自宅で使っている空気入れが壊れて、それに関する記事が見当たらなかったのでエントリーしてみます。
まず、GIYOって今回の事で調べたら台湾のブランドなんですね。廉価だけど自転車用としてはいいポンプを多く作っているみたいで、ぼくが使っているGF-31も特別不満なく使っていました。
ところが昨年末、空気を入れようとヘッド部のレバーを操作したら「ペキッ」と、なにか内部で異音がしました。まさか、と思ったのですがやはりそれからは高圧で空気が入れられなくなり、ヘッド部からスースー空気が漏れています。内部の何か部品が破損してしまったのですね。
時期的には寒さも考えられ、経年劣化なのかどっちかは分かりません。
ひとまずヘッド部を分解してみると、写真の部品が割れていました。
役割としてはゴムリングが見えるので、ここがパッキンの役割をしていた筈なんですね。で、ここのプラスチック部がペキッ、と分割。隙間だらけになり、圧がかけられなくなったと。
素材としては普通のプラスチックではないと判断し、特殊な接着剤を使い24時間しっかり圧着固定しました。
見た目は写真の様に(これ、修理後)ぴったりくっつり漏れもないようで、元に戻して使ってみたところ、ある程度まで入るようには直ったのですがやはり、高圧になるとどこかから空気が漏れる。
仕方なく、諦めて修理方法を調べました。ところがどっこい、台湾本国のHPにはヘッド部だけの型番があるのですが、日本ではそれ程一般的な事ではないようで、部品がなかなか出てきません。
ようやく見つけたのが、写真の補修用ホース。
webでは広報写真が使われていて、どのぐらいの長さのホースなのか、とかはまったく分かりません。
しかし、直さない事にはどうしようもないですし、部品代が安かったのでダメでもいいや、と注文をしました。
次に困ったのがホースの外し方です。これについて、どこにも参考事例や資料が転がっていなく、仕方がないのでポンプ外観をジーッと見つめながら、どこから外すか考えてみました。
そうして辿り着いたのがホース根本からの交換。見ればキャップみたいなものがねじこんで固定されているじゃないですか。
ホース毎交換だからおそらくこの辺りから外すんだろう、とキャップをひねろうとしたら。
あまりに固く指ではまったく回りません。ぼく、握力やものをしめる力が普通の人よりかなり強いのに、それでも取れないんですから余程です。
プライヤーを使って、ようやくキャップを緩める事が出来ました。
おそらくどなたでも、これは作業で必要だと思います。口が大きく開いてパイプを掴めないといけないので、ペンチではダメですよ。
それでどうにかキャップを取った状態がこちら。
おっ、なんだかいけそうではないですか。この時点でまだ補修用ホースは届いていないので、しばらくこのままにしておきました。
そして、さきほど届いた補修用ホース。
思い切ってポンプ本体から壊れたホースを引っこ抜くと、
根本はこのようになっていて、入れやすいが抜けにくい構造になっています。
ホースは高圧用らしくかなり肉厚で、一瞬補修用ホースを開けた時、「間違えた」と思いましたが、元から付いているのも肉厚でした。
左のが付いてたもの。右が新品ホースの断面。
補修用ホースに固定用キャップは入っていないので、元のポンプからキャップを取り忘れないようにして、新しいホースに通して、
ポンプ根本の口にグッと射し込みます。ぼくはキャップを通し忘れて、2度ホースを引っこ抜くはめになりました。ご注意。
あとは逆の手順で、指で閉められるところまでキャップを回して、残りはプライヤーでそうっと閉めていきます。工具を使っているので、やりすぎると口金をねじ切ってしまうので、注意です。
元通りのスタイルの戻して、試しに高圧までタイアに空気を入れてみたところ、今度は入りました! バッチリですね。
という事で、どうにか新しいポンプ自体を買わずに部品交換だけでなんとかなりました。フー。
壊れたからすぐに新しい物、ってぼく嫌いなんですよね。直して使える物は、直して!
ちなみに、GF-31に最初付いているヘッドはちょっと構造が面倒で、内部の部品を変えてフレンチ/シュレッダーを切り替えます。
キャップを取って、中の部品2つの向きを変える事で、それぞれのバルブに対応します。
どちらのバルブ規格も混在して使っているので正直、面倒だったのですが、今度の補修用ホースは
このように両サイドにバルブ口があり、それぞれがフレンチ、シュレッダーになっていて、レバーが左右に動いてそれぞれを閉めます。
結果的にGF-31がより使いやすくなって、OKでした。んじゃ、自転車乗ってきますかー。
やかん
まず、GIYOって今回の事で調べたら台湾のブランドなんですね。廉価だけど自転車用としてはいいポンプを多く作っているみたいで、ぼくが使っているGF-31も特別不満なく使っていました。
ところが昨年末、空気を入れようとヘッド部のレバーを操作したら「ペキッ」と、なにか内部で異音がしました。まさか、と思ったのですがやはりそれからは高圧で空気が入れられなくなり、ヘッド部からスースー空気が漏れています。内部の何か部品が破損してしまったのですね。
時期的には寒さも考えられ、経年劣化なのかどっちかは分かりません。
ひとまずヘッド部を分解してみると、写真の部品が割れていました。
役割としてはゴムリングが見えるので、ここがパッキンの役割をしていた筈なんですね。で、ここのプラスチック部がペキッ、と分割。隙間だらけになり、圧がかけられなくなったと。
素材としては普通のプラスチックではないと判断し、特殊な接着剤を使い24時間しっかり圧着固定しました。
見た目は写真の様に(これ、修理後)ぴったりくっつり漏れもないようで、元に戻して使ってみたところ、ある程度まで入るようには直ったのですがやはり、高圧になるとどこかから空気が漏れる。
仕方なく、諦めて修理方法を調べました。ところがどっこい、台湾本国のHPにはヘッド部だけの型番があるのですが、日本ではそれ程一般的な事ではないようで、部品がなかなか出てきません。
ようやく見つけたのが、写真の補修用ホース。
webでは広報写真が使われていて、どのぐらいの長さのホースなのか、とかはまったく分かりません。
しかし、直さない事にはどうしようもないですし、部品代が安かったのでダメでもいいや、と注文をしました。
次に困ったのがホースの外し方です。これについて、どこにも参考事例や資料が転がっていなく、仕方がないのでポンプ外観をジーッと見つめながら、どこから外すか考えてみました。
そうして辿り着いたのがホース根本からの交換。見ればキャップみたいなものがねじこんで固定されているじゃないですか。
ホース毎交換だからおそらくこの辺りから外すんだろう、とキャップをひねろうとしたら。
あまりに固く指ではまったく回りません。ぼく、握力やものをしめる力が普通の人よりかなり強いのに、それでも取れないんですから余程です。
プライヤーを使って、ようやくキャップを緩める事が出来ました。
おそらくどなたでも、これは作業で必要だと思います。口が大きく開いてパイプを掴めないといけないので、ペンチではダメですよ。
それでどうにかキャップを取った状態がこちら。
おっ、なんだかいけそうではないですか。この時点でまだ補修用ホースは届いていないので、しばらくこのままにしておきました。
そして、さきほど届いた補修用ホース。
思い切ってポンプ本体から壊れたホースを引っこ抜くと、
根本はこのようになっていて、入れやすいが抜けにくい構造になっています。
ホースは高圧用らしくかなり肉厚で、一瞬補修用ホースを開けた時、「間違えた」と思いましたが、元から付いているのも肉厚でした。
左のが付いてたもの。右が新品ホースの断面。
補修用ホースに固定用キャップは入っていないので、元のポンプからキャップを取り忘れないようにして、新しいホースに通して、
ポンプ根本の口にグッと射し込みます。ぼくはキャップを通し忘れて、2度ホースを引っこ抜くはめになりました。ご注意。
あとは逆の手順で、指で閉められるところまでキャップを回して、残りはプライヤーでそうっと閉めていきます。工具を使っているので、やりすぎると口金をねじ切ってしまうので、注意です。
元通りのスタイルの戻して、試しに高圧までタイアに空気を入れてみたところ、今度は入りました! バッチリですね。
という事で、どうにか新しいポンプ自体を買わずに部品交換だけでなんとかなりました。フー。
壊れたからすぐに新しい物、ってぼく嫌いなんですよね。直して使える物は、直して!
ちなみに、GF-31に最初付いているヘッドはちょっと構造が面倒で、内部の部品を変えてフレンチ/シュレッダーを切り替えます。
キャップを取って、中の部品2つの向きを変える事で、それぞれのバルブに対応します。
どちらのバルブ規格も混在して使っているので正直、面倒だったのですが、今度の補修用ホースは
このように両サイドにバルブ口があり、それぞれがフレンチ、シュレッダーになっていて、レバーが左右に動いてそれぞれを閉めます。
結果的にGF-31がより使いやすくなって、OKでした。んじゃ、自転車乗ってきますかー。
やかん
主イエスキリストの御名を褒め称えます。
GIYOホース交換、ウェブ検索でトップにやかんさんのページに辿り着きました。
先端の締め込むパーツが紛失し、途方に暮れていたのですが、モノタロウでそれらしきホースを見つけ無事に交換できました。
ただ感謝の言葉を伝えたかった、ただのキリスト者でした。
( ∗ᵔ ᵕᵔ) ˶ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾