今日は日本のフラダンサーの皆さんに是非お伝えしておきたいことがあります。
以前にもこの話題には触れたことがありますが、今回は本当にきちんと伝えておきたいと思います。
このブログには日々多くの日本のフラダンサーの方がアクセスしてきてくれているようなので、この場を借りてハワイからの切なる思いをシェアしたいと思います。
今回は少々目をつむりたくなったり、耳をふさぎたくなったりする方もいらっしゃるかと思いますがどうか最後まで心を開いて読んでください。
・・・今回私がハワイ入りした時オアフ島はキンカメやホウラウナなど日本人が参加できるフライベントが立て続けにありました。そのためいろいろな場で日本のフラダンサーの方々の言動を目の当たりにする機会があったのです。
以前からとても気になっていたことですが、気になっていたのはどうやら私だけではなかったようです・・・。ついにハワイのフラ関係者やクムフラたちがこれらのことに関して口を開き始めました・・・。
一つ目・・・以下は某有名クムフラがレッスン後に思い余って皆に話した内容です。その話をシンプルに直訳したものです。(ここでいう某有名クムフラはクムケアラの事ではありません。)
私の話をよく聞いて、理解してください。
フラダンサーには、守るべき「フラダンサーとしてのエチケット」というものがあります。
みなさん、最近、ハワイのレストランやホテルのバーなどで、プロのミュージシャンのライブを聴きに行く機会がとても多いと思います。
そういうライブで、ミュージシャンが誰かの名前を呼んで「フラを踊ってください」と言った時、それは、ミュージシャンとその指名された人とのステージになります。
ですから、そこへ他の人が勝手に出て行って加わって踊るという事は、するものではありません。
もしライブで踊りたいなら、事前にミュージシャンに「~~を踊らせてもらいたいのですが」と、きちんとリクエストしましょう。そして、呼ばれるのを待ってから、出て行って踊ります。
ただし、リクエストしたからと言って、必ずそれに応えてくれる・フラに呼んでくれるとは限りません。その事も了承しておきましょう。
もしミュージシャンが、「次は~~を演奏するので、踊れる人はどうぞ踊ってください」と みんなに声を掛けた時、その時は遠慮せずに楽しく踊ってください。(「パパリナ・ラヒラヒ」や「カ・ウルヴェヒ・オ・ケ・カイ」などの場合が多いです)
残念な事に、最近、この「エチケット」を知らない日本のフラダンサーが、とても多いです。どうか、今この話を聞いたみなさんは、周りのフラダンサーにこの事を教えてあげてください。そして、エチケットを守って、ライブ演奏を「聴く事」、フラを「鑑賞する事」を、楽しんでください。
と言うことです。普段こんなことをいうクムではないんです。よっぽど思い余って私たちに伝えたんだと思います。
ワイキキのビーチサイドのホテルのバーやレストランでは有名なミュージシャンたちが毎日のように演奏しています。とてもありがたいことです。間近に彼らの演奏や歌を聴けることは日本に住む私たちにとっては夢みたいなことです。
そんな彼らの歌で頑張って習ってきたフラをみんなに披露したい!! 自分のダンスを見てもらいたい!という欲求にも駆り立てられるでしょう。
もしかしたら他の日本人ダンサーが踊ってるのを見て、自分も踊っていいのか?と勘違いして出ていってしまった人もいるかもしれませんね^^;
その人たちは呼ばれて踊っているのです。英語で言ってるからよく聞き取れないのかもしれませんね^^ ミュージシャンに呼ばれているのですよ^^
あ!この曲知ってるじゃん!踊ろうよ! ねえねえ、一緒に踊ろうよ!行こうよ、行こうよ! 見てみて!どう?私のフラ!素敵でしょ!
これらは今まで耳にした言葉や目にした様子です^^;
まったく同じ日本人フラダンサーとして恥ずかしい瞬間です。止めることはできません。 あ!やっちゃった~~^^; と心で思うだけです。その人が知り合いの時はますます心が痛みます。え~~知らなかったの~~?!と・・・。
同じ場にミスアロハや地元の素晴らしいダンサーやクムフラたちもいます。心得ている日本の先生もいます。みなさんは同じ場にいながら彼らの存在に気が付いていないだけです。彼らはどんなにすばらしいダンサーであっても決して自分勝手にステージには上がりません。けれど彼らは見ています。日本でフラダンスを習っている謙虚と言う言葉をしらない人のダンスを・・・。
そういう人たちが日本に帰って自分のブログやYoutube などに堂々とこれみよがしにその時の様子を語ったり、写真を載せたり、動画を載せたりしています。
そしてまた心得のない人がそれを見て、私もやりた~~~い! とハワイに来るのです。どんどん、どんどんローカルの人たちから嫌われます。そんな日本人の来るところなんてもう行かないよ!とハワイのフラの社交場のようになっているそういう場へもだんだん彼らは来なくなります。
ハワイの人たちの楽しみを奪っていく思い上がった日本人。それはあなたのことです。
もし、あなたが日本でフラの指導者としての立場の人ならどうか自分たちの生徒にも必ずこれらのことは伝えてください。
生徒の立場の皆さん。自分の先生がもしこのようなことをしている先生なら少し離れて先生のことを見てください。自分を正しい道に導いていってくれる人かどうなのかを・・・。
他には・・・こういうのもほんとはNGです。
MCの方が「次は○○○の皆さんにダンスしていただきます!」って言っているのに知っている曲だから、習ったからといってそのグループではないのに入り込んで踊っている方。たとえば同じオハナのグループだとしても自分が所属していないグループには入らない!
ん~~、わかりやすく言うと・・・私たちだと・・・たとえば・・・「PANAの皆さんにプアリリレフアを踊っていただきます!」って予めPANAでリクエストしてその時間をもらっているのに同じ系列だからと言ってJapanやUlaの生徒が断りもなく「踊っちゃおうよ!」ってはいってくるというのはあり得ないんです。
ま、過去にはこういうこともありましたね・・・^^; もう勝手に上がってきちゃった人にはイントロも始まっちゃったので仕方なく一緒に踊っていただきましたが・・・。唖然でした^^;・・・きっと英語がわからなかったんだろうなと思います^^;
とにかく、あらかじめミュージシャンと約束していないもの、その曲の始まりの時に「一緒に踊りましょう!」と誘われていないものには出ていかないこと!これだけは守っていればきっと失敗しないでしょう。
フラは本当にその人の内側を見せてくれます・・・。
いつも一番前の真ん中に立ちたがる人。でたらめなダンスを踊っていても自分がよければいい人。いつも自分自分、自分の事しか考えてない人。
それからあと・・・もう一つ・・・・。別の方から尋ねられました。
なんで最近日本人はあんなにイプヘケを買っていくの?・・・あの人たちがイプヘケでパイできるとは思えないし、実際できないの。でもそんな人でもみんなイプヘケをほしがるの。なんでなの?イプヘケ持ち歩いてると自分が有名人と思われるから?周りからすごいね~。と思われたいから?私は(または僕は)そう思ってる。・・・と言われました。
これも私も思っていました。日本のダンサーの皆さんはまだまだイプヘケのパイを学ぶ段階にはほど遠いと思います。ダンスやチャントもきちんとできていないからです。(できている方はすみません) 自分のクム(または先生)から必要!とされたときイプヘケは与えられるものです。自分の今やるべきことを見失って自欲に負けてそういう神聖なものを買いたがる人が多いように思います。
フラの楽器は飾りやインテリアではありません。自分自身であり、神とつながるための神聖なものです。
ダンスにしても、そういうことも、すべて(あれほしい~~!何なに習いた~~い!どこどこいきた~~い!あれ、やりた~い!)自分の欲を自分勝手に満たそうとすると・・・行く先が間違った方に向いていく。正しい道を進めない。
誰でも欲はありましょう。でも、それを満たすことが自分や周りのかかわる人にとって最適なのか?そして時期は最適なのか?どうかは事前によ~~く自分自身に尋ねましょう・・・。熟考しましょう。・・・それは今やることではないかもしれないですし、誤ったことかもしれませんよ・・・。それでよいのかわからないなら信頼できる人に尋ねましょう。
・・・今回はとても厳しい内容になってしましましたが・・・これらのことはすべてハワイからの声だということを忘れないでください。同じフラをするみんなと同じ日本人の私に伝えた声なんです。
気分を害した方もいるかもしれません。すみません。
ご意見はコメントの方にいただければ皆さんでこのことをシェアできるいい機会だと思います。
どうかフラを大切に続けていきたいと思った方は、今日のこの話を心にとめておいてください。そしてこのような場に出会ったらきちんとほんとのことを伝えていける人になってください。
フラはハワイアンのものです。彼らの大切な文化であり生き様です・・・。
私たち日本人が踏みにじってはいけない聖域なのだということを忘れないでください。
日本のすべてのフラシスターたちへ・・・。
だとか思いながら、金稼ぎのためにフラを教えに来るハワイのクムフラもどうかと思います。
買う方がバカなのかもしれませんけどね。
どっちもどっちになりつつあるから、とても、悲しいと思いますよ…?アンティマイキが生きていたら嘆きそう
間違った解釈しちゃった日本人に対してもだけど、その日本人の金に群がるクムに対しても
内容がすごく濃くためになりました。
フラが大好きで習った曲が流れるとやはり踊りたくなります。
その時は今の言葉を思い出します。
まずは誰のステージかな?
これはメレフラかな?
読んでいて同じフラ仲間として少し胸が痛みました。
自分自身は当然ですが、クムに対しても恥ずかしくない行動をとります。
本当にありがとうございます。
感謝U+2757U+FE0FU+1F496
ただ、自分の事を振り返ってみる必要があるとこのブログを読んで感じました。自分では謙虚な気持ちを持ち続けているつもりでいても、いつの間にか傲慢が頭をもたげている事もあります。改めて自分と向き合って、戒める事が必要だなと思っています。ありがとうございます。
日本のフラの人達に、本当に、よく読んで、よく理解して欲しい。
ミュージシャンのライヴで、まるで“メレフラ”と勘違いしているかのように、勝手に出て行って踊る人達... ライヴを聴きに行ってるのではなく、"踊りに"行っている人達...
演奏と歌を楽しみに来ているお客さんがどう感じているのか、知って欲しい。
そして、何より、ミュージシャン本人に対して失礼である事に、気付いて欲しい。
イプヘケについても、私も同じような違和感を感じています。
最近の日本の人にとっての"イプヘケ"って、"ハワイアンネーム"の感覚に似ているな、って。
経験も知識も技術も伴っていないのに、ハワイアンネームを欲しがる。時には大金を払って"買う"人もいる。
パイを習うには程遠い、又は習った事もないのに、イプヘケを持つ、たたく。イベントやホーイケでカッコがつかない、と思うのかな。
"みんながしているから"、"自分が楽しければ"、マナーの悪い事をしても大丈夫?
"みんなが持っているから"、"カッコがつくから"、意味もわからずイプヘケを持つ?
それって、本当にHULAが好きなのかな...