無駄に管理教育をして締め付けるので、西の名古屋、東の千葉と呼ばれていた時代があった。
校則が異様に厳しく、朝の登校時に担当の教員と各学年の風紀委員が校門に立ち、男子のズボンの太さや学ランの丈や派手な裏地などはないか、はたまた女子のスカートが長過ぎないか、ソックスの折り返しはきっちり一センチあるか、など冗談かと思うようなことを定規持ってやっていた。折しもビーバップハイスクールなる漫画がドラマ化され、仲村トオルがリーゼントで喧嘩しまくる、と言うのが学校での話しだった。短ランや長ラン、竜や虎の刺繍が裏地にあったり、金ボタンの裏ボタンを換えたりして。勿論全員ではない。おいらも特に興味なしのタイプでね。
寧ろ、あぶない刑事が憧れの的。
今じゃ有り得ない程のデカイサングラスや、絶対に着ないような派手なシャツ。そんなのは中学生や高校生に買える訳もないし若干世間ずれした感じはあった。憧れはせいぜいスーツくらいだったが、中学は学ラン、高校はブレザーの制服だった。スーツを着るようなシーンは特にあるわけもなく、当然買うこともなかった。
ところが、親戚の結婚式があり、制服では嫌だと言ってスーツを買ってもらった。そんなに着る機会もないことは分かっていたが、それでも尚スーツが欲しくてたまらず買ってもらった。確か家族皆で横浜に出てきて、当時できたばかりのベイブリッジに車を停めて橋の上で従兄弟やお婆ちゃんとそのスーツ着て写真を撮った。
グレーのスーツだった。
物持ちの良いおいらは実は今でもそのスーツを持っている。しかもまだ着たりしている(笑)。残念ながら、ジャケットのみであるがね。スーツとして着ないのは、単にウエストが厳しいから。と思っていたが、ホントに着れないのか?と思って試しに着てみた。
が、やはりウエストが、、、アンダーシャツ着ていたし、ワイシャツ含めると2センチ程足りなかった(涙)。この差は大きいね、あと、2センチとは言えダメなものは駄目。頑張って痩せるかね。このパンツが捌けるようになったら結構嬉しい。二重の意味で。
よし、マジで頑張ろう。
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