Keaukaha の辺りはハラの木がたくさんたくさんあります。
この辺りはネイティブハワイアンたちの権利や人権、土地などを守り続け保存されるよう、そのための活動が長く行われているようです。国家のモットーにもありますよね。
ハワイ州憲法にのっている国家としてのモットーは、王国の紋章に書かれていますね。カメハメハ3世 Kauikeaouli の残した言葉です。
「Ua mau ke ea o ka 'aine i ka pono」 大地は正義のもとに守られる。
「我々は、我々の国土(と水域)を、注意深い管理者として守るために働かねばならない」ということなのだそうです。
1843年に土地を巡る事件が起こりイギリスに一時占領されていたハワイ王国。同年の7月に主権が返還された際、当時の君主カメハメハ3世カウイケアオウリが述べたスピーチの一節だそうです。
土地を管理するとか、維持するという意識が薄かった昔のハワイアンたちはどんどんハオレ達に自国の土地を売っていってしまいました。その結果自分たちが追いやられるということになっていったのです。
自分たちの土地は自分たちでしっかり守る。この意識がやっと目覚めてきたのはこのころなのでしょう。
今でもその意識が色濃く残っている土地はいろいろなところにあります。そしてハワイアンの意識のベースにもなっているようです。
ヒロを経つ日の朝、空港に行く前にもう1度ここに寄り、今回ここに私を連れてきてくれたことに感謝しながらオリを唱えた。
沖の岩の上では網を持って海を眺めているハワイアンの親子がいた。はるか昔のハワイアンの魂たちが呼んでいるような気がした。
Keaukaha no ka 'oi, Eo!
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