学生が面接に来たとする。
今時どこの会社も圧迫面接等厳禁!と言われて各事業部などから宛てがわれた面接官は面接に臨むが、実際仕事でイライラしたりすることもあり、意外と自分の抱えている仕事のことなどで気分的に面接をやらされて、質問がキツくなったりすることもある。しかし、仕事でMTGをしに行ったり、インタビューしに行ったりしても必ずしも相手方が機嫌が良いとは限らない。それもまた運、不運の問題だったりする。その一度しかない機会に人生掛かっている学生と、基本仕事はあってその一貫としてMTGをしている社会人とでは次元が異なるから重みも位置付けもまるで比べられないんだが、不運なことはそうそう続くものではない。何ヶ月も何年もは。
逆にそんなに続くようであれば仕事の仕方変えるべき。
昔親父に言われた。嫌な上司がいたとしても三年我慢したら相手が転勤するか、自分が転勤するから、と。ある意味正しいんだが、今時は一部上場企業とか中小企業とか関係なく三年くらいでは中々ジョブローテーションをしない会社もままあり、それが嫌で辞めていく若者とかが多いと聞く。現実を見れば、馬鹿じゃない限り、一人のダメな奴が同じ部署に7年も8年もいたりするのをみると、何年こいつと一緒なんだ?と。人事部に掛け合ってもそんなに簡単に認めてくれる訳ではないだろうから、転勤の目がないな、と思ったら転職するような人生も最近ではありなんだろう。
しかし、会社ではないところで、恣意的な決め方しか為されないような組織の場合には、その業務に傾ける情熱があろうとなかろうと、その固定的なメンバーで遂行していくしかないケースもままありうる。そう思っていた。しかし大きな勘違いなんだなぁ、と思った。別にそこに留まる理由は会社でないのだから何もない、と。何かに拘っているのかな、と自分に問い質したが、結局何だったんだろうか、と自分で分からなくなった。自己陶酔しているのだとしたら大いに反省。俺が動かしている、的な発想で動かすようなエンティティでないのであれば。
いや、良いんですよ、そう思いたい人がいるということに関しては。
否定はしない。しかしおいらは違う。馬鹿馬鹿しくなった。夜中、寝る前からイライラし、夜中突然そのことで叫びたくなるような焦燥に駆られ、実際起きてしまうことのバカバカしさはない。忙しい中きっちり睡眠を取ることが如何に大切か、奥さんが寝やすい環境を作ってくれているのに、自分だけがその一番近しい存在の優しさに応えると言うか理解すると言うか、兎に角馴染めていないのは馬鹿だな、と。自分だけで考えることが嫌いな訳ではなく、むしろ自分で突き詰めてからそれでも分からなければ何か質問しないと上司から仕事していない、と言われるような環境で育ったせいか、余り自分を甘やかしたりするのは好きではない。しかしながら今回は仕事ではない、と言うことで考えるとそこにいなければならない理由など最早ないなぁ、と思った次第。物凄くスッキリした。
しかしことが母校のことであると言うのが少々ネック。
と言うか母校の同窓会ね。馬鹿馬鹿しいんだけど、ホントにバカが動かすことになっている現状があるのだとしたら多少の意見差ではないものを注入することに意味はあるのかな、と思ってきた。しかし、考えてみたらミラノから帰国してから関わったのみで、現実卒業してから10年くらい同窓会等自分の生活に一ミリも関係なかったなぁ、と思った次第。実際、何をどうしようとしたところで巻き込めない人が9割。これの比率をどう上げて、つまり訴求力の高いエンティティにするにはどうしたら良いか=会としての魅力を上げるにはどうすれば良いんだろう、と言うことだけを考えてきた。まぁ、実際サッカー部のOBの先輩と色々と関わらせていただいたきっかけもそもそもは同窓会だったりしたので全否定等する気は毛頭ない。むしろ良い面だったんだろうなぁ。
ただ、それは個人ベースですれば良いと言う結論。
ボランティアの意味を履き違えている人と、コストが出ているのにValueの無い人達とこれ以上一緒にするのは無理だなぁ。頭の善し悪しの問題ももちろんあるんだが、ちょっとそれとは違う根底で全く相容れない部分があるのも事実で、そういう話をしたところで多勢に無勢で無意味な議論に時間を取られて、現業が忙しい最中にこんなことに忙殺されるのはもう無理だなぁ、と言うのが結論。何をするにも楽しまなければ損と思っていたので、関わる以上は何か楽しみを、と思ってきた部分は繋がりたいと思っても繋がれないような人たちと繋がれた、と言う意味で良い面が出ていたのは救い。そういう意味では色々な人に感謝。
はぁ、疲れた。。。
ちゃんと人を選ぼう。
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