某所にてMTG。
効率性とかオペレーションエクセレンスってホント難しいものなんだなぁ、と思い直した。今までコンサル業界で色々なクライアント相手にデリバリーしてきたけど、大きな会社でも良くよく考えたらできていないことなんだよね。ましてや小さな会社などは推して知るべし、なのかな。
スポーツ業界って、夢や希望を与え続ける良いエンティティーだと思うんだ。フィールドマネージメントってそう言う意味でとても重要。フロントが良い監督やコーチ、勿論選手を集め、スタジアムを埋める。しかし、一方でビジネスマネージメントが上手くいかないとスタジアムは埋められない。ファン相手に適切なビジネスプロセスや組織体系をしていないと、結局誰かが割を食ったまま疲弊する。
90年代の半ば過ぎ、Jリーグは当初の盛り上がりから観客数がガタ落ちした。これは、リーグガバナンスが適切に行われていないだけではなく、そこにぶら下がるクラブ自体の内的な問題が大きく関係しているのだな、と思った。また、代表もあれだけ埋まっていたスタジアムは最早ガラ空きになっている。レベルは昔より格段に上がっているのに。。単に人気選手がいないと言うだけでは最早済まされないレベルだ。
一方で、プロ野球はプロ野球で何十年も続く人気に胡坐をかいていた。特にセリーグはそうだ。ファンは当たり前のようにスタジアムに来ると思っているようだ。しかしパリーグはそう思っていなかった。おまけに2004年には球団再編問題が起きた。パリーグの球団の中には実際に統合されてなくなってしまうと言うことを現実に球団内で告知された職員もいた。そうなるともうゼロスタート切るしかないからオペレーションとかはもう今までのもの踏襲している場合ではなくなる。実際、ロッテは全てを変えた。そしてジワジワと成功例を積み上げた。それがパリーグに広がった。
今日本のスポーツ業界は既得権益を守ろうとする抵抗勢力的にリーグガバナンスをしているところと、そうではないところの差が付き始めるターニングポイントになっていると思う。
何ができるんだろう。。。
何が分かれば今ダメだと思われる組織の人たちは変わろうとするのだろう。。。
その契機を知りたい…。
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