pana • pono

ハワイの神様が
伝えてくれることやもの
HULA & LOMILOMI
in Yokohama

フラステップの基本1

2015-09-17 01:18:44 | Kukulu Kukui Body Works
先日のメールのやり取りの中でフラの基本となるステップの話が出ました。
 
記録に残しておきたいのでブログにも書いておこうと思います。
 
またベーシックについては書きたくなるかもしれないのでフラステップの基本1.としておきましょう^^
 
基本1。なのでちょっと長くなります~~^^; すいませ~ん。
 
 
フラのベーシックステップ。なかなか習得できない方も大勢いるようですね・・・。
 
まず、ハワイアン(欧米人)と日本人の体形、骨格の違いがあることを理解しておきましょう!
 
骨盤の位置がもともと違います。
 
なのでおんなじように動いているようでも骨盤が前と後ろにあるのとでは体を支える部分と足の骨の踏み込み部分が全く変わってきます。
 
だから~~・・・日本人のフラは日本人のフラに見えるのです。
 
メリーモナークのようにハワイアンが中心の団体で群舞をしているときに日本のダンサーが混じっているときとかありますよね?

ハワイに住んでいながらフラをしていても日本人は基本的に日本人です。なかなか骨格が変わるということではないようです。
 
お化粧もバッチリだし振りもとても頑張って似せているんですが・・・
 
私は絶対に「あの人日本人だ・・・」ってわかっちゃいます^^;
 
その上なぜか不必要なオーバーアクション。
 
そこで首のフリフリいらないでしょ?っていうことまでハワイアンのまねはしているのに・・・
 
あ~~~、やっぱり日本人だね~~~。とわかります。
 
一発ですぐわかります。なぜか・・・?
 
やっぱり動きが群舞になじんでおらず浮いてるからです。
 
たま~~~にそうではない欧米人体型の方もいらっしゃいますけどね^^
 
メリーモナークに行くと毎年必ず「クッソ~~~~。なんでだ~~~!!」と思って観戦しています。ここまで来てるのにあれかよ~~~~^^; という感じで悲しくなります。
 
日本人フラダンサーの多くの人は骨盤がステップの踏込みと同時にしか体重移動ができず・・・。
 
パウが後ろ側で揺れていないのでパウの移動が若干早いのと腰の動きがカクカクしているので揃わず・・・
 
後ろ足とヒップは後から付いてくる!がわからず…^^;
 
もしくはエイッとばかりに骨盤を横に押し出してしまうかんちがいダンサーもいます^^;
 
肩や体から突っ込んでくるダンサーもいます^^;
 
お尻を後ろにしようとして胸(あばら骨)が前に突き出てしまったり、肩が前傾してはNGです。こうなるのは背筋、背骨の脇にある筋肉を寄せすぎです。背中に力が入りすぎ!
 
もう・・・ヒエ~~~~~ッものです^^;
 
フラをどこまで続けても、何年やってもそのままでやっていては何も変わらずあの優雅に風になびく・・・風の流れと一体となったナチュラルな動きには残念ながら絶対になりません。
 
骨盤を前傾させても背中はただまっすぐ立っているだけです。
 
でないと背中と腰とお尻が連動して滑らかに体重移動できません。
 
でも・・・もしそういう先生からダンスを習ったら、生徒さんたちというのは優秀ですから間違いなく同じような動きで、同じようなダンスをしているでしょう・・・^^;
 
っていうか・・・日本人なので同じになるのは当たり前。仕方がないわけなのですがね・・・^^;
 
いえいえ、だからといってあきらめてしまってはダメです。
 
まずは先生のフラをよく見て、もしもそんな風にステップを踏んでダンスしていたらちょっと注意して観察してみましょう。
 
自分がどんなダンスをしたいのか?
 
先生が日本人ならもうこれはある程度骨格のことで仕方のないことですが(そうでない日本人の先生もいると思います)足の裏の使い方はまだコントロールできると思います。
 
それから、ハワイのフラはツリーになっています。
 
自分のクムはそのまたクムから受け継いだスタイルを継承しています。
 
              
 
ですから日本人であっても弟子、生徒の私たちはもちろんそのスタイル、型をも継承しているはずです。知識や思いを受け継いでいることは当たり前体操!なのであえて言いません。
 
もし、あなたの先生がハワイのクムフラについている人だったらそのハワイのクムと日本の先生のダンスが同じ、もしくはとても似ているかどうか観察してみましょう。
 
              
 
           
 
わたくしの写真で失礼しますが・・・これはポーズで撮った写真ではなくダンスをしているときに撮っていただいた写真です。(フラレア編集長平井氏によるものです)
 
下の2枚はカホロのステップを踏んでいます。
 
これは4歩目の足から右へ移動、左へ移動の瞬間です。
 
1歩目の足が浮いて横に移動しようとしていますが4歩目に踏み込んだ後ろ足となる足はまだしっかり踏ん張ってけり込んでいるのとそれに連動している後ろ腿(ハムストリング)とヒップが腰まで続いているのがわかりますか?さらに遠心力で体を残しながら後ろ足が寄ってくるタイミングで体の中心線が移動します。
 
ここで腰を行く方向にすぐつけていってしまう人が日本人には多くタメがないパウに見えちゃうのです。
 
ステップがハワイのクムがフラットフィートなのに日本の先生がヒール&トウだったらもうその時点で先生、アウトです。致命傷です。
 
先生よくハワイのクムの足の裏の使い方見てください!
 
フラカヒコをヒール&トウで踊っているのなんてありえないですからね!
 
アウアナは現代のアレンジされたダンスですからヒール&トウでも構わないですけどね・・・。
 
各フラのグループには基本のステップがあると思うので必ず先生に確認した方がいいですよ!
 
あ!ちなみに我らNa Waiグループはフラットフィートです。きちんとクムに聞きました^^
 
あと・・・クムフラとその日本の指導者全員が同じじゃないとおかしいですからね・・・ひとつのグループなのに・・・その辺バラバラだったら相当まずいです。
 
日本の先生は素直にまねて身につけそのまま自分の生徒に伝えればいいのです。
 
とにかく先生やクムの足元をよく観察してみましょう。
 
それから~~~・・・
 
ステップは英語で踏み込みですね?
 
踏み込みとは足の骨でするものですよね?
 
それが骨盤(ヒップ)に伝わってしっかり腰で支える。
 
日本に来るといきなりステップは足の踏み込みととらえられず、足の運び方、動かし方の種類となってしまって踏み込みの原理を伝える先生があまりいないのではないでしょうか?
 
ステップによって下半身の基本の使い方や体重移動、アイハアの姿勢が変わることはほとんどありません。
 
なぜなら・・・骨盤の位置が後ろにあるまま全てのステップを踏んでいるわけだから。です。
 
その自覚なくステップの練習を重ねてもいつまでたっても軸の無いステップに振り回されているダンサーのままで終わってしまうでしょう^^;
 
上半身のぶれたダンサーはNGです。
 
なぜ上半身がぶれるのか?
 
腰から下のグラウディング力の弱さとステップを踏み込んでいるはずの骨盤の使っている部分が違うのであばら骨や肩、腕が連動して動いちゃうのです^^;
 
私の師であるクムケアラもちゃんとその辺の注意は伝えたい人には伝えています。目撃したことはあります。
 
でもだからこうやって直してくださいとは絶対に言いませんけど。だから~~~厄介なのです^^;(クムケアラはなかなかこういう注意点は言ってくれないので言われたらラッキーと思った方がいいです^^ 本当にほとんどダメダメでも何も言ってはくれません・・・。言われなくても見て身につける!という教え方だからです。もう職人気質です。でもハワイアンの教えがそうなんですから仕方ありません。クムから何も言われないのはできているからではなく彼の教え方の方針です。だから自分で気が付いて変えていけない人は100年経っても気が付かずにそのままです^^;ある意味幸せな人です。)
 
上半身がぶれている。
 
体重移動が間違っている。
 
体の使い方とベーシックステップができていない。
 
ハンドモーションに気をとられるとステップが崩れている。
 
正しく身につけたステップがきちんとダンスの中で使われていない。
 
これくらいはもう思い余って、意を決してやっとクムは過去に注意してくれました。(これらの課題はまだまだ現在進行形ですけど・・・^^;)
 
ベーシックだけの練習をしていてそれができているように見えても、フラはその複数のベーシックステップを組み合わせて踊るのですから結局はその繋がり(クムはステップのコンビネーションという)ができていないということは基本的なベーシックステップが身についていないと同じなんです。ハンドモーションに気をとられて下半身がおろそかになっているのもベーシックステップが身についていないからなんです。
 
ベーシックステップだけだったらちゃんとできるのに~~!なんて言って自分を甘やかせたりしていませんか?
 
ベーシックステップ・・・たとえばカオ、カホロ、ヘラ、アミ、ウエヘ、カラーカウア・・・などなどそれぞれだけを練習していてその時はできている。
 
と思っていても曲がついたり、ハンドモーションがついてくると全身のタイミングがずれる。
 
これは・・・ベーシックステップが身についてないからなのです。
 
わかりますか?ベーシックステップが身についていればこんなことは起きません。
 
それなのに自分はベーシックだけの時はできているんだからベーシックができている人。と安心してダンスばっかり練習しちゃうと厄介なことになりますよ!!
 
何度でもいいます。こういう現象の起きているあなたはベーシックが身についていないです。もっと練習しましょう!
 
この辺のニュアンスを自分の都合のいいように解釈している人は残念ながら総合的にいつまでもダンスが変われません^^;
 
そしてもっとダメダメが自分がそうやってダンスしていることに気が付かないということです。
 
え?私そんな風にダンスしてる?
 
・・・ええ・・・してますけど・・・。
 
チ~~~~ン^^;
 
っていうこともありましたね・・・。
 
キャ~~~ッ、クム~、私たち日本人なのですぐに体重乗っていっちゃって無理なんですよ~~~^^;
 
なんて言い訳はNGです。
 
だからせめてものハンドモーションだけでも間違わないようにそういう人たちは必死に振付の練習を繰り返しているのです。
 
そんなもんだから~~~、クム的には手は間違っていないのになんでベーシックが使われていないのか~~~?と毎回イライラモードになるんです(泣)
 
でもね・・・だから~~~私散々言っているんですけど・・・
 
練習しましょう。・・・って。
 
正しい体の使い方を知らないといつまでも上半身がぶれているし、べーシックができるようにはならないですよ~~。
 
もう、上達したければ素直にアドバイスを受け入れるだけなんです。
 
けれど、自分のダンスが間違っていない、とか自分は上手、なんて思っている人は案外勘違いしていて人のアドバイスはうっとうしいもののようです^^;
 
自分でも気が付いていない癖なんかもあるので、それにアドバイスをくれる人はほんとに大事な人だと思うのです。
 
プライドが高い人ほど癖がある・・・。もう直せない・・・。
 
あ~~~・・・口で(文章で)伝えるのは大変です。
 
         
 
 
なので私はどんなフラダンサーでもいいので「どういうことよ???」と思った方は尋ねて来てほしいのです。
 
私だって初めからこんなことが全てわかっていたわけではありません。
 
もう始めた頃は自分のダンスが嫌で嫌で、なんでできないんだろう~~? 何がハワイアンとちがうんだろ~~???
 
って、そりゃもう死ぬ程落ち込んで、試行錯誤して、たくさんのハワイアンのフラダンサーを見て、自分の体を使って研究を重ね少しずつわかってきたんです。
 
無意識にできるようになるまでには研究にすっご~~~~い時間とお金も費やしました。
 
だからといって、今だってまだまだ研究は続いています。
 
だってこんなことはだ~~~れも教えてくれないからです。
あ、勘違いしないでくださいよ!もちろん教えてほしい!といえば丁寧に教えてくれる人はいると思いますよ!
 
しかし今までの私の経験上では体の違いによる体の使い方は教えてくれる人はいませんでした。
 
私の今まで関わったフラの人々にもこんなことは伝えてくれる人は誰一人としてほんとにいませんでした。

ただヒップ!というかもっと大きく振って~~!って言うのは聞いたことあります。

振っちゃ~だめだって…(T_T) 振るんじゃなくて揺れているの!言葉も違うでしょ?

振ると揺れるの違いちゃんと身体で理解してないとね!


私が日本人だったからゆえに悩んで悩んでやっとこうだ!!と見えるものができてきたのです。
 
やっとそれを生徒たちには伝えられるようになったのです。
 
私の生徒たちには毎週これを習得するべくヒントを次から次から考え抜いて見つけては伝えるようにしています^^
 
彼女たちは少しずつ要領をつかんで体に落としていっています。
 
時間はかかります。
 
すぐには筋肉がつかないし、骨格もゆっくり変わっていくのでね・・・。
 
あきらめずに普段から意識をして自分の体と対話するようにすることです^^
 
ハーラウが違っても体の使い方はダンスの基本なのでね^^
 
日本のフラが少しでもハワイに近づけるようにしませんか~~?
 
ハーラウの垣根を越えて日本のダンサー達みんなで変えていきませんか~~?
 
ステップの基本は体に馴染むまでやり続けないとね~~(T_T)
 
自分で自分の骨格変えるよう普段から少し筋トレしたり姿勢を正したりね・・・。
 
気がついたらO脚もけっこう治ってますよ!
 
身長だって少し高くなるし、スッとかっこよくも見えるようになります!
 
あ、あとステップが馴染んできたからといってベーシックの練習しなくなるとまた知らないうちに変な癖がついたり、できなくなってきちゃいますよ~・・・^^;
 
ハワイのどんなベテランやミスアロハになってもいいダンサーはずっとベーシックを大事にやり続けてますよね?!
 
イチローみたいなすごい野球のプロでも基本の素振りや筋トレは地道だけど欠かさないっていうでしょ?
 
素晴らしい人こそ地道な基礎をず~~~~っとやり続けてるのです!
 
素晴らしさをキープし続ける努力を惜しまないのです。
 
ダンスがいけてない人、素人ほどなぜか思い上がってずうずうしいし、ベーシックに重きを置かず、ひたすら踊って踊ってを繰り返し、なにかと前に出てきたがる!人前ですぐ踊りたがる!ほんとに不思議ないけてない人たち・・・(沈)
 
日本のフラダンサーにそんなベテランダンサーやイチローの爪の垢でも煎じて飲んでもらいたいわ~~(^^;;
 
私の知っている限りのことはお伝えできますのでお気軽にたずねて来てくださいね~!
 
日本人だからといってこのままのダンスを続けるのか?あきらめるのか?はたまた言い訳をし続けるのか?
 
もしくは使うべき筋肉を使えるようにして体の芯を通してフラをするのか?
 
決めるのはあなたです!!
 
あなたのステップの誤りは単に体の使い方を知らないだけで、あなたの人格を否定するものではないのですからね!
 
そこにはプライドや肩書なんてなにも必要ないですからね!
 
正しいことを知って体も楽になってもっと楽しくフラをしましょうよ~~!!
 
どんな人にも伝えますよ~~!フラに必要な基本の体。
 
やっぱりね、直に会ってあーでもこーでもと体を使いながらでないと伝えづらいですからね~~^^;会うのが一番です!
 
今までもこの人はきっと素直に受け取って改善していくに違いない!と思った人には私の生徒ではなくてもその都度伝えてはしてみたんですけどね~~・・・。その思い伝わってるかな~~?
 
ダメ出しをいただくことは上達への道のり。感謝の心を持って接するときっとさらに、さらに神様は素晴らしいことを与えてくれると思いますよ。
 
私がクムケアラ以外に尊敬しているハワイのクムフラはいますが・・・その方のワークに参加させていただく機会がありました。彼が間違いを訂したり、新しく何かを伝えていた時私たちより何倍も知識もあり、ダンスも素晴らしくクムフラになっていくようなハワイの生徒たちでさえも必ずその都度、師に向かって「ありがとうございます」と頭を下げていました。とても印象的でした。
 
ハワイのクムフラから言われたなら私だってそうするわよ~~~。
 
・・・なんて言っているあなたは学ぶものとして失格です。
 
師は日本人であっても師です。しかもあなたが自分で選んだ師です。
 
大事にして全身全霊で師から伝えられるものを吸収していって欲しいと思います。
 
以前、私がどうしても伝えたいことがあって仲間に伝えた時があります。
 
プライドの塊のような彼女(たち)は「あなたはハワイの人でも、私のクムでもないんだからあなたの意見は聞きたくない。」
 
確かに私はハワイアンでもないし、あなたのクムではないかもしれないし、たしかにおせっかいかもしれない。
 
でも、その人がフラに対して素直だったらどんなことでも聞いてお互いに意見交換ができて、さらに上を目指していってもいいんじゃないか?って私は思っていました。
 
ま、こういう人はちゃんとハワイの神様たち見ていますからそのうちハワイやフラから遠ざけるよう配慮していきます。
 
ま、いますよね?こういう人たち。
 
ま、しょうがないですかね~~?^^;
 
何よ~~、私ちゃんとできてるわよ~~。うるさいわね~~。って言われても聞き流しているんでしょうね・・・?だってその後のダンスに変化がないってことは聞き入れなかった。ってことですもんね?・・・もしそうだとしたら悲しいわ・・・。仲間だと思って言ったことなのにな・・・。
 
ま、気を取り直して!!

フラの身体の使い方、ステップの正確性、体重移動とは?日々できることは?などなどフラの動きに関してご興味のある方はご連絡ください!
伝えられるものはきっと何かしらあると思います。
nawaipana★gmail.com(★は@に変えてね!)
 
個人でひっそりと動きを習得して上達するもよし!
 
グループのベースのダンス力を上げるもよし!
 
あなたのリクエストになんでもおこたえしますよ~~!
 
みんなで日本のフラの基礎力UPしていきましょう~~!!
 
一緒にがんばりましょうよ~~^^


※しばらくぶりにフラの体の使い方書いてみました!
↑こちらから!

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 私のフラ道。フラ合宿2日目*... | トップ | 10月のベーシック&フラ体験... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿