■H"LINKサービス終了の意味を知った

　だいぶ前ですけど、ウィルコムからどうも心当たりのない葉書が来ていました。

　「H"LINKサービスは、2014年3月31日（月）をもって終了いたします」「あなたはその終了によって弊害が伴う番号を使っているので、すぐに葉書を持って店頭に来てね」なんて事などが書かれていました。

　が、ぼくは何の事かさっぱり分からず、「いやいや普通に使えているよ、H"LINKサービスとか自分には関係ないんじゃない」と、完全放置する事、3か月。
　それが、昨晩、どういう事なのかようやく分かりました。

　ややこしい話なのですが、070-Aの主回線を機種変更した時、端末は写真のシンプルな物でした。ただ、この頃のウィルコムはW-SIMという規格を猛烈にプッシュしていて、回線が付与されるのは端末のガワではなく(ウィルコムではジャケットと呼んでいた)、中に入っているSIMに対して割り当てられている、という考え方でした。

　その証拠にオンラインで契約状況を見ると、W-SIMの型番である「●●」にプラスして「A」のように表記されていました(●●+A)。この頃のウィルコムにとっては、お客さんがどのジャケットを使っていようと、関係ない、という事だったんですね。

　その後、ぼくはスマートフォン系のジャケットを買い増しして、W-SIMを入れ替えるかたちで2つの端末(ジャケット)を使い分けていました。

　ところが、いつの頃からか、ウィルコムの考え方が変わって、番号などが付与される機器は、W-SIMではなく+Aであるジャケットの方に知らぬうちに変更されていたんです。

　で、写真にあるシンプルな端末(ジャケットである+A)がH"LINKサービスに対応したもので、これのサービスが3月いっぱいで終了、と。それで何が使えなくなるか、というと、Eメールが使えなくなるんです！

　そんな事つゆ知らず、昨晩、Eメールをやりとりするセンターへのアクセスを所用で試みたところ、どうにも繋がらない。ネットで色々調べてみたら、サービス終了のお知らせとこの端末(ジャケット)の因果関係に気が付いたのです。

　という事で、現在、このシンプルケータイは、通話とライトメール(ケータイで言うショートメール)にしか使えません。急ぎ、新しい端末に変えませんと……。嗚呼、また出費か……。

　ケータイ会社の都合って、相変わらず分かりにくいですね。

やかん