2年越しのコースで、昨年と川の流れが変わっており、
様子は随分異なって感じられる。
大鹿村役場のY氏に親切にしてもらったほか、
小屋使用料を払った女性職員は昨年と同じ人で、覚えていてくれました。
花火大会も2年連続で盛況で、かつ、山で知り合った方と
一緒に見られてよかった。
8/12は昨夜来の雨は出発時にやみ、曇り、降ったり止んだりだったが、
大聖寺平手前より大降りとなる。
<概 要>
・晴れ~雨~曇り
・小屋・避難小屋泊
・単独行
2005年
8/11
10:35塩川(車止め置き) ~11:40大鹿村役場(自転車を置かせていただく)
~予約していたタクシーで ~13:26 林道終点 ~小渋渓谷に入る~沢歩き ~
17:22小屋分岐 ~18:00広河原避難小屋 (夜大雨)
8/12
7:30~14:00大聖寺平~14:30荒川小屋
(昨夜の雨はやんだが、霧雨のような湿った中を登る。大聖寺平手前から降り出し、
尾根に出る頃から土砂降り)
8/13
5:30S~7:14荒川のコル ~9:40水場~11:20高山裏小屋~15:50小河内岳
~16:00小河内避難小屋(泊)
雨は上がったが、曇り。 小河内避難小屋を通りすぎようとしたところ、
雷とともに大雨。小屋に逃げ込み、事なきを得た。
ここの避難小屋の小屋番の方は、トレーニングに尾根を毎日走っておられるとのこと。
「走る小屋番」として知る人ぞ知る有名な方だそうです。
その後、小河内避難小屋の小屋番の方は翌年中岳避難小屋に変わり、
2014年8月中岳避難小屋を訪れ、小屋番のY氏と再会。
8/14
7:40~8:25前小河内~9:33烏帽子岳~10:35三伏峠~13:20塩川~
15:50塩川(車回収)その後大鹿村の花火大会
<詳 細>
8/11
塩川小屋下の駐車場に車止め置き
自転車で小渋渓谷の大鹿村の役場まで移動。
役場で広川原小屋使用料を払い、自転車を止めさせていただく。
車止めまで、タクシーで移動。~昨年の失敗に懲りてタクシー利用。
見覚えのあるトンネル
昨年はここまでが遠かったが、車を使えば早い。
大体同じところで写真を撮っています。
18:00 着で遅くなりました。
水を汲みに小屋の裏の川に行くと、流れが変わって様相が異なっていました。
昨年は小屋から降りるとすぐ川辺で水が汲めましたが、
河原が広がって水場までさらに歩かなければいけなくなっていました。
スズメバチの巣はありましたがハチはいないようでした。
同宿者はなく、一人で寂しいかぎりです。
夜中に雨が降り出し、大雨になりました。
バケツをひっくり返したような、とはこんなことを言うのか、と思うほどで
寝るどころではありません。
出発前快晴で、直前の天気予報で、「当分お天気が変わることはないでしょう」
とのことで出発したのにまったくあてになりません。
8/12
昨夜来の大雨は小康状態になりましたが、出かける気にもなりません。
以前、中央アルプスで出発を遅らせて天気回復した経験があるので
しばらく様子を見ていたが、小降りにはなっても回復の兆しはなく
霧雨のような中を出発。
大聖寺平
荒川小屋に到着~登山客も少ないが人がいると温かい。
今朝、広川原小屋では寒かった。
8/13
曇っていますが、雨は上がりました。~荒川小屋を振り返る
前岳~このころでも本来の頂上は崩壊してなくなり、
この標識も東に入っている、とのこと。
現在はもっと浸食が進んで登山道も危険な状態になっています。
荒川大崩壊地
高山裏小屋手前の水場~井戸川ノ頭あたりの東中腹
高山裏小屋~
このときは挨拶をしただけで9年後にお会いするとは思っていませんでした。
小河内岳頂上~突如、雷と豪雨に襲われ目の前にあった小屋に逃げ込みました。
小河内避難小屋~中には小屋番とお客さん一人しかおらず
中から私の様子を見ておられ、「危なかったなぁ」と温かく迎え入れていただきました。
快適に過ごさせていただきました。
8/14
昨日の雨がウソのように晴れました。小河内岳と避難小屋が小さく見えます。
お別れが名残惜しい思いです。
昨夜の同宿の方~見るからに恐ろしいところです。
夏そのものの空。
三伏峠小屋
今は鳥倉林道が主流ですが、
以前は塩川にバス路線があった関係で塩川小屋に下山していました。
塩川小屋手前の橋~ここで知り合った方と大鹿村の花火大会を一緒に見ました。
大鹿村花火大会~昨年に引き続き2年連続で見ることが出来ました。