人間の証明を読み終えて何故か山本周五郎の「樅ノ樹は残った」を読んで居る
テレビドラマ化された頃に読んだ記憶が在るが
当時は服役中でラジオで音声のみが放送されていた
狭い刑務所が故に我が輩の居房のラジオを止めても壁や窓越しに聞こえてくる
兄に差し入れを頼んだか我が輩自身で購入したかは記憶には無いが
今読んで居る山本周五郎文学全集では無かった
何処かの出版社が編集して読み易くしてアレンジした本だったと考えられる
10~40歳の30年間は檻の中・塀の中で殆ど過ごした
成人の日に祝ってやろうと姉は実家に帰って我が輩が服役中だと知った様だ
「お兄ちゃんもお姉ちゃんも居るんだから心配しないで・・・」
姉は嫁に行き兄の娘・姪の結婚式と父の通夜・兄も通夜・告別で顔を合わせて以来無沙汰
互いに連絡先を捜す必要も無いだろう
便りの無いのは無事な証しとも云う!
姉弟と雖も他家に嫁げば他人様と云う事だろうと思う
兄亡き後は我が一族との縁戚関係も断ち切った!
断ち切られたのかも知れない!
他人との交わりが我が輩は得意では無い故に独りで暮らす事は何とも思わぬ
生涯孤独で逝く時には看取られる事も無く日にちを置いて孤独死として処分されるのだろう
逝く先は無縁仏か草葉の陰だろうがピンピンコロリを目指して生きる丈生きる
誰の手も借りず世話を掛けずに寿命迄生きる
己の事が己で出来ぬ様になった時には潔く何処とかに消えるだろう
♪ 何故か想い出した此の曲「弟よ」
テレビドラマ化された頃に読んだ記憶が在るが
当時は服役中でラジオで音声のみが放送されていた
狭い刑務所が故に我が輩の居房のラジオを止めても壁や窓越しに聞こえてくる
兄に差し入れを頼んだか我が輩自身で購入したかは記憶には無いが
今読んで居る山本周五郎文学全集では無かった
何処かの出版社が編集して読み易くしてアレンジした本だったと考えられる
10~40歳の30年間は檻の中・塀の中で殆ど過ごした
成人の日に祝ってやろうと姉は実家に帰って我が輩が服役中だと知った様だ
「お兄ちゃんもお姉ちゃんも居るんだから心配しないで・・・」
姉は嫁に行き兄の娘・姪の結婚式と父の通夜・兄も通夜・告別で顔を合わせて以来無沙汰
互いに連絡先を捜す必要も無いだろう
便りの無いのは無事な証しとも云う!
姉弟と雖も他家に嫁げば他人様と云う事だろうと思う
兄亡き後は我が一族との縁戚関係も断ち切った!
断ち切られたのかも知れない!
他人との交わりが我が輩は得意では無い故に独りで暮らす事は何とも思わぬ
生涯孤独で逝く時には看取られる事も無く日にちを置いて孤独死として処分されるのだろう
逝く先は無縁仏か草葉の陰だろうがピンピンコロリを目指して生きる丈生きる
誰の手も借りず世話を掛けずに寿命迄生きる
己の事が己で出来ぬ様になった時には潔く何処とかに消えるだろう
♪ 何故か想い出した此の曲「弟よ」