山田の案山子

日々是吉日

或る面接会場での賢い子とそうでない子の笑える話

2015年09月27日 | 本・読書
大門通りとも親不孝通りとも云う此の通り
昔は道楽者の馬鹿息子・馬鹿旦那が吉原に通った道らしい

或る面接試験会場に於ける賢い子と馬鹿な子の会話。
馬鹿な子が言った。

「面接なんて、如何したら好いか分かんないよ」
「じゃ、僕が先に受けるから其れを見て真似しなよ」
「分かった」
賢い子はそう言って面接室へと入っていった。

「失礼します」
「うん、座りたまえ」
「いいえ、大丈夫です」
「好いから座りたまえ」

「いいえ、いいえ」
「好いから」
「はい」

賢い子は、こうして席に座った。
「君はサッカーの王と云えば、誰だと思いますか?」
「昔はペレと言われていましたが、今はロナウドです」

「君は宇宙人は居ると思うかい?」
「そう言う人も居ますが、まだ科学的には解明されて居りません」
「なる程、分かりました。終わります」

続いて馬鹿な子が面接室へ。
「君、戸が開けっ放しだ。閉めたまえ」
「いいえ、大丈夫です」

「好いから閉めたまえ」
「いいえ、いいえ」
「好いから!」
「はい」

「君のお父さんの名前は?」
「昔はペレと言われていましたが、今はロナウドです」
「君は馬鹿かい?」
「そう言う人も居ますが、まだ科学的には解明されて居りません」


本当に馬鹿だったら賢い子の会話を此処迄覚えきれないと思うのだが・・・

  ♪ 馬鹿だな~馬鹿だな~騙されちゃって~


金が欲しくば資本を出せ! 資本が無ければ知恵を出せ! 知恵が無ければ汗を流せ!

2014年12月07日 | 本・読書
「わしと禅問答をしよう」
「よござんす、将軍様」
「うむ、それでは一休。わしは貧困に憂いでおる人民を助けたいが、如何する」
「はい、それは将軍様から救済金を出せばよろしいかと」
「しかしながら、幕府も金欠で、それはままならんが、如何する」

「それでは、金閣寺をおとり壊しになるのがよろしいかと」
「あれは、後世にも残る立派なものだが、如何する」
「しかしながら将軍様、何が立派なのでございましょうか。一個人の贅沢の為と、今生きている人民の為と、どちらが国の為でしょうか。確かに、素晴らしきものは人の心に大切です。しかし、政を行うもの、先ずは人々の幸福の為を願ってみるのも、また酔狂かと思います」

「わしの負けじゃ、一休」
「それでは一筆、したためてください」
「なんと書けばよい」

「はい、後世の人々に伝わるよう。例え、個人が潤うと、国が潤うと、世界は広い。貧国に憂う人いれば、例え地の果てだろうと善意を施すべき、としたためてください。さすれば将軍様の名は金閣寺よりも人々の語り草になるでしょう」

「一休にはかなわぬ」
 将軍は名前に一休としたためた。


政党交付金や文書通信交通滞在費や年2回の期末手当?
選挙中の候補者も当選すれば3週間満たずで歳費と期末手当は満額受給?
落選でも退職金が貰える?

皇室の資産・財産は戦後国有化され皇室は7億ほどの金を税金から受給している?
高額な生活保護受給者とも言えるのでは・・・?
学習院を中途退学してキリスト教大学に留学? 
国民の税金で? 天皇家は神道では?
皇太子家の娘は夜更かしで遅刻や休学が多いとか? 
親の背を見て子供は育つ? 全くだ!

今上天皇皇后にモノ言う積もりは全くないが・・・
次の世代を憂う
妃殿下と書いたり言ったりを見聞きしないが・・・
日本人は天皇家が大好きなのだろう
皇居は連日満員だそうだ

上に立つ者は下々の現実を見極める必要がある!
日銀の金融緩和が相場を上げたかも知れないが円安に歯止めが利かない
年末に入って軒並みに値上げラッシュ?

食料のみならず燃料も輸入頼みの日本
メタンハイドレードの早期実用化を期待する
アメリカがシェールガス産出で世界一の燃料国になる?
中東の原油は過去の産物になるのか?

将来の子供達に借金を残さない政治?
ムーディーズの国債格付けでランクを下げた理由は消費税率引き上げの先送り?
自公政権が潰れれば消費税率引き上げは白紙撤回出来るのだろうか?

議員定数削減と歳費削減や政党交付金や文書通信交通滞在費も廃止出来るのか?
兵庫県議は文書通信交通滞在費で切手を大量に購入し売り捌いていたらしい
詐欺罪で刑事告訴されるそうだが・・・
国会でも同じ事が行われているような気がする
何の為に高い歳費や期末手当を貰っているのか?
当選する候補者も落選する候補者もイイ正月を迎えられる事だろう

誰にでも思い通りにいかない時がある川の流れに淵や瀬が在るように・・・

2014年12月06日 | 本・読書
行水にも淵瀬あり、人の世に窮達なからめやは。
  『さをのしづく』 樋口 一葉

 「川にも緩やかな場所(淵)や流れの急な場所(瀬)があるのだから、人生にも、うまくいく時もあれば、うまくいかない時もある。だから頑張れ」と云う人生の教訓を表している。

 この言葉を残した樋口一葉は、短いながらも波乱万丈の人生を送った。人生は山あり谷あり。苦しい事があったとしても耐え忍ぼうと云う強い意志が感じられる。
 自分の人生は、順調だろうか? それとも、あまり良くない時だろうか?


良い流れは必ずやってくる!
 学業や仕事、または恋愛などで、誰にもうまくいかない時期はあるだろう。生まれてから死ぬまで、ずっと順調に成功をし続けている人はまずいないだろう。傍から見れば順調そうな人にも必ず悩みがあり、落ち込む時期もある筈だ。

 これらの現象は「運気の上昇・下降」が一因かも知れない。本心からは信じたくはないが現実にあるような気もする。

 人の行動には完璧や絶対などはない。世の中に失敗のない人間はいないだろう。しかし、その失敗がずっと続くとは思えない。川の流れのように必ず挽回出来る好い流れの時期がやってくる。「春の来ない冬はない」と云うように!

 自分が若し、調子の悪い時期を過ごしているのなら、今はグッと我慢の時。流れが悪い時は、それを受け入れる事も大切。たまたま時期が悪いだけだろうと焦る必要はない。焦って何かをしようとしても失敗してしまう事の方が多いだろう。落ち着いて、前向きな気持ちで毎日を過ごすことだ。そうすれば、必ず自分にとって良い流れがやって来る。


次の流れの準備は怠らずに!
 「人生の中で何をやってもうまくいく時がある。その時は必ず、うまくいかなくなった時の為に準備をしなさい」と云う。良い流れに乗っている時こそ、お金を蓄え、恩義を大切にし、自分を高める勉強を欠かさない事が大切なのだ。

 若し次に流れの悪い時期が来たとしても「準備をしていたから、これくらいの被害で済んだ」と思えるのではないだろうか。「思える」のではなく実際に準備をしたおかげかも知れない。

 そんな時期をじっと耐える気持ちの余裕も生まれる事だろう。しっかりと備えておけば、乗り切れない筈はないのだから。人生はイソップ童話にある「アリとキリギリス」に似ているのかも知れない。


  ♪ 人生に淵瀬あり! 川の流れのように・・・





「無意味な一日」をなくそう! 一日一日を成長のきっかけにしよう!

2014年12月05日 | 本・読書
一日生きることは、一歩進むことでありたい。
   湯川 秀樹

 「自分は怠けがちな性格だから、そこまで真面目に生きられない・・・」などと弱気になっている人もいるだろう。そのような人でも心掛け次第で「一歩進む」ことが出来る。前進の無い「無意味な一日」を少しでも減らせれば、それだけでも成長なのだろう。

 例えば読書や運動など、一日ほんの十分でも構わない。それを実行出来た日は「無意味な一日」ではなくなる。そしてその、一日一日の積み重ねが大切なのだ。

 前進しなければ成長出来ないどころか、逆に衰えてしまうことすら有り得る。前進し続ければ、いつか自分の夢や目標にも到達出来る筈。
 
 先ずはその第一歩を踏み出すことから始めてみよう。


  ♪幸せは歩いて来ないだから歩いて行くんだね。一日一歩三日で三歩、三歩進んで二歩下がっちゃいけない! O(@_@)o

自分を磨く為には困難にも挑戦すべし! 自分に甘い選択ばかりは駄目!

2014年12月04日 | 本・読書
願わくば我に七難八苦を与えたまえ!
   山中 幸盛   (山中鹿介)

 ダイエットになかなか成功しないと云う人の中には、ダイエット方法を取っ替え引っ替え試している人が多いと聞く。しかし、どんな方法でもダイエットが成功しないと云う人は注意が必要だ。最大の敵は自分の中にあるのかも知れない。

 ダイエットが失敗に終わる人には「先週ずっと運動したから、今日は砂糖いっぱいのお菓子もオーケー」だとか「昨日ちょっと運動したから、今日はお休み」等と考え方の人が多いのではないだろうか?

 それは総て自分の甘え! 甘えはどんどんエスカレートしていき、最後は「我慢しない方がよっぽど健康」等と都合の好い考え方に陥ってしまいがちだ。

 目標をなかなか達成出来ないと云う人は、自分に対して厳しさを持たなくてはならない。現代を生きる我々には、なにも戦国時代の武将ほどの覚悟は要らない。「七難八苦」と云わず、ほんのちょっとの我慢だけで好い。きっと理想の自分に近付ける筈!

自分を磨く為には困難にも挑戦すべし!

2014年12月03日 | 本・読書
一事を必ず成さんと思はば、他の事の破るるをも傷むべからず。
人の嘲りをも恥づべからず。
万事に換へずしては、一の大事成るべからず。

  『徒然草』 吉田 兼好

 社会人に成ったばかりと云う若者達から「学生時代に比べて時間が足りなくなった」と云う話をよく耳にする。確かに社会に出ると自分の為の時間がなかなか取り難くなるかも知れない。

 それを「大事な時間を失った」と感じる若者もいる事だろう。しかし、何かを犠牲にしないと手に入れられないモノは沢山ある。中には失う事を嫌がるあまり、それ以上に色々なモノを失ってしまう若者も多いようだ。


大切な何かを手に入れている筈!
 「一つの事を成し遂げようと思ったのであれば、あらゆる事を引き換えにしなければ大きな事は成し遂げられない」と云うのが大意なのだ。

 前述の例えで云えば社会人に成ってからの生活は、時間が足りなくなっただけだろうか? 実際は生甲斐や新しい人間関係など、数多くのモノを代わりに手に入れているのではないだろうか?

 何かを得る為には、何かを失う事も必要だと思えば、失う事を過剰に恐れずに済むだろう。

プレッシャーは誰でも感じる!

2014年12月02日 | 本・読書
プレッシャーを避けて通ろうなんて本当に馬鹿げてるなぁと思いますよね。
それに立ち向かわなきゃいけないし、それでクリアしないと何かを越えられない。

  イチロー

 精神的な重圧であるプレッシャーの主な原因は「絶対に失敗してはいけない」と云うストレスだと言われている。プレッシャーを感じない人は殆どいないと言って好いだろう。大舞台に慣れたスポーツ選手でさえ、ここぞと云う時にはプレッシャーを感じてしまうものなのだ。

 アメリカ・メジャーリーグで10年連続200本安打(2001~2010年)の大記録を持つイチロー選手でさえ、重大なプレッシャーからは逃れられないと語っている。


プレッシャーは成長のチャンス!
 しかし、イチロー選手はプレッシャーの辛さは勿論あるけれど、それをクリアしてこそ超えられる何かがある、とプレッシャーがプラスに働く効果についても語っている。

 プレッシャーは誰でも感じるもので、コントロールが困難だと云うことは好くわかる。ただ、その受け止め方は人それぞれ。プレッシャーを逆に楽しむと云う人もいれば、プレッシャーに押しつぶされて普段の力が発揮出来なくなってしまう人もいる。実際は、ありのままに受け入れる以外ない。

 プレッシャーを乗り越えることで得られるものは確実にある。プレッシャーに打ち勝った時の達成感を想像して、前向きに立ち向かっていこう。


日本に戻ってプレーする気はないが野球は続けたいと云うイチロー選手
来年度の去就が気になる
1シーズンでも長く野球とプレッシャーを楽しんでもらいたい

世の人は我を何とも云わば言え! 笑わば笑え! 唯我独尊 我が道を生きる!

2014年12月01日 | 本・読書
世の人は我を何とも云わば言え我が為す事は我のみぞ知る
   坂本 龍馬

 目指すべき目標がある人は日々それに向かって精進するのみ! などと人生スムーズに走ることが出来れば好いが、そうはいかないケースが多い。人生の道のりは様々な障害が待ち構えていることは当然考えられる。

 中には途方もないと思われる夢を打ち明けた人間に対して「そんな事は出来る筈がない」と否定する人間がいるかも知れない。悲しいことに、邪魔をしようとまで考える人間がいたりもする。しかし、そんな否定には耳を傾ける必要はない。


時には唯我独尊の気持ちで夢に向かうことも必要!
 目標までの障害をはねのける為には、時には唯我独尊の気持ちも大切だ。他人からの嫌な言葉や妨害をまともに受け入れていてはゴールする時間が遅れてしまう。そんな “雑音” は無視して自分の出来る事を着実に進めていけば好い。

 夢の為なら、誰かに笑われたとて構わない。自分を信じて必ず夢が叶うと思い続け、輝かしい未来を想像しながら今を精一杯生きれば好い!

大切な人の幸福を考えることが自分の幸福につながる!

2014年11月30日 | 本・読書
一生の間に一人の人間でも幸福にすることが出来れば自分の幸福なのだ。
  『一人の幸福』  川端 康成

 あまり知られていないことかも知れないが、川端康成は幼少期から何度も近親者の不幸に見舞われていたそうだ。親族の家を転々とし「葬式の名人」と揶揄されたこともあったそうだ。

 しかし、そんな少年時代から彼は作家になることを志し16歳の頃には新聞や雑誌に作品を投稿するようになった。幸福な少年時代とはとても言えないが、辛い境遇の中でも創作活動に幸福を見出していたのかも知れない。

 やがて彼の夢は結実し、小説家として文壇デビュー。晩年にはノーベル文学賞を受賞し、世界的にも認められる文豪となった。


「自分以外の人の幸福」も自分の幸福!?
 幸福の理由を自分だけに求めると、自分自身が幸福を実感出来ない限り、自分は幸福になれない。自分の幸福の理由を別の人、其のまた別の人に求めたら? ひとりだけの時よりも二倍三倍、幸福を得られるようになるだろう。

 例えば、恋人や結婚相手、自分の子供など自分以外の大切な人の幸福を考える時間はとても充実感があるのでは・・・・・・? 自分が大切にしたい人の幸福を考え、実現してあげたいと云う気持ち。そんな気持ちを大切にすることが、自分自身の幸福につながるのだろう。

人生はつくるもの必然の姿などと云うものはない!

2014年11月29日 | 本・読書
人生はつくるものだ。必然の姿などと云うものはない。
 『教祖の文学』 坂口安吾

 日常の生活は退屈ではなかろうか? 例えば毎日同じ道順で学校や会社に行き、いつも通りの生活。そんな日常生活を退屈だと感じてしまうことはないだろうか?

 此の退屈だと思う感情、実は自分自身の気持ちの所為で招いているのだとしたら、どうだろう。自身の考え方を少し切り替えるだけで人生が退屈とは無縁の楽しいものになるとしたら・・・?


ちょっとした心構えで毎日は大きく変わる
 昭和初期に活躍した小説家・坂口安吾。彼が戦後直ぐに発表した「堕落論」は、戦時中に美徳とされていた武士道などの考え方を否定するショッキングな内容だった。

 彼はそれまで信じていた考え方が崩壊し敗戦のショックに苦しむ人々に、例え「堕落」したとしても力強く生きるべきだと訴えたのだ。評論文『教祖の文学』では、約束事や先例に捕らわれがちな人々に対して「人生はつくるものだ」とも諭している。

 日々の生活を退屈に思うのは、日常を代わり映えのしないレールのように考えているのではないだろうか。しかし実際は、全く同じ日が続くことは有り得ない。

 過去を打破したいのならば、例えば普段使わない道を敢えて通勤・通学に選択してみるのも好かろう。新しいお店を見つけられる等の新たな出会いがあるかも知れない。これまで食べたことのないものに挑戦してみるのも好い。

 どんなに些細なことでも、日常に新しい試みを取り入れれば、毎日を新鮮な感覚で過ごすことが出来る筈。