中央線沿線・太刀岡山 2011.4/27

　太刀岡山は、フリークライミングのゲレンデとしても知られている。 そんな岩場の裾を登って稜線のミツバツツジを目あてに出かけて行った。
　今回は車の出番、甲府駅で他のメンバーをピックアップして登山口へ向かう。橋を渡った先が登山口、民家の間を抜けて行くと、中々の急登が続く。途中岩峰の裾を回り込むように登って行く。カニのハサミ岩なんて云う面白い形の岩峰を過ぎて登って行くとひょっこりと祠と三角点のある太刀岡山山頂に出る。標高は1,322m、山梨百名山に指定されている。すっきりとした青空とまでは行かないが、北側には茅ヶ岳から曲岳煮かけての展望も楽しめる。残念ながらお目当てのミツバツツジは、まだツボミである。今年は少し花が遅いような気がする。
　北峰には標識はなく、樹林の中で展望はない。越道(コイドと読む)峠に向かう登山道の 脇には、アケボノスミレが可愛いピンクの花を咲かせていた。峠から下に下った辺りにもピンクのすみれが咲いていて、 同じアケボノスミレかとも思ったが、どうもフイリヒナスミレではないかと思う。
　今回は、目あてのミツバツツジにはちょっとしか出合えなかったけれど、きれいピンク色のすみれに出合えて、とても満足の山行でした。
　最後は、武田神社に寄り道して、いにしえに想いを馳せたのでした。