いつもなら伊丹空港から30分も掛からずに阿倍野橋に到着するところ、結局一時間弱掛かってしまった。
事故渋滞と言う事で1人バス車内で焦ったところで進まない事には変わりなく、悠々と仕事をしていた。しかし、遅れは酷い。北浜辺りではレッカー車が抜いていく際車がモーゼの十戒宜しく、避けて行っていた。ああ見ると高速道路は意外と横幅あるのね。
阪神高速が途中から空き出したものの、阿倍野橋への到着は予定より30分遅れ。。
そして予想外の暴風雨。。降り場の目の前でビニール傘を買ったのだが2分も経たないうちに破壊された。。最早、コロコロはずぶ濡れ。当然おいらもずぶ濡れ。。いつもなら近鉄電車に乗るのだが、諦めてtaxiを探す。しかしtaxiが全く来ない。。こんな時に限って来ないのよねぇ。。arcadeのある場所だから良かったが、taxiを探すのに5、6分。。全く勿体無い時間だ。そうこうしているうちに行きたい方向ではないが目の前で降車する為に立ち止まったtaxi発見。速攻で捕まえて大学へ。
距離にして10キロ。。
最早taxi以外には方策はなく、喩え4,000円掛かってもtaxiで向かう。余り大阪でtaxiに乗る事はないが、相当風変わりなおっちゃんやった。。まず阪南大学を知らない為にナビに行き先を入れようとするが、明らかに途中で高速を降りて混んでいる下道を走ろうとしている。ないよ、その選択肢は。。ナビとGoogle mapの戦いやったが、riskがうんちゃらとかなんとか。。いや、明らかに混んでいる下道を通るために思いっきり途中で高速道路を降りるなんて有り得ん。自論展開をしていたが、あなたの感よりGoogle map。『お客さん、流石ですわぁ』、とか言ってやたらとヨイショするような会話に疲れてしまっては、朝御飯も食べていない中で講義に支障を来たしかねないので、『着いたら言っておくれ』、と運転に集中してもらった。
予定より10分弱遅れての到着だったが、そこまで遅れる事無く講義を開始。
傘などないから、ずぶ濡れで校内を移動して来たが、学生はいきなりベショベショの人が講義を始めてびっくりしたやろなぁw。でも、結果としては、コメントシートを見る限り今まで色々な大学で講義をしてきた中で最高のフィードバックだったかな。事実で言えば正直阪南大学は偏差値は高くない。去年の冬に行った一連の講義前には、同大学の専任の担当教授から改めて『勉強しない奴らなので、、、』と念押しされた。が、これ程意識の高い学生が100人以上何処にいたんだろうと思った程、去年と異なり今年はこちらのメッセージが刺さった。同じ大学、同じ学部、同じ学年でこれ程違うのは前回の一連の講義の際には小職の講義の前に何か間違った誘導をしたんだろう。企画をした者全てが真摯に反省すべきである。専任故の知識や授業中寝られると言う嫌な経験等はあるかも知れないが、それ故の先入観は決して吉と出るとは限らない事がよく分かった。 本来ならば今回の講義のフィードバックと昨年のフィードバックを比べてみるべきだろう。何故なら講義コンテンツは正直焼き直しの箇所も数箇所あり、対象者はほぼ同じ属性なのだから。出身校のICUでは昔から教員の評価を学生がしていたが、評価する側と思われている教員が評価されることを積極的に導入すべき。正直、大学の教員で講義が上手いなと思ったことは、ICUでもMilanoでのMBAの時もあまりない。残念ながら、コンサルティングファームの若手の方が、人に話すと言う意味では遥かに上手い事は間違いない。やはり、教員評価システムを入れるべきだ。
いずれにしても今回は呼んでいただいて本当に良かった。
担当の准教授の方がもし何らかの形でまた別途呼んで頂けるのであれば是非参じたいと思っている。やはりこう言った関係の中できっちりと正しい評価を学生から受けられただけではなく、担当の方ともしっかりとコミュニケーションを取っていかないと良い講義が成立しないことがよく理解出来たな、と。
成果の大きな最終講義でした。
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