崩壊してた。でも、48番川西と鈴木惇の距離感が悪くて、そこでボールが繋がらなかったかな。そこの距離感が良かったら、こんなに崩壊しなかったんではないかと思う。結果論だけど、此処数試合観ていて、そう思う。あと、鈴木惇が最後左サイドバックの位置に居たりして、これはどう言うフォーメーションなん?って不思議に思えた…。竹内から黒木に代わったあと、黒木の位置が高かったのもあるけど、なんだったのだろう。。。危機管理の鼻が利いたのか?現代サッカーの要所のボランチとして鈴木惇がいるのが多分最も効果的なんだと思うんだけど、左サイドバックはないよなぁ。実際、彼は左利きだけど、左サイドバックの位置でプレーする選手ではないと思う。
鈴木惇は、選手個人のパフォーマンスとしては全般的にとても良かったと思うな。
後半35分くらいに、一本だけパスミスあったけど、それ以外は目を見張るようなサイドチェンジのパスが前半から何本もあったりと、鈴木惇を経由するとチームのリズムが良くなる事は明々白々。でも、何度も言うけど、最終ラインからではないよね。。。
そしてもう一人の鈴木。5番鈴木はシーズン当初は、パスミスが多過ぎてビックリしたけど、身体の張り方、凄かったね。シュートブロックに行く時に顔を避けない。避けないからきちんとボールに当たりに行ける。もう少し線が太くなれば吹き飛ばされる事なくなると思うけど、今のパフォーマンスはとても良い。シーズン前半のように、変な蹴り方して取られると言うようなことがこの試合に限っては一本もなかったし。
あとは伊佐か良かったかなぁ。
あのタイミングよりももう少し早く投入だった気もするけど、当然試合シナリオ上、あのタイミングでの交代だったんでしょう。結果論だけど、後半28分の後藤のゴールは伊佐が効いてたと思うし。松本玲との有機的な繋がりは、三平よりかは良かったように思えた。まぁ、三平のところにそもそもボールがあまり廻っていなかったので、比較しろと言われても、、と言う感じはしますけどね。
なんか、ジェフサポド真ん中にいたから極めて冷静に観るしかなく、ホントに静かーに観ていたけど、辛い試合やったね、トリニータサポーターにはね。。。。
それと、ちょいホッコリしたのはコンコースのこの看板。なんだろう、ホスピタリティって、こう言うところからの情報発信なのではないかと思われる。この手書きでのメッセージに意味があると思うので。
そうそう、景色だけは良かったよ....。後半から座った場所から見上げたら、こんなに綺麗でした。ほぼ加工なしです、これ。