普段、電車、特に新幹線やら特急での移動なんてしないので、そもそもチケットの買い方がよく分からない。
なんか、そう言う書き方をすると、そこいらの出来損ないのタレントとかと同じ様な感じがするが、勿論、最低限の事は分かるし、自分でチケットも買える。言いたいのは、色々と手頃な価格のチケットや前売りのチケットの事まで分からない、と言う話。
まず、2枚きっぷ、と言う仕組み。
要は単なる往復に見えるが、そうではない。往復にも勿論使えるが、片道で2人で行く時にも使える。平たく言えば、2枚から買える回数券である。例えば今回買った2枚きっぷは5,960円で、本来の片道は4,230円である。つまり、往復で8,460円になるところ、2,500円もお得なのである。これ、知らずに券売機で片道ずつ買ったら、物凄く損するよね。そう言えば、佐賀に通っていた時、博多から佐賀に行く時は2枚きっぷの更に上の4枚きっぷを買っていた。ほぼ、1回分タダの様な割引率だった気がする。下手すると、ランチ代が丸々賄える程だった。JR九州ではそれが当たり前なのかな?JR東日本管轄下でこんな切符ある?
チケットの事なんて分からないよねぇ。。。
然りとて、旅行者にも分かるよう、みどりの窓口では聞かれたし、よくよく見ると券売機の所にも書いてある。JR九州の株価は高値安定らしいが、決め細やかさが東日本とかとは違うね。特急の座席も関東近郊のよりも良い気がするし。
因みに、3月20日まで、指定席無料である。
これ、最早、価格破壊以外何者でもないと思ってきた。あれだけ毎日本数が走っていて、空席で走らせるくらいなら多少割引率が凄くても1人でも多くに乗ってもらうと言う戦略か?これはサッカー業界のチケットの割引率のケーススタディに使えるな。サッカーなんて、JRの電車とは真逆で、年間でたった21回しか事業収益機会がない。ガラガラのスタジアムで試合をさせるなら、無料招待はないにせよ、多少割り引いてもスタジアムに観客を入れる、と言うことをどこまで勘案して割引率を設定するか、考えものである。因みに上記の2枚きっぷの割引率は約3割。それでも元値の7割の収益は上げているのだから、空席のままより遥かにマシだよね。あ、指定席料金が無料なので、割引率はもっと良いね。35%くらいの割引率か?
そして、人生初のグリーン車である。
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かなり広々としている。通路挟んで3列仕様である。
2枚きっぷを買って、安くなったと騒いでいるのに、グリーン車で金使っているのか?と言われそうだが、指定席が全て埋まっていたのである。飛行機と違って、自由席があり並べば良いのではないか?と言われそうだが、まかり間違って2時間立ちっぱなしとかになる可能性がある。昨晩の時点で予約をしておくべきではないか?、と言う話もあるが、それはその通りなのだが何時に乗れるか、不明だったので止めた。故、仕方なく。で、そのグリーン車料金であるが、高々1,500円程度の話である。2,500円浮いている分でカバーされている。許容範囲であろう。それでもランチ代が浮いているくらいだから。
例えば、羽田空港から大分空港までのflightは1時間半くらいで、空いていれば自腹でクラスJにする。
それは、今から仕事するのに少しでも体調を良くして、気持ち良く移動するコストとして全く問題にならない程の差額だからである。当日のアップグレードは1,000円である。それならスタバの珈琲、2回分でしょ?上げない理由はない。そう言うところでケチるのはダメ。無駄に日常でお金を使っているところで、財布を締めれば良いだけの話。毎日飛行機に乗る訳でもなし。疲れている時は伊丹空港からのflightですらアップグレードするからね。
今回のグリーン車は考える良い契機であった。
昨晩の会食から、色々更に前に進むために考えるべきことを改めて認識させられているが、良い頭の切り替えになっているね。今回、良いリフレッシュになった。