春夏冬二升五合。
これなんかは典型的に判じ物ですな。以前、河原町の志る幸さんに行った時に、カウンターの中にこれが置いてありました。一瞬、知らないと思いますよね。えっと、秋が抜けている、と。

EnglandやFranceの文学などにはこういったことがままあるそうな。文化的に成熟したところで、wit、espritなどと呼ばれる言葉が該当するのかは分かりませんが、機知に富むと言うのか、当意即妙と言う言葉なんぞは多分これに当てはまるのでしょう。そもそもの「判じ物」の意味としては、文字・図画などに、ある意味を隠し、人に判断させて当てさせる、と言うことで半ばクイズ的な意味合いがあったそうな。
分かりますよね?大人であれば、と言うような少しだけ上からの視線を感じますが、そう言うところがまたよろし。