■110（ポケット）フィルムに挑戦す

　さすがにこれは人生初です。

　あまりよい機会ではなかったのですが、110フィルム（ワンテンフィルム、と読むらしい）を使うカメラに触れる出会いがあり。

　そのサイズ、機構、シンプルっぽさ、に一気に魅了され、ネットオークションで早速、カメラ機材を探し始めました。

　というか、そもそもとして、一時この110フィルムってのは廃番になったようで、カメラ本体は驚くほど安価で流通してたんですね。

　中古カメラ店でも、気にしていなかったのもありますが、まず目に入った記憶もありませんし。

　そういう訳で、それほど苦労せず2機のカメラ本体を手に入れました。

　ひとつは、キヤノンの110EDというもので、レンズ性能が良く写りが素晴らしい、というのでGet。

　もうひとつは、コニカのポケット400という機種で、110フィルムを知ったキッカケとなったモデルです。

　そのサイズ、軽量さ、単純機構（？）に惹かれるものがあったのです。

　そして、最近になって運良く、110フィルムを僅かですが再生産する動きもあり、なんとか新品の写真フィルムも購入できました。


　さてさて、まったく使いかたが解りません。

　フィルムは、120サイズと同じアルミ包装になっています。



　中身を見ると、このようなカートリッジに収まったフィルムが姿を表します。



　コレ自体は、トイカメラで登場の機会が多いので、見たことはありました。

　ただ、装填の仕方やローディングが謎。

　ところが、今回購入した110EDのほうは、コンプリートでの入手で、本体、ケース、専用ストロボ、取説、当時モノの写真フィルム、がすべて付いてきたのです。

　それなので、まず記念すべき110フィルム1回めは、キヤノン・110EDに装填してみました。



　やりかた、全部、ばっちり書いてありましたからね。助かったー。

　何気に、カウンターが覗き見ることができるのですね。何枚、撮れるのだろう？

　本番撮影が今から楽しみでたまりません。


やかん