保育園の中で彼らがいる部屋には大きな窓がありまして。
窓から大きなお月さま。
まん丸、まん丸お月さま。
お友達が「おつきたまー」と言いましたら、皆が一斉に窓から空を眺めます。
真っ暗の中、煌々と明るいお月さま。
まん丸、まん丸お月さま。
さて、そうは言っても帰る時間です。
帰りましょう、きっと帰りに見られます。
とお靴を履いて、我が家への帰り道、背の低いみらんくんはおいらがお月さまを見つけても、見えない、と。
それならばと交差点まで頑張って歩いて、いざ交差点を見上げると、あら大きなお月さま。
と、、、、
お月さまを見ようと抱っこしたその瞬間…。
救急車が通っていきましてね。

もうお月さまより救急車。
ピーポーピーポー通りましたね。
お月さまより救急車。
さて、帰りましょうぞ。ご飯ですから。