![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/9d/4a93f0a9eba0cceb9a66804445c48ee9.png)
今や名前も変わり、体制も当時とはまったく別物になり、もはやソフトバンク(ハゲ孫)の属国と成り果てた、故ウィルコム。
そのウィルコムが最盛期であった頃、とにかく財を投入して積極展開した商品に、スマートフォンの疾走りとなった『W-ZERO3シリーズ』があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/54/c411578261beb3041ee962d4097a9ef9.jpg)
細かい仕様や搭載するWindows MobileのVer.は違いますが、全機種に共通して当時としては技術の粋を結集させた稀有な端末として評判も高く、わたしもそのシリーズ内の中盤機、WS020SH『03』を永年愛用しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/45/d76720c80e47149d94741726c5069fa6.jpg)
ある時期からgoogleアカウントとのヒモ付けが可能となり、Gmailやカレンダーとの同期で、さらに優れたモバイルPCのような役割を果たしてくれ、たいそうその恩恵に預かりました。
ところが、ある事件をきっかけにその利便性が大きく損なわれる事態に追い込まれます。
それは、W-ZERO3シリーズに限らず多くの旧端末で問題になった、「インターネット上の暗号化通信で利用されているサーバ証明書の切り替え」事件です。
【サーバ証明書の切り替え事件とは】
CA/Browser Forumは、2016年1月1日以降、SHA-1証明書を発行してはならないという指針を出しています。これにより、暗号化通信を利用しているオンラインショップやインターネットバンキング等のサイトでは、SHA-1証明書からSHA-2証明書へ切り替えるケースが発生します。SHA-2証明書へ切り替えたサイトへは、SHA-2非対応の一部Y!mobileケータイからは接続ができなくなります。
この証明証切り替えに端を発し、何もPHSに限らず、ケータイ端末(ドコモ、auなど)でも多くの被害が出ました。ガラケーに顕著だったかと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/44/6703e77807dec01533dd854901e90076.jpg)
W-ZERO3もこれによりいくつかの不具合を発生させましたが、【影響を受ける機種】としてはウィルコム管轄のW-ZERO3[es](WS007SH)、Advanced/W-ZERO3[es](WS011SH)がワイモバイルのHPではピックアップされました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/2b/507016fa150ab7b16b33d1e49a56fdaf.jpg)
ただし、W-ZERO3シリーズ(WS007S、WS011SH)については搭載ブラウザのpocketIEはSHA-2対応していますが、OperaはSHA-2非対応です。
という内容で、具体的な対策、ソフトウェア更新を実施しての本影響を回避する予定リストには掲載されませんでした。
そして、このサーバ証明書の切り替え事件は、googleアカウントとの同期に於いても、エラーが出るという事態になりました。
近頃、この事に特に不便を感じ回避策はないかと、web検索しながらまた、各方面に以下の順番で問い合わせをしました(方法は様々)。
・シャープ
・マイクロソフト
・グーグル
・ワイモバイル
結論としては、今回の証明証切り替えに於ける対策の所在はワイモバイルにあるという事までは分かりました。
ただし、この先はおおよそ想像が着くと思います。
電話口での回答は、
「この件について証明証切り替えなどの対応はいたしかねます」。
W-ZERO3をお持ちの人は分かると思いますが、当時、ウィルコムはこのシリーズに宣伝に於いてどれほどの大風呂敷を拡げたでしょうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/db/6e313d72b920c105e90ca7d366b792c3.jpg)
また、実際のその能力に多くの人が反応・共感し、まだ使っている人も多いと思います。
あれだけ当時、風呂敷を拡げたにも関わらず、現体制はそれを知らないのもあってか、たいへん冷淡な対応です。
「有償でもよいから更新をお願いしたい」とも上申し、また今回のワイモバイルの対応について苦情も伝えました。
ただ、この声を一人だけが上げても効果はまったくありません。
どうか、いまだW-ZERO3を愛用している皆さま、この投稿を読まれましたら、TEL、問い合わせフォーム、FAX、eメール、どのような形でも構いません。ワイモバイルに声を上げて下さい。
悔しいですが、今のままでは完全に小さな意見として黙殺されてしまいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/b1/bf85ef2cd3a695bc54137cf3fe58accf.jpg)
SNS系でこういった体制を変えさせるキャンペーン登録サービスのようなものがありますが、今回の事は政治的・倫理的なものとは少し異なると思い、わたしはそちらは立ち上げていません。
しかし、ひょっとするとそれ程の声を上げるべき事態なのかもしれません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/79/45cc6a463c9e13804c6a1af834aca373.jpg)
ウィルコムの当時の風呂敷の拡げ具合と、その後の代替え機も用意しないでの今回の対応は、とにかくW-ZERO3シリーズを愛用する1ユーザーとしては看過出来るものではありません。
どうか共感をしていただけたら、積極的な行動、もしくはコメント欄にご意見を寄せていただければと思います。
ワイモバイルになり、正直、そこに愛はないのですが、ウィルコムとW-ZERO3シリーズ、そしてそこに使われているW-SIM。
これらは、今ではもはやない、技術者の知恵とそれを具現化させた人たちの情熱の塊の実在と思っています。
わたくし個人は、その火を消したくありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/34/7ffb3c80fc01e01ee619043241b333ea.jpg)
何卒、よろしくお願い申し上げます。
やかん
そのウィルコムが最盛期であった頃、とにかく財を投入して積極展開した商品に、スマートフォンの疾走りとなった『W-ZERO3シリーズ』があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/54/c411578261beb3041ee962d4097a9ef9.jpg)
細かい仕様や搭載するWindows MobileのVer.は違いますが、全機種に共通して当時としては技術の粋を結集させた稀有な端末として評判も高く、わたしもそのシリーズ内の中盤機、WS020SH『03』を永年愛用しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/45/d76720c80e47149d94741726c5069fa6.jpg)
ある時期からgoogleアカウントとのヒモ付けが可能となり、Gmailやカレンダーとの同期で、さらに優れたモバイルPCのような役割を果たしてくれ、たいそうその恩恵に預かりました。
ところが、ある事件をきっかけにその利便性が大きく損なわれる事態に追い込まれます。
それは、W-ZERO3シリーズに限らず多くの旧端末で問題になった、「インターネット上の暗号化通信で利用されているサーバ証明書の切り替え」事件です。
【サーバ証明書の切り替え事件とは】
CA/Browser Forumは、2016年1月1日以降、SHA-1証明書を発行してはならないという指針を出しています。これにより、暗号化通信を利用しているオンラインショップやインターネットバンキング等のサイトでは、SHA-1証明書からSHA-2証明書へ切り替えるケースが発生します。SHA-2証明書へ切り替えたサイトへは、SHA-2非対応の一部Y!mobileケータイからは接続ができなくなります。
この証明証切り替えに端を発し、何もPHSに限らず、ケータイ端末(ドコモ、auなど)でも多くの被害が出ました。ガラケーに顕著だったかと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/44/6703e77807dec01533dd854901e90076.jpg)
W-ZERO3もこれによりいくつかの不具合を発生させましたが、【影響を受ける機種】としてはウィルコム管轄のW-ZERO3[es](WS007SH)、Advanced/W-ZERO3[es](WS011SH)がワイモバイルのHPではピックアップされました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/2b/507016fa150ab7b16b33d1e49a56fdaf.jpg)
ただし、W-ZERO3シリーズ(WS007S、WS011SH)については搭載ブラウザのpocketIEはSHA-2対応していますが、OperaはSHA-2非対応です。
という内容で、具体的な対策、ソフトウェア更新を実施しての本影響を回避する予定リストには掲載されませんでした。
そして、このサーバ証明書の切り替え事件は、googleアカウントとの同期に於いても、エラーが出るという事態になりました。
近頃、この事に特に不便を感じ回避策はないかと、web検索しながらまた、各方面に以下の順番で問い合わせをしました(方法は様々)。
・シャープ
・マイクロソフト
・グーグル
・ワイモバイル
結論としては、今回の証明証切り替えに於ける対策の所在はワイモバイルにあるという事までは分かりました。
ただし、この先はおおよそ想像が着くと思います。
電話口での回答は、
「この件について証明証切り替えなどの対応はいたしかねます」。
W-ZERO3をお持ちの人は分かると思いますが、当時、ウィルコムはこのシリーズに宣伝に於いてどれほどの大風呂敷を拡げたでしょうか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/db/6e313d72b920c105e90ca7d366b792c3.jpg)
また、実際のその能力に多くの人が反応・共感し、まだ使っている人も多いと思います。
あれだけ当時、風呂敷を拡げたにも関わらず、現体制はそれを知らないのもあってか、たいへん冷淡な対応です。
「有償でもよいから更新をお願いしたい」とも上申し、また今回のワイモバイルの対応について苦情も伝えました。
ただ、この声を一人だけが上げても効果はまったくありません。
どうか、いまだW-ZERO3を愛用している皆さま、この投稿を読まれましたら、TEL、問い合わせフォーム、FAX、eメール、どのような形でも構いません。ワイモバイルに声を上げて下さい。
悔しいですが、今のままでは完全に小さな意見として黙殺されてしまいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/b1/bf85ef2cd3a695bc54137cf3fe58accf.jpg)
SNS系でこういった体制を変えさせるキャンペーン登録サービスのようなものがありますが、今回の事は政治的・倫理的なものとは少し異なると思い、わたしはそちらは立ち上げていません。
しかし、ひょっとするとそれ程の声を上げるべき事態なのかもしれません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/79/45cc6a463c9e13804c6a1af834aca373.jpg)
ウィルコムの当時の風呂敷の拡げ具合と、その後の代替え機も用意しないでの今回の対応は、とにかくW-ZERO3シリーズを愛用する1ユーザーとしては看過出来るものではありません。
どうか共感をしていただけたら、積極的な行動、もしくはコメント欄にご意見を寄せていただければと思います。
ワイモバイルになり、正直、そこに愛はないのですが、ウィルコムとW-ZERO3シリーズ、そしてそこに使われているW-SIM。
これらは、今ではもはやない、技術者の知恵とそれを具現化させた人たちの情熱の塊の実在と思っています。
わたくし個人は、その火を消したくありません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/34/7ffb3c80fc01e01ee619043241b333ea.jpg)
何卒、よろしくお願い申し上げます。
やかん