E-3 ZUIKO DIGITAL ED 300mm F2.8 + EC-20
一昨日、自分のラグビーの恩師である 日本無線ラグビー部の名誉監督が逝去された。
2年前に頚椎を痛めて引退した後はずいぶんと疎遠になり、また、選手の世代交代も進み顔を出しづらくなっていた。
監督が体調を崩されているという事は聞いていたのだけれど正直な話、やつれ細ってしまった監督に会いに行くのが怖くてそのまま月日が流れて今日に至った。
本日、通夜に参列させていただいたのだけれど参列された方の数から名誉監督の人物、偉大さをあらためて噛み締めている。
そして通夜の手伝いをされたラグビー部員たちの毅然とした立ち振る舞いを評価される方が多数おられ、名誉監督の指導力に感心していただいた。
主将を務めていた時、試合に負けた悔しさと自分の不甲斐無いプレー以外で人前で泣いたことは無いのだけれど今日は涙が止まらない。
4月からラグビーを出来る環境に戻ったので元気に走り回る姿を見て頂きたかったのだけれどそれが叶わず残念でならない。
自分の宝物を失ってしまったという言葉に尽きるのだけれど監督の残された伝統あるラグビー部に復帰し、トライ王に君臨していた頃程の事は
出来ないと思うけれどラグビー部の伝統を守り、若手に技術と経験、礼儀を伝えていく事が自分の恩返しであり、使命であると思っている。
最後に、日本無線ラグビー部 創設者であり、名誉監督であらせられる「奥 敏殿」に深く哀悼の意を表します。
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