遠足に行っている暇はあるはずがないのですが・・・それでも行っちゃうのがクムケアラ・・・^^;
無事にクプナの遠足も終わって家に戻るやいなやもうすぐ4時!4時からは全員集合でホイケのリハーサルがありました。これはもう書いたよね?ホテルにチェックインも済ませました。
さてさて翌日2日はいよいよ私たちのパフォーマンスの本番の日!
生徒の皆は5月1日ハワイに着いてそうそうのホイケ用のリハーサル、翌日2日はプレホイケのパフォーマンスの本番・・・。全く大変なこっちゃ・・・^^;
リハーサル終わって軽い夕飯食べて夜はプレホイケの練習。
・・・私は彼女たちに1ヶ月近くも会っていないし、したがって練習もその間はしていな~~~い^^;
心配はしていましたが・・・。といってもそのための練習はここで1時間くらいやっただけ。着いた日早々で疲れているだろうし、・・・休むことは大事です。
それに、私は彼女たちが私と会っていない約1ヶ月にきちんとやることはやってきたと分かっているからです。
3月に日本に帰ってからの3週間でこのいきなり与えられたミッションのために特訓した。それしか時間がなかった^^; でもその時間の中で私としてはやるだけのことはやったつもりだ。コツさえしっかり分かれば闇雲に時間をかけなくても大丈夫なんです。
レッスンではフラをダンスするのにはどうやって体を使うか、体のコアがいかにダンスに大事か・・・とかベーシックステップは鬼のように身につけさせている。ここは非常に大事です。
そしてマインドもだ。ただ踊れるようになるだけではダメなんです。
いかにハワイを理解してフラに関わっていくのか、心の有り様をいかに作っていくのか、心がけはとても大事です。そしてどうやって自分と繋がっていくかとか・・・。
身も心も一緒に鍛えています^^; 心を豊かに・・・心を広げて・・・見えないものを大事に感じれるようになるように^^
ハワイ語も勉強してもらっています。イメージがフラにはとても大切ですからね^^
そして体さえできてしまえばどんな曲でも自在に楽しく踊ることができるのです^^ 振付なんて2の次なのです^^
だから私の生徒にはそのへんをしっかり身に付けてもらいたいと思って相当な時間をかけています。よく厳しいの?と聞かれるようですが・・・^^;
なぜ厳しいのかみんなわかっています。はじめが肝心です。はじめにきちんとしたことを身に付けない限り永遠に闇雲に時間ばかりを費やしてしまいます。それではかわいそうだと私は思っています。
せっかくフラをしたいと思って私のところに来てくれたんです、私の知る限り、できる限りのことは私の生徒には伝えたいと思っています。私の生徒に対するKuleana です。
彼女たちが恥ずかしくないよう、堂々と自分自身に自信を持って生きていってもらえるようにしてあげるのが私の役目だと思っています^^
それを乗り越えて行く彼女たちを見守る私は彼女たちを心から誇りに思っています^^
そしてクムケアラに対してのKuleanaです。彼の流れをくむフラをたいせつにきちんとそのまま繋いでいってあげたいと思っています。私にできる最大のクムへの恩返しだと思っています。
その成果はきちんと形となって現れます。頑張ってきた者だけに与えられるご褒美ですね~~^^
5月2日は私たちにとって忘れられない日となりました^^
ここに一緒に来れなかった仲間もいますが、私の留守の間皆で協力しながら自主練習をしていたそうです。今回は残念ながらここには来れませんでしたが、彼女たちの心は一緒に皆と来てそして一緒にダンスを楽しんだと思います。私たちは辛いことも楽しいことも一緒に乗り越えて前に進んでいくオハナですから^^
パフォーマンスは大人のフラ部門の一番目のトップバッターです。いつもなんでもやることが一番目でプレッシャーがかかります。
今回もクムが出番の順番を決めましたが、とても嬉しそうに・・・いやいやニヤニヤしながら「一番だからな!」と何回も私に言っていました・・・^^;
それって・・・わざと???^^; もうクムはいつだってこうです^^;
いよいよ出番です。みんな自分でオヘカパラした私がデザインしたペレのパウを身に付けました。レイもイプももちろん自分たちで作りました^^
自然の中だと緊張はしません。大丈夫です。私たちはこのハワイの風と光の中で詠い、舞うのです。
まずは自己紹介をして、何をダンスするのかを一応事前に皆さんにアナウンスしました。そこで緊張もすっかりなくなります^^
チャント「Ke ao」から始めました。」 続いてフラパフ。
フラパフの時に私にアクシデントが起きました^^; ヒエ~~~!キーで叩く音が・・・小さくなってきた・・・。
なぜなら・・・キーの結び目が・・・ほどけて来たからです~~~~(泣)
万が一と思ってキルを叩くキーの両恥に結び目を作っておいたのでなんとかそっちに変えようと思ったのですが・・・。
でも歌の途中に変えられるわけがないですよね~~~・・・でもこのビートがなかったらとても困るんです^^;
エイヤっとやってみましたが・・・案の定一瞬でしたがパフの音が乱れてしまいました~~^^; みんな~~ごめんね~~^^; でも、歌は途切れず歌い続けていましたからなんとかダンスには支障なかったようです^^;
フ~~~ッいろいろあります・・・。でも大丈夫。これはこれ。いつも次に繋げるお勉強です^^
続いてはイプのナンバーです。Ho'opuka から始まってイプでのフラノホ。イリイリのフラ。ウリウリのフラ。フラの間あいだにその曲にマッチするチャントを選んでチャントもしました。今回は全て楽器を使った曲にしました。
チャントやカヘアはフラダンサーとしてとても大事です。
今回うちの生徒も解ったと思いますが自然の中では自分の声なんてとてもか弱く自然の作り出している音や空間の中にかき消されてしまいます。ここは壁に囲まれているスタジオではないんです。
声がとても大事です。しかし大きな声を出そうと思って怒鳴ってはいけません。
ハワイに来てから彼女たちに最も注意したのは声のことでした。声を出すことに慣れていない日本人なんですね~^^;大きな声を出してみなさい・・・っていってもはじめはできません。でも恥ずかしがってなんていたらフラはできません。
やるしかないんです。とにかく自分と自然とを繋げてフラを楽しむんです^^
パフォーマンスは次々続いています。曲の間はクムが曲の説明を入れてくれました。観ている人の心も段々こちらに向いてきています^^
拍手や喝采はパフォーマーにはとてもありがたく嬉しいものです^^
最後にはとてもたくさんの拍手をいただくことができました^^
きちんと私達のフラができました^^ 本当に嬉しかったです。
そして今回のパフォーマンスの後たくさんのクプナたちに「ありがとう!」と言われました。
ありがとうと言わなきゃならないのはこちらの方なのに・・・。
ロリンダのママのアンティリリアンからは「ユカリのハラウは最高によかった!そこにはハワイがあったよ。私もほんとに嬉しいしきちんとフラを繋いでいってくれているのが伝わってくる。私も心からありがとうと言いたいよ・・・。でも私だけじゃない、ハワイの先祖達が喜んでいるよ^^ ありがとうと言ってるのはその人たちだからね!あなたの生徒たちに是非それを伝えてほしい!」って言ってくれました^^
彼女以外のアンティたちからも同じことを言われました。そしてその翌日も観ていてくれた人が「昨日はすごいよかったよ~~!」とハグしたりしてくれました^^
涙ものです。私たちのフラがハワイの人たちに受け入れてもらうことができるなんて本当に夢のようです。
でも、やってくれたのは生徒たちです。私ではありません。彼女たちに送られた拍手です。本当に誇りに思います^^ みんなよく頑張ったね^^ ほんとうにありがとう^^
あるアンティは「ユカリ、日本のメリーモナークはないの?あったら絶対出て!」だって・・・。冗談じゃない!
まだまだ課題はたくさんある・・・。やらなきゃならないことがたくさんある・・・。
ここをひとつの大事な通過点としてまた新たにフラと関わっていきたいと思った。この機会を与えてくれたクムケアラには心から感謝します。いつもいつもありがとうクム^^
パフォーマンスの後ご先祖様たちにありがとうとチャントしました。
ほんとうにいい日でした^^
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