愚詠礼讃
あゝ識り過ぎた罰よ!
無知である時の憩いは今は消え 三百幾席かの為に
囚われた識りたる者達には 限りない
限りない あゝ限りない 弾圧の鋒鋩ははふりかかりくる。
無知である力なき民衆を憎めと云うのか?!
牛馬的存在者を憎めと云うのか?!
明治の遺物が消えない限り 彼等は覚醒されぬまま
透明な! が確実な抑圧の腹黒電波に 汚染されて征く。
マイホーム主義の手先共は
分別不可能と云う 単純な憤りから
囚われた識りたる者に襲いかかる 彼等は知っているのか?
何時の日にか自分等の子孫に 彼等が囚われた識りたる者にやっている
其の数々の行為と同じ目にあうのを
手先は云う「俺達も貧乏だ」と そうぬけぬけと言うのだ!
貧乏とは何かも知らぬくせに!
それにしても 彼等の子孫は目醒めるだろうか? 子孫には罪はない!
が 彼等の親達の弾圧行為は 其の子孫によって償われるだろう
其の前に 親なる其の手先共は
務めて覚醒しない 決して覚醒しない
殺すか殺されるかの一歩手前の状態の 胸中に激しく響くのは
彼等に向け送る 銃弾のとびゆく音
三百幾席下の恐怖は 囚われた識りたる者の嘆きに代わる
其の嘆きは 囚われの独房で育まれ
五百幾席下の恐怖に匹敵する正義の怒りに燃え揚がる
三百幾人かの出っ張った腹黒の輩共は 短い命の残りを耽溺し
其の数の何百万倍もの脳髄かるき小羊達を埴輪にする
憐憫の情烈しく 脳髄軽き小羊達に思うとも
其の小羊達さえ 腹黒電波からの文句を借り
識り者達に罵言と粗野なテロルを浴びせかける
あゝ 生き地獄よ! 生き地獄よ!
嘆き多き日 胸に詰まり 吐き出した後の疲労と寂寥は
一碗の麦飯に癒やされ 黙する事を また一つ識る
識りたる者の挫折したとのデマゴギーは 暫時
我が足を 小さき独房を回り歩きさす
[あゝ 感嘆すべきデマゴギー!]
そう心なかで絶叫させ 其の螺旋した後の真中に 真空地帯に
化石化した仁王を想起させる
此の現存在を何時迄もとの誓いと共に
万年の筆
俺は殺人者だ。何も言えない、一言も・・・・・・。が、俺はいつもつな凶人なのか。否定する。殺人に至らしめた由来が一つなりと有る筈である。
低脳と言ってしまえば其れ迄であるが、あまりにも騙され過ぎた俺であった。・・・・・・でも、怒る事を覚えていた。
此のまま沈黙を守ったまま屍ぬのだろうか。そうだとしたら? ・・・・・・情けない事と思う。法廷で怒鳴ってやりたい衝動にかられ、かられて思って考えて・・・やり切れなくって筆を取る。あれこれ書いてみても、進歩のない全文面! 罪人には名誉など消えた。「tツウ ビィ ナット ツウビィ」繰り返し、胸に満タンとなり、一言口にでる。
此の携行となく思えてきた。人間、誰もが、ある時期が来ると悟性に目覚めると、そして、其の時期とは多大に、死期が近くでうろうろしていて、体内の血が敏感に臭いをかぎ取りによいのだ。
遅いんだ・・・・・・。やりたい事が、過多あるのを悔やみ、去って逝く。笑って去る人だって同様な筈、其の時、ちょっと我慢しているだけなのだ。其の時側に、手を握ってくれる人があれば、其の人に取って最高の幸福だろうと思うのである。
俺の場合如何なるのかな? ・・・・・・アッハハハ・・・・・・・・・まぁいいさ、運命とやらだ。せめて・・・・・・もんだな。幸福論でも、夢でも喋ってた方が無難かな。
激しく、激しく憤慨した、あの日は、もう来ない。再び、俺が燃える日が・・・・・・・・・
無知の涙 永山則夫著 河出文庫刊
1997年の執行と云う事は21年前
平成9年か?
最初の射殺事件から40年以上の間
警察留置場や東京拘置所に居たんだ
裁判中も判決後も・・・
彼が文章を書いたのは被害者遺族に印税で賠償したかったからと本人は書いている
哲学だとかプロレタリアートだとかブルジョアジー
民主主義や資本主義・共産主義・日和見主義や社会的思想教育の必要性等々
ノート10札分を全て収めた 無知の涙 を読み終わった
小学校中退の我が輩には初めてお目にかかる漢字が多く
ネットに入力するのに読めぬ文字は探せぬ故に直接手書きで探して入力した
小学校も中学もあまり好きではなかった様だが定時制高校には通ったらしい
元々勉学意識は高く強かった人物だと我が輩は思う
♪ 身から出ました錆故に~チンケなポリ公にパクられて~・・・
あゝ識り過ぎた罰よ!
無知である時の憩いは今は消え 三百幾席かの為に
囚われた識りたる者達には 限りない
限りない あゝ限りない 弾圧の鋒鋩ははふりかかりくる。
無知である力なき民衆を憎めと云うのか?!
牛馬的存在者を憎めと云うのか?!
明治の遺物が消えない限り 彼等は覚醒されぬまま
透明な! が確実な抑圧の腹黒電波に 汚染されて征く。
マイホーム主義の手先共は
分別不可能と云う 単純な憤りから
囚われた識りたる者に襲いかかる 彼等は知っているのか?
何時の日にか自分等の子孫に 彼等が囚われた識りたる者にやっている
其の数々の行為と同じ目にあうのを
手先は云う「俺達も貧乏だ」と そうぬけぬけと言うのだ!
貧乏とは何かも知らぬくせに!
それにしても 彼等の子孫は目醒めるだろうか? 子孫には罪はない!
が 彼等の親達の弾圧行為は 其の子孫によって償われるだろう
其の前に 親なる其の手先共は
務めて覚醒しない 決して覚醒しない
殺すか殺されるかの一歩手前の状態の 胸中に激しく響くのは
彼等に向け送る 銃弾のとびゆく音
三百幾席下の恐怖は 囚われた識りたる者の嘆きに代わる
其の嘆きは 囚われの独房で育まれ
五百幾席下の恐怖に匹敵する正義の怒りに燃え揚がる
三百幾人かの出っ張った腹黒の輩共は 短い命の残りを耽溺し
其の数の何百万倍もの脳髄かるき小羊達を埴輪にする
憐憫の情烈しく 脳髄軽き小羊達に思うとも
其の小羊達さえ 腹黒電波からの文句を借り
識り者達に罵言と粗野なテロルを浴びせかける
あゝ 生き地獄よ! 生き地獄よ!
嘆き多き日 胸に詰まり 吐き出した後の疲労と寂寥は
一碗の麦飯に癒やされ 黙する事を また一つ識る
識りたる者の挫折したとのデマゴギーは 暫時
我が足を 小さき独房を回り歩きさす
[あゝ 感嘆すべきデマゴギー!]
そう心なかで絶叫させ 其の螺旋した後の真中に 真空地帯に
化石化した仁王を想起させる
此の現存在を何時迄もとの誓いと共に
万年の筆
俺は殺人者だ。何も言えない、一言も・・・・・・。が、俺はいつもつな凶人なのか。否定する。殺人に至らしめた由来が一つなりと有る筈である。
低脳と言ってしまえば其れ迄であるが、あまりにも騙され過ぎた俺であった。・・・・・・でも、怒る事を覚えていた。
此のまま沈黙を守ったまま屍ぬのだろうか。そうだとしたら? ・・・・・・情けない事と思う。法廷で怒鳴ってやりたい衝動にかられ、かられて思って考えて・・・やり切れなくって筆を取る。あれこれ書いてみても、進歩のない全文面! 罪人には名誉など消えた。「tツウ ビィ ナット ツウビィ」繰り返し、胸に満タンとなり、一言口にでる。
此の携行となく思えてきた。人間、誰もが、ある時期が来ると悟性に目覚めると、そして、其の時期とは多大に、死期が近くでうろうろしていて、体内の血が敏感に臭いをかぎ取りによいのだ。
遅いんだ・・・・・・。やりたい事が、過多あるのを悔やみ、去って逝く。笑って去る人だって同様な筈、其の時、ちょっと我慢しているだけなのだ。其の時側に、手を握ってくれる人があれば、其の人に取って最高の幸福だろうと思うのである。
俺の場合如何なるのかな? ・・・・・・アッハハハ・・・・・・・・・まぁいいさ、運命とやらだ。せめて・・・・・・もんだな。幸福論でも、夢でも喋ってた方が無難かな。
激しく、激しく憤慨した、あの日は、もう来ない。再び、俺が燃える日が・・・・・・・・・
無知の涙 永山則夫著 河出文庫刊
1997年の執行と云う事は21年前
平成9年か?
最初の射殺事件から40年以上の間
警察留置場や東京拘置所に居たんだ
裁判中も判決後も・・・
彼が文章を書いたのは被害者遺族に印税で賠償したかったからと本人は書いている
哲学だとかプロレタリアートだとかブルジョアジー
民主主義や資本主義・共産主義・日和見主義や社会的思想教育の必要性等々
ノート10札分を全て収めた 無知の涙 を読み終わった
小学校中退の我が輩には初めてお目にかかる漢字が多く
ネットに入力するのに読めぬ文字は探せぬ故に直接手書きで探して入力した
小学校も中学もあまり好きではなかった様だが定時制高校には通ったらしい
元々勉学意識は高く強かった人物だと我が輩は思う
♪ 身から出ました錆故に~チンケなポリ公にパクられて~・・・