この間の日曜日は新春のPi Kai & Ho'okupu の日でした。
立春を迎え新たな気持ちで物事に向かう。不必要なものはきれいに流し、新たな学びを始める。
春はいろいろなものが芽吹き始める季節。素直にスクスクと育っていってほしいと願う。
2月7日、朝は少々風がありながらも快晴だった。車を走らせ葉山に向かう。果たして今日の富士山はどんななんだ・・・？と少々の不安を持ちつつも富士を見るのが楽しみだった。
すると・・・そこは雲ひとつかかっていない空。どーんと富士山が白い雪を讃えながら堂々とそこに鎮座していた！周りの山々もくっきり見えている。連なる全ての山にも白い雪がかかっている。
なんて美しいのでしょう！！空気が澄んでいる！クリアな空と空気が持続してくれることを祈った。夕方陽が暮れるまでこのままでいてほしいと思った。
ホオクプのためには皆で練習。初めてのマウナフジの生徒もいる。もう1度ゆっくり皆に話をしながら日本の美しさ、日本人の心の美しさを改めて誇りにもってもらう。
全てのものに神々が宿っていると信じていたころの日本の心。それらの自然と一心同体となって生きていた頃の心。皆が忘れかけている何かを取り戻す・・・そしてそこに繋がって生きる。
「Mauna Fuji / マウナフジ」はそんなチャントであると思う。ただ単に富士山がきれいだね！という内容ではないのです。
外の富士山はそんな私たちをじっと見守っていてくれているようでした。
みんな一生懸命練習した。奉納する・・・とはただ単にスピリットだけがあればいいわけではないと私は思う。
根柢のそれに対するスピリットと、自らの体を通して全身全霊で捧げるものだと思っているので、体自体もきちんと天と地に繋げながら踊らなければならないと思っている。
その昔ハワイのヘイアウでフラパフを神にささげる役割を担うフラダンサーは、きちんと選ばれそれに向かって精進していたはずだし、精神と体を鍛えていたんだと思う。やりたいからやる！なんてあり得なかったのではないかと思う・・・。それくらい神の存在は重大で尊厳なものだったとおもうと今私たちが簡単に奉納、奉納と遊び半分でやるわけにはいかない。
やるからには誠心（身）誠意、今できる限りの精一杯を捧げたいと思いました。そんなわけで皆一生懸命練習しました。
練習が終わって夕方海の方へ移動。・・・みんな着替えて・・・海に向かう。そこの角を曲がると浜辺だ！
みんなの奇（喜）声が聞こえる！私は一人でこっそり笑った。どんな富士山が海に浮かんでいるのだろう・・・。
お～～～～～～～～！すごすぎる！全く雲がかかっていない！いつも富士山が見えても1日中雲ひとつかからない日なんてことはあり得ない！今まで朝から陽が沈むまで何にも遮られることがなく富士山がそこにいたことはない！奇跡のような私たちの純粋な気持ちが表れたようなお天気の1日と富士山でした（！）
1日中をかけて富士山に雲をかけず、私たちの気持ちを神様は応援してくれたんだな～と感じました。全ての神様がひとつになって私たちを支えてくれた様な気がします。ほんとうにありがとうございました＾＾
みんなの嬉しそうな顔を見るのが嬉しい！夕陽に富士山のシルエットがくっきり浮かぶ。チャントをしている間にゆっくり太陽が暮れて行く。
海に足をつけ、足の裏から体や心の不浄なものを流してクリアにする。海の水にはそういう力がある。
目の前の富士山や吹く風と繋がりながらフラを舞う。しっかりと大地に足をつけて。
見守ってくれていた山々、海、風、森戸の海を守る神の家、私と共にフラを歩んでいる生徒たちに感謝しました。そしてこの海の先にはフラの始まったハワイの島がある。・・・いつもここに繋がっている。いつでも、どこにいてもここにはフラがあり、ハワイがある。ほんとうにありがたく思う。
Mahalo nui 'ia no ke akua malama ia makou keia la. Ua maika'i a pau i ka hula makou me ko'u hau'oli. E ho'i ke aloha i Mauna Fuji. Aia i ke ola maluhia ame ke aloha no. E ola no ka wahine o ka hula iho nei. E ola ke akua o Laka i ka hula iho nei me ke aloha no. Mahalo nui ke akua o Laka. aloha no. aloha no. E ola ho'i mai.
ハワイの神様たち、そしてＬａｋａ・・・いつもありがとう・・・。
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