MilanoからLondon、東京に移り住みましたが、変わらず日常生活を書き記そうかと。。
ミラノ通信 - 我が為すことは、我のみぞ知る



日付けが土曜日に変わる夜半、渋谷から移動して三茶での飲み会に突入。

 

世田谷通りと246に挟まれたこのエリアは、もう一辺は世田谷警察に向かう通りの事かと思うが、広く、『三角地帯』と呼ばれている。三軒茶屋は、その名の通り、三軒のお茶屋さんがあったことに由来するそうな。いつの時代の事なのか、分かりませんが、246が大山街道と呼ばれ、今の246とも異なる道があった頃からの話なのでしょう。かなり昔は、今の246にも路面電車が走っており、世田谷線も渋谷方面まで乗っていけたそうな?1960年代くらいまでの話でらしいけど。

 

いつ頃からの発展があったのか、全然知らないのだが、おいらが1990年代に学生時代だった時には既にあんな感じだった記憶がある。

 

完全なる個人的見解だが、おいらの中での、都内イケてるB級タウンの1つ。

 

下北沢、中目黒と三軒茶屋。

 

自由が丘は、昔からちょい頭抜けだったかな。吉祥寺は、最早、A級の渋谷、恵比寿、新宿とは異なる多摩地区の勇、なんだよね。デパートある街と言う意味で、A級と言って良いかな、と。だから上。住みたい街ランキングの常にトップランナーだし。

 

ところが、上記三つのB級タウンの中で、中目黒が、『中目』と呼ばれるのが当たり前のようになり、ま、それは良いとして、シモキタ、中目、三茶、とそれぞれが親しみを込めてB級タウンの発展をしてきた中、中目黒が代官山との融合が為され、B級タウンからはちょい抜けていった。残されたシモキタや三茶がダメなのではなく、中目がちょい走り出してしまって、少し距離が空いたんだよね。中目、恐るべし。芸能人が遊ぶから良い街と言うことは無いのだが、六本木から恵比寿、代官山、と西にズレてきて、そして中目、的な感じにね、なってきてから目覚ましくね。

 

それでもね、キャロットタワー側、246挟んだ反対側、それと、TIPNESSがある側から三宿にかけての緩いエリアと、強いて言うならば三角地帯を含めると意外に色々とあり、三茶も捨てたもんじゃない

 

大手芸能事務所が乱立してしまった中目に比べると、ちょい良さげから高級店と言うのがあまりない三茶なのだが、それでも尚且つ魅力は別物として厳然とある。まずはクオリティが一定以上。これはね、実はサービスサイドが担っているのではなく、客のレベルに依存する。このレベルだとなァ、、、と思ったら、行かなくなるもんね。ラスベガスに向かう広大に広がるハイウェイにあるポツンとあるダイナーじゃあるまいし、三茶にはいくらでも選択肢があるので、新陳代謝が発揮される。前はあのお店、あのレベルだったから潰れたよね、、、とアンテナ感度の高い店主は、客から漏れてくる評価に鋭くなり取り入れる。そして現状を省みながら、更なるサービスレベルを!と思えたところだけが生き残れる。三茶は、中目程、料金が高くないイメージだから尚のこと。

 

残念ながら、三茶に客単1万越えなんて店そうそうない。

 

5000円越えても高いと思う。せんべろ程ではなくとも、1晩で3000円が関の山。そんな中での競走だが、特に三角地帯は古過ぎてあのエリアだけはテナント料が多分他の三茶エリアと比べて安いと思う。だから客単が安くてもそれなりにやって行けるんだと思われる。

 

客からすると、安美味は良いよね。

 

安くて美味いんだから文句なんぞないのだが、それは残っているから言えること。三茶の三角地帯は、deepにハマると中々な感じなのでw、一定の距離感が求められると個人的には思っていて。Londonから本帰国した2005年10月から早14年目。ずっとこの辺りに住んでいるけど、実はあんまり三茶のことを知らないかもな、と。そう思ったのは、4人で飲んだ三茶の夜は、実は初めてと言うお店に2軒行ったから。三角地帯にいくつお店があるのかは知らないのだが、知ってたけど行ったことの無いお店に2軒行けて、それなり以上に満足。この値段でこのクオリティならね!と。

 

三茶、奥深い。。。



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