名古屋ドーム前矢田駅からstadiumへ向かう道のりがドラゴンズロードと銘打たれて過去の写真が貼られていた。
stadiumだけではなく、それまでの道のりも色や写真で彩るのも球団がすべきことだ。比較的野球の方がstadiumが駅から近いためギュッと凝縮して雰囲気醸成が上手いと言うか、容易なのかも知れない。利点を活かすのもプロスポーツビジネスが実行すべきことだが、自身だけで無理なら一人称単数で考えるのではなく、自治体や他の民間と協業すべきだろう。
名古屋ドームの間隣にあるショッピングモールのイオンは、試合終了後、既に「優勝記念セールを開始です」、と声を張り上げていた。イオンのコーポレートカラーではない青色が至るところにあったが協業の典型パターンであろう。スポンサーは民間企業側にも利点があるからこそだが、ある一点を超えると恐らく協業と言う意味での、本当の意味でパートナー的な位置付けになる筈だ。単に算盤勘定だけではあそこまで色々とポスター貼ったりしないと思う。こう言う動きはシンパシーを感じないとされないと思う。つまり、ミニマムで良いと思って適当に貼られるのと、いや、ここにも貼りましょう、と積極的に、マックスで貼るのとでは大違いであり、あそこまで貼られるのはシンパシーがあってこそなのではないだろうか。
こう言う施策は、チームが強い時ばかりでなく、弱くても、常に隣にいられるような関係値形成が重要だと思う。いつもいつも勝てる訳ではない。セリーグ、パリーグ共に6球団しかないが、別に順繰りに優勝する訳ではない。10年、20年優勝出来ない球団だってある訳で、それでも一緒に、共に、となるような関係値は日頃から重要だろうね。
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