単独行の山歩き(yamakuma)

「一人は危険」と言われながら、一緒に行ってくれる人がなくいつのまにか単独行が身についてしまいました。

熊野古道・小辺路(後)

2014-10-20 | 山歩き

熊野古道・小辺路(中)からの続き・・・


果無峠への登山口と道標


まるで空中都市のよう・・・。


民家の庭先です。
母屋の前で、雨にも関わらず、開け放たれていました。
十津川の人々の風流とおおらかな人柄がうかがえます。


道標が親切、丁寧に付けられています。↓ ↑


観音堂~水場とトイレがあります。




果無峠~ピンぼけは残念


熊野川~やっと晴れました


晴れると気持ちのよい道


八木尾に下山~売店がありましたが、もう廃業されているでしょう?


R168を通り、(道の駅で休憩してから)林道に入り
再び山道に入るとすぐ、三軒茶屋跡に至ります。

<ゴール>

熊野本宮大社の裏口です。
当然、表から入るものですが、疲れていたことと、
やっと着いたという安心感から気が緩んでいたのでしょう、
裏から入ってしまいました。

熊野本宮大社に参拝し、旅の無事を感謝しました。
その後、大斎原(おおゆのはら)に足を延ばしてから、バスで帰りました。

 目標の2泊3日では辿りつきませんでしたが、3泊4日でのゴールです。
テント(ツエルトで代用)・寝袋・食料を担いでますし、トレーニング不足で体力が落ちて
いますので、この程度が限界かなという感じです。
何より、十津川あたりから「もうすぐだ」という気持ちから
気が緩んでしまいました。

いつも食料に困るのですが、今回は山が低いので生米を持って行きました。
おいしく炊けましたので、やはり日本人はご飯が一番だと思いました。
(アルファ米は飽きました。)

古道歩きの間食で気に入りましたのは、森永の「甘酒」です。
フリーズドライで一杯分ずつ包装されて、
おいしく、嫌味がなく、後味も良かったです。
だいたい山に持って行ったものは嫌いになるのですが、
これはまた飲みたくなりました。

山の中を歩いている間は誰にも会いませんでした。
唯一、伯母子岳の頂上で東京から来られた方が、
護摩壇山の林道から登ってこられただけでした。
しかし、三軒茶屋跡で男性一人と、バス停でお会いしたご夫婦が
同じコースを来られたとのことでした。

 

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